国内

30代以上女性の37.5%に親友なし 親友の作り方とは

 学生時代に「ずっと友達だよね」と言っていたクラスメートとちゃんと連絡をとっているだろうか。毎日のようにLINEで交流している仕事仲間やママ友は、真の友達なのだろうか──。そこで、30代以上の女性200人に「親友」と呼べる人が何人いるのか、アンケートを実施したところ、意外な結果となった。

 全国の30才から69才の女性200人を対象にインターネットでアンケートを実施(実施期間は7月5日から3日間、調査機関:カクワーズ)。「あなたは現在、『親友』と呼べる人が何人いますか?」と質問をしたところ、「0人」という回答が37.5%でトップ、続いて「2人」が21.0%、「1人」が17.5%、「3人」が15.5%、「4人」が5.5%だった。

 さらに「0人」と答えた人を対象に「あなたは、今後、『親友』と呼べる友人が欲しいと思いますか?」との質問をすると、53.4%が「欲しくない」、13.3%が「まったく欲しくない」と回答。「欲しい」は32.0%で、「非常に欲しい」は1.3%だった。「欲しくない」と答えた女性からはこんな意見が出ていた。

「友人をランク付けしたくない」(40代)
「結婚、出産して、昔の親友と呼べた友達は疎遠に。今は子供を中心としたママ友的なお友達ばかり。じっくりつきあう気にならない」(40代)

 ちなみに、親友は意識してつくることができるのだろうか? 『期待に応えない生き方』(パブラボ刊)著者で、心理カウンセラーの石原加受子さんは、親友のつくり方をこう語る。

「相手に合わせて満足してもらおうとする人に親友はつくれません。自分を出さないと、深い人間関係を築けないからです。

 自分を出さない人は相手によって、距離感を変えます。例えば、Aさんはすごく気が合うから、心を70%開いた距離感で、Bさんは苦手だから10%くらいの距離感で行こう――そう考えてしまいます。

 相手に合わせていると、相手は自分と気が合うと思って、ぐいぐい距離感を縮めてきます。それがやがてつらくなります。だから、親友ができにくい。自分の欠点や弱いところを言って、それを受け入れてくれる友達が親友だと思います。この人だなと思ったら、勇気を出して“裸”になる。それで、その人に引かれてしまったら、『それまでの関係だった』と割り切っていいと思います」

※女性セブン2016年8月4日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

元通訳の水谷氏には追起訴の可能性も出てきた
【明らかになった水原一平容疑者の手口】大谷翔平の口座を第三者の目が及ばないように工作か 仲介した仕事でのピンハネ疑惑も
女性セブン
文房具店「Paper Plant」内で取材を受けてくれたフリーディアさん
《タレント・元こずえ鈴が華麗なる転身》LA在住「ドジャー・スタジアム」近隣でショップ経営「大谷選手の入団後はお客さんがたくさん来るようになりました」
NEWSポストセブン
日本テレビの杉野真実アナウンサー(本人のインスタグラムより)
【凄いリップサービス】森喜朗元総理が日テレ人気女子アナの結婚披露宴で大放言「ずいぶん政治家も紹介した」
NEWSポストセブン
歌う中森明菜
《独占告白》中森明菜と“36年絶縁”の実兄が語る「家族断絶」とエール、「いまこそ伝えたいことが山ほどある」
女性セブン
伊勢ヶ濱部屋に転籍した元白鵬の宮城野親方
元・白鵬の宮城野部屋を伊勢ヶ濱部屋が“吸収”で何が起きる? 二子山部屋の元おかみ・藤田紀子さんが語る「ちゃんこ」「力士が寝る場所」の意外な変化
NEWSポストセブン
大谷翔平と妻の真美子さん(時事通信フォト、ドジャースのインスタグラムより)
《真美子さんの献身》大谷翔平が進めていた「水原離れ」 描いていた“新生活”と変化したファッションセンス
NEWSポストセブン
羽生結弦の元妻・末延麻裕子がテレビ出演
《離婚後初めて》羽生結弦の元妻・末延麻裕子さんがTV生出演 饒舌なトークを披露も唯一口を閉ざした話題
女性セブン
古手川祐子
《独占》事実上の“引退状態”にある古手川祐子、娘が語る“意外な今”「気力も体力も衰えてしまったみたいで…」
女性セブン
今年の1月に50歳を迎えた高橋由美子
《高橋由美子が“抱えられて大泥酔”した歌舞伎町の夜》元正統派アイドルがしなだれ「はしご酒場放浪11時間」介抱する男
NEWSポストセブン
ドジャース・大谷翔平選手、元通訳の水原一平容疑者
《真美子さんを守る》水原一平氏の“最後の悪あがき”を拒否した大谷翔平 直前に見せていた「ホテルでの覚悟溢れる行動」
NEWSポストセブン
STAP細胞騒動から10年
【全文公開】STAP細胞騒動の小保方晴子さん、昨年ひそかに結婚していた お相手は同い年の「最大の理解者」
女性セブン
逮捕された十枝内容疑者
《青森県七戸町で死体遺棄》愛車は「赤いチェイサー」逮捕の運送会社代表、親戚で愛人関係にある女性らと元従業員を……近隣住民が感じた「殺意」
NEWSポストセブン