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2016.07.15 16:00  女性セブン

宅急便の父に迫ったノンフィクション 著者が明かす裏側

 特に真理さんの破天荒な一面が浮かび上がった。真理さんは、名門お嬢様学校の雙葉高校を卒業後、ハワイに留学して、現地で知り合った日本人男性と結婚したが、5年後に離婚。30才で実家に出戻り、ヤマトの子会社に就職した。会社員にもかかわらず、自由奔放な行動をよくしていたため、上司に諫められることもしばしばだった。仕事が終わると街に出かけ、夜遊びを繰り返した。

 そんな真理さんを小倉さんは一度も責めることはなかった。それどころか、注意した上司を小倉さんが怒るというようなこともあったという。

「そんな家庭の状況に妻の玲子さんは胸を痛めていました。周囲から冷たい声も浴びせられ、そのストレスで狭心症を患ってしまったんです。さらにアルコール依存症にまでなってしまいました。結婚当初は、コップ1杯のビールで赤くなっていた人なのに。これは、どうやら私の疑問の答えは、家族にあるのではないかと思うようになりました。

 これまでまったく表に出なかった内容ばかりだったので、ご家族に取材できないとノンフィクションとして成立するのが難しいなと思いました。

 玲子さんは亡くなっているので、真理さんと康嗣さんに直接話を聞かないといけないと思い、さまざまなルートでお願いをしました。結局、ネットで康嗣さんの名前を見つけて、連絡を取り、真理さんにも取材ができました」(森さん)

※女性セブン2016年7月28日号

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