芸能

「65歳以上の不倫」をOKに 月亭可朝が呼びかけ

シニア不倫に容認求める声も

 建前と本音がかい離しすぎて、どうしてもうまくゆかない問題がある。英国の「EU離脱投票」を見習って、日本の大問題も国民投票で決めてしまおうという『週刊ポスト』の特集から、落語家の月亭可朝がシニアの不倫を合法にすべきか否かについて発議する。

 * * *
 昔の人は嫁さんしか抱かん男のことを「軽石」と呼んどったんですわ。軽石はかかとの汚れをこすって取る。“カカ(嫁)とするだけ(かかと擦るだけ)”の男をバカにしてたわけですわ。そういう昔の男からすれば、不倫のどこが悪い、という思いがあるわけや。

 自慢にはならんけど、ワシは不倫絡みで逮捕されとるからね(2008年)。ワシに嫁がいて、相手にも亭主がいて、何年も付き合ってた。ところが、2日間で十数回電話して手紙を書いたらストーカー行為で逮捕や。当時、ワシは70歳やで。行き過ぎた行為やったけど、“元気ジジイ”ということで、少しくらい称えてほしかったわな。

 ところが、世の中逆や。逮捕された時は、そりゃ叩かれたで。

 取材でコメント求められて、「♪可朝は7年間不倫してきてその結果~警察に御用やで~♪」と『嘆きのボイン』のメロディに乗せて歌ったら、“不謹慎”やとマスコミからバッシングや。警察も世間が飛びつく事件やいうて大きく広報しまんねん。

 ただ、その後、あるプロダクションの社長から「可朝さんは我々シニアの鑑や」といわれた。心の中ではそう思ってくれてた年寄りもおりましたんや。

 今のシニア世代は、仕事もしてきたけど、男女の関係でもいろいろと自由に経験をしてきた。その勢いのまま気が付いたらシニアになってしもたんやから、少しくらい不倫にのめり込んでも仕方がないんと違うかな。その積極性が世の中を明るく、元気にしている面も理解してもらいたいねん。

 このあいだ滋賀で年寄り相手の講演の依頼があって、主催者から「あの話をぜひしてください」といわれた。不倫の話ですわ。「年寄りやから恋愛はもう卒業したとみんな思っているけど、そんなことはないと激励してやってください」というわけや。

 だから、「不倫でもええから恋愛をやりなはれ。そうすれば体の中から薬局で売ってないようなホルモンが滲み出て、若返る。それが一番の元気の素や」という話をしたんです。客席はみんなうなずいてましたわ。

 65歳を超えたら不倫は合法にしたらええ。それでシニアが元気になれば、医療費だって軽減されるわけや。正面から国民に問うてもらわれへんやろか。

※週刊ポスト2016年8月5日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

秋篠宮家の次女・佳子さま(時事通信フォト)
《不敬どころの騒ぎじゃない》秋篠宮家・佳子さまも被害に…AIを用いた性的画像の被害が世界的問題に 専門家が指摘「男女問わず人権侵害」
NEWSポストセブン
炭火焼肉店「ギュウトピア」
《焼肉店の倒産件数が過去最多》逆風のなか格安スーパー【ロピア】が仕掛ける「コスパ焼肉店」とは?「1309円ランチ」の中身
NEWSポストセブン
実業家の宮崎麗香
《もう家族でハワイに行けない…》“1.5億円の脱税疑惑”の宮崎麗果、“ESTA取得困難”で恒例の「セレブ旅行」は断念か SNSで「深い反省」示す
NEWSポストセブン
元子役のパイパー・ロッケル(Instagramより)
「1日で4億円を荒稼ぎ」米・元人気子役(18)が「セクシーなランジェリー姿で…」有料コンテンツを販売して批判殺到、欧米社会では危機感を覚える層も
NEWSポストセブン
観音駅に停車する銚子電気鉄道3000形車両(元伊予鉄道700系)(時事通信フォト)
”ぬれ煎餅の奇跡”で窮状を脱した銚子電鉄を悩ませる「米価高騰」 電車を走らせ続けるために続ける試行錯誤
NEWSポストセブン
元旦に離婚を発表した吉岡美穂とIZAM(左・時事通信フォト)
《3児の母・吉岡美穂がIZAMと離婚》夫のために「“鬼嫁キャラ”を受け入れた妻の想い」離縁後の元夫婦の現在
NEWSポストセブン
イスラム組織ハマスの元人質ロミ・ゴネンさん(イスラエル大使館のXより)
「15人ほどが群がり、私の服を引き裂いた」「私はこの男の性奴隷になった…」ハマスの元人質女性(25)が明かした監禁中の“惨状”
NEWSポストセブン
2026年1月2日、皇居で行われた「新年一般参賀」での佳子さま(時事通信フォト)
《礼装では珍しい》佳子さまが新年一般参賀で着用、ウエストまわりに“ガーリー”なワンポイント 愛子さまは「正統的なリンクコーデ」を披露
NEWSポストセブン
中国出身の女性インフルエンサー・Umiさん(TikTokより)
〈抜群のスタイルとルックスが一変…〉中国人美女インフルエンサーが示唆していた「潘親方(特殊詐欺グループのボス)」との“特別な関係”とは《薬物検査で深刻な陽性反応》
NEWSポストセブン
立川志らく氏(左)と貴乃花光司氏が語り合う
【対談・貴乃花光司氏×立川志らく氏】新大関・安青錦に問われるものとは?「自分の相撲を貫かなければ勝てません」“師匠に恵まれた”ことも一つの運
週刊ポスト
SNS上で拡散されている動画(Xより)
「“いじめ動画”関係者は始業式に不参加」「学校に一般の方が…」加害生徒の個人情報が拡散、YouTuberが自宅突撃も 県教委は「命にかかわる事態になりかねない」《栃木県》
NEWSポストセブン
女優・羽野晶紀と和泉元彌の母の節子さん(右・時事通信フォト)
《女優・羽野晶紀“嫁姑騒動”から24年目 の異変》元日に公開された和泉節子さんとの写真から伝わる「現在の距離感」
NEWSポストセブン