ライフ

ウルトラマン放送開始50周年 親子で携わるテレビマンの秘話

確かに顔が似ている! (C)円谷プロ

 今年はウルトラマンの放送開始50周年だ。それを記念して、「サンシャインシティ」では、「ウルトラマンフェスティバル2016」が開かれいている。責任者は、「ウルトラマン生みの親のひとり」と言われる人の息子だ。大人力コラムニスト・石原壮一郎氏がレポートする。

 * * *
 ウルトラマンが光の国からぼくらのために来てくれたのは、1966(昭和41)年のこと。今年はウルトラマンシリーズ放送開始50年となる節目の年です。現在、東京・池袋のサンシャインシティでは、26回目となった「ウルトラマンフェスティバル2016」が開催中。幼いころウルトラマンに胸ときめかせ、たくさんのことを教わってきた中年世代も、ウカウカしてはいられません。

 イベントの責任者を務めるTBSテレビ文化事業部プロデューサーの飯島一彰さんも、むしろ大人にこそオススメと太鼓判を押します。

「今年のウルフェスのキャッチフレーズは『リアルウルトラ体験!』です。自分がスペシウム光線を出している写真を撮ったり、全長8メートルを超える“実物大”のウルトラマン(肩上像)で迫力を体感したりして、『リアルウルトラマンごっこ』をお楽しみください」

 私もさきほど迫力たっぷりの展示やライブステージを拝見しましたが、たしかに大人もめちゃくちゃテンションが上がりますね。「ジョワ!」と叫びながら押入れの上から飛び降りていた自分に戻れるし、大人になった今だからこそ、自分がウルトラマンから何を受け取ったのかをあらためて感じることもできます。

 それはさておき、飯島さんがTBSラジオの制作部にいらした頃には「ストリーム」という番組の「コラムの花道」などで、たいへんお世話になりました。前々からお聞きしたくて、でも聞いていいものかどうか迷っていたんですが、あの元TBSの飯島敏宏さんは飯島さんのお父さんなんですよね。ウルトラマンの監督や脚本を手掛け、特撮ファンのあいだでは「ウルトラマンの生みの親のひとり」として神様的な存在であるところの。

「そ、そうなんです。神様云々は言い過ぎですけど。上司からは『最近、ウルトラマンに顔が似てきたんじゃないか』なんて言われるんですよね。ぼくは今年47歳で、ウルトラマンができたときには、まだ産まれてませんって言ってるんですけど」

 いやいや、遺伝子のなせる業というかなんというか。でも、事あるごとに「えっ、あの飯島敏宏さんの息子さん!」と言われるのは、きっと嬉しくはないですよね。

「そりゃイヤでしたよ。まあでも、今はもう開き直りましたね。20代、30代のときに、会社からウルフェスの仕事をしろって言われたら、拒否してたかもしれません。この年になって、飯島敏宏という先輩クリエイターを尊敬の目で見られるようになったし、親子でウルトラマンに携われるありがたさも感じられるようになりました」

関連記事

トピックス

虐待があった田川市・松原保育園
《保育士10人が幼児を虐待》「麗奈は家で毎日泣いてた。追い詰められて…」逮捕された女性保育士(25)の夫が訴えた“園の職場環境”「ベテランがみんな辞めて頼れる人がおらんくなった」【福岡県田川市】
NEWSポストセブン
海外セレブの間では「アスレジャー
というファッションジャンルが流行(画像は日本のアスレジャーブランド、RUELLEのInstagramより)
《ぴったりレギンスで街歩き》外国人旅行者の“アスレジャー”ファッションに注意喚起〈多くの国では日常着として定着しているが、日本はそうではない〉
NEWSポストセブン
亡くなったアンナ・ケプラーさん(TikTokより)
巨大クルーズ船で米・チアリーダー(18)が“謎の死”「首を絞められたような2つのアザ」「FBIが捜査状況を明かさず…」《元恋人が証言した“事件の予兆”》
NEWSポストセブン
【複雑極まりない事情】元・貴景勝の湊川親方が常盤山部屋を継承へ 「複数の裏方が別の部屋へ移る」のはなぜ? 力士・スタッフに複数のルーツが混在…出羽海一門による裏方囲い込み説も
【複雑極まりない事情】元・貴景勝の湊川親方が常盤山部屋を継承へ 「複数の裏方が別の部屋へ移る」のはなぜ? 力士・スタッフに複数のルーツが混在…出羽海一門による裏方囲い込み説も
NEWSポストセブン
アスレジャースタイルで渋谷を歩く女性に街頭インタビュー(左はGettyImages、右はインタビューに応じた現役女子大生のユウコさん提供)
「同級生に笑われたこともある」現役女子大生(19)が「全身レギンス姿」で大学に通う理由…「海外ではだらしないとされる体型でも隠すことはない」日本に「アスレジャー」は定着するのか【海外で議論も】
NEWSポストセブン
中山美穂さんが亡くなってから1周忌が経とうとしている
《逝去から1年…いまだに叶わない墓参り》中山美穂さんが苦手にしていた意外な仕事「収録後に泣いて落ち込んでいました…」元事務所社長が明かした素顔
NEWSポストセブン
決定戦で横綱を下した安青錦(写真/JMPA)
【最速大関・安青錦の素顔】ウクライナを離れて3年、なぜ強くなれたのか? 来日に尽力した恩人は「日本人的でシャイなところがあって、真面目で相撲が大好き」、周囲へ感謝を忘れない心構え
週刊ポスト
イギリス出身のインフルエンサー、ボニー・ブルー(Instagramより)(Instagramより)
《俺のカラダにサインして!》お騒がせ金髪美女インフルエンサー(26)のバスが若い男性グループから襲撃被害、本人不在でも“警備員追加”の大混乱に
NEWSポストセブン
主演映画『TOKYOタクシー』が公開中の木村拓哉
《映画『TOKYOタクシー』も話題》“キムタク”という矜持とともにさらなる高みを目指して歩み続ける木村拓哉が見せた“進化する大人”の姿
女性セブン
(左から)中畑清氏、江本孟紀氏、達川光男氏の人気座談会(撮影/山崎力夫)
【江本孟紀・中畑清・達川光男座談会1】阪神・日本シリーズ敗退の原因を分析 「2戦目の先発起用が勝敗を分けた」 中畑氏は絶不調だった大山悠輔に厳しい一言
週刊ポスト
CM露出ランキングで初の1位に輝いた今田美桜(時事通信フォト)
《企業の資料を読み込んで現場に…》今田美桜が綾瀬はるかを抑えて2025年「CM露出タレントランキング」1位に輝いた理由
NEWSポストセブン
亡くなったテスタドさん。現場には花が手向けられていた(本人SNSより)
《足立区11人死傷》「2~3年前にSUVでブロック塀に衝突」証言も…容疑者はなぜ免許を持っていた? 弁護士が解説する「『運転できる能力』と『刑事責任能力』は別物」
NEWSポストセブン