国際情報

韓国の反日トッポギ店「グッバイ安倍」が閉店していた

韓国の反日運動の現状は?

 戦後71年目の夏を前にして、再び韓国の「抗日」、「反日」が目立ってきた。昨年12月28日、日韓両政府は慰安婦問題の「最終的かつ不可逆的な解決」を表明。慰安婦問題は過去のものとなったはずだったが、やはり現実は違った。

「日韓合意では、在ソウル日本大使館前に不法に設置された慰安婦像について、韓国政府は“適切に解決されるよう努力する”と述べた。だが、結局いまだに撤去されていない。それどころか、慰安婦問題をあげつらった反日活動は盛り上がる一方です」(在韓ジャーナリスト)

 6月29日にはソウル市中心部に近い韓国統監官邸跡地で、旧日本軍の慰安婦被害者を追悼する公園「慰安婦の記憶の場」の起工式が開かれた。日韓合意に反対する「韓国挺身隊問題対策協議会」などの市民団体が計画したもので、ソウル市が敷地を提供。8月15日の光復節(日本統治からの解放記念日)の開園を目指している。

 起工式には、元慰安婦のほか、来年の大統領選の有力候補といわれる朴元淳ソウル市長も出席した。男性書道家が〈記憶されない歴史は繰り返される。日本軍慰安婦・記憶の場〉と横断幕にハングルで大書きし、〈日本軍〉の文字に「×印」をつけるパフォーマンスをすると、来場者から万雷の拍手が巻き起こった。

 反日思想は根深いのか、市民レベルでも過激な振る舞いが目立っている。今年3月にはチマチョゴリ姿の若い女性モデルが、軍帽を被った昭和天皇の生首を模した人形を持ち上げた画像をネット上に公開した。

 鮮血がしたたるショッキングな画像で、現在は削除されているが、「日本兵たちは逆らった少女の首を切り落とし沸騰した鍋に入れ、水のように他の少女たちに飲ませた」というメッセージが添えられていた。前出のジャーナリストがいう。

「彼女は反日活動家というわけではなく、ただのモデルです。眉をひそめる人もいましたが、韓国では賛辞のコメントも集まりました」

関連記事

トピックス

鮮やかなロイヤルブルーのワンピースで登場された佳子さま(写真/共同通信社)
佳子さま、国スポ閉会式での「クッキリ服」 皇室のドレスコードでは、どう位置づけられるのか? 皇室解説者は「ご自身がお考えになって選ばれたと思います」と分析
週刊ポスト
松田烈被告
「テレビ通話をつなげて…」性的暴行を“実行役”に指示した松田烈被告(27)、元交際相手への卑劣すぎる一連の犯行内容「下水の点検を装って侵入」【初公判】
NEWSポストセブン
Aさんの左手に彫られたタトゥー。
《10歳女児の身体中に刺青が…》「14歳の女子中学生に彫られた」ある児童養護施設で起きた“子供同士のトラブル” 職員は気づかず2ヶ月放置か
NEWSポストセブン
会談に臨む自民党の高市早苗総裁(時事通信フォト)
《高市早苗総裁と参政党の接近》自民党が重視すべきは本当に「岩盤保守層」か? 亡くなった“神奈川のドン”の憂い
NEWSポストセブン
知床半島でヒグマが大量出没(時事通信フォト)
《現地ルポ》知床半島でヒグマを駆除するレンジャーたちが見た「壮絶現場」 市街地各所に大量出没、1年に185頭を処分…「人間の世界がクマに制圧されかけている」
週刊ポスト
連覇を狙う大の里に黄信号か(時事通信フォト)
《大相撲ロンドン公演で大の里がピンチ?》ロンドン巡業の翌場所に東西横綱や若貴&曙が散々な成績になった“34年前の悪夢”「人気力士の疲労は相当なもの」との指摘も
週刊ポスト
お騒がせインフルエンサーのボニー・ブルー(インスタグラムより)
「バスの車体が不自然に揺れ続ける」“タダで行為できます”金髪美女インフルエンサー(26)が乱倫バスツアーにかけた巨額の費用「価値は十分あった」
NEWSポストセブン
イベント出演辞退を連発している米倉涼子。
《長引く捜査》「ネットドラマでさえ扱いに困る」“マトリガサ入れ報道”米倉涼子はこの先どうなる? 元東京地検公安部長が指摘する「宙ぶらりんがずっと続く可能性」
アドヴァ・ラヴィ容疑者(Instagramより)
「性的被害を告発するとの脅しも…」アメリカ美女モデル(27)がマッチングアプリで高齢男性に“ロマンス”装い窃盗、高級住宅街で10件超の被害【LA保安局が異例の投稿】
NEWSポストセブン
部下と“ラブホ密会”が報じられた前橋市の小川晶市長(時事通信フォト・目撃者提供)
《ラブホ通い詰め問題でも続投》キリッとした目元と蠱惑的な口元…卒アル写真で見えた小川晶市長の“平成の女子高生”時代、同級生が明かす「市長のルーツ」も
NEWSポストセブン
韓国の人気女性ライバー(24)が50代男性のファンから殺害される事件が起きた(Instagramより)
「車に強引に引きずり込んで…」「遺体には多数のアザと首を絞められた痕」韓国・人気女性ライバー(24)殺害、50代男性“VIPファン”による配信30分後の凶行
NEWSポストセブン
本拠地で大活躍を見せた大谷翔平と、妻の真美子さん
《真美子さんと娘が待つスイートルームに直行》大谷翔平が試合後に見せた満面の笑み、アップ中も「スタンドに笑顔で手を振って…」本拠地で見られる“家族の絆”
NEWSポストセブン