ライフ

残念な雑学 フロで放屁すると大腸菌もお湯に溶ける

フロでおならすると大腸菌もお湯に溶ける

 後味の悪い読後感だけど、その後、思わず他人にいいたくなること間違いなし! いつもは「知っておくべき情報」をお届けする本誌が、今回に限り「知らないほうが幸せだったかもしれない」雑学を取材しました。若干尾篭なお話もありますが……。

●ワイキキビーチの砂はオーストラリアからの輸入品

 ハワイ・オアフ島にあるワイキキビーチは、元々は砂浜ではなく水田などがある湿地帯だった。「人工ビーチなので、補充しないと砂浜が波にさらわれて小さくなる。そのため、今でもオーストラリアなどから砂を輸入している」(産業技術総合研究所研究員の須藤定久氏)。

●糞の雑菌はトイレットペーパーを貫通する

 日本トイレ協会の報告によれば、「大腸菌群はトイレットペーパーを何枚通過するか?」という実験において、ようやく大腸菌群が検出されなくなったのは36枚使用時。お尻を拭いた後の手は相当汚い。

●フロでおならをすると、大腸菌もお湯に溶ける

 おならを1回すると、数千から数万もの大腸菌が一緒に噴出するといわれている。湯船の中でおならをすれば大腸菌がお湯に溶けてしまうが、ごく微量なので飲むなどしないかぎり人体に影響はない。

●イカの10本の足のうち1本は「生殖器」である

「雄のイカの足には、精子の入った精包を雌にわたす『交接腕』がある。交接腕の本数は1~2本で、種類によって異なる」(函館市水産・海洋センターの桜井泰憲氏)。

●生物学上、タラバガニはカニではなくヤドカリ

「エビ、カニ、ヤドカリなどの甲殻類の種類(エビ目)は尻尾が長いエビ亜目、足が10本のカニ亜目、足が8本のヤドカリ亜目に分かれる。タラバガニは足が8本なので分類上はヤドカリの仲間になる」(甲殻類に詳しい東京海洋大学の浜崎活幸・准教授)。

イラスト■和田海苔子

※週刊ポスト2016年8月12日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

若手俳優として活躍していた清水尋也(時事通信フォト)
「もしあのまま制作していたら…」俳優・清水尋也が出演していた「Honda高級車CM」が逮捕前にお蔵入り…企業が明かした“制作中止の理由”《大麻所持で執行猶予付き有罪判決》
NEWSポストセブン
「正しい保守のあり方」「政権の右傾化への憂慮」などについて語った前外相。岩屋毅氏
「高市首相は中国の誤解を解くために説明すべき」「右傾化すれば政権を問わずアラートを出す」前外相・岩屋毅氏がピシャリ《“存立危機事態”発言を中学生記者が直撃》
NEWSポストセブン
3児の母となった加藤あい(43)
3児の母となった加藤あいが語る「母親として強くなってきた」 楽観的に子育てを楽しむ姿勢と「好奇心を大切にしてほしい」の思い
NEWSポストセブン
「戦後80年 戦争と子どもたち」を鑑賞された秋篠宮ご夫妻と佳子さま、悠仁さま(2025年12月26日、時事通信フォト)
《天皇ご一家との違いも》秋篠宮ご一家のモノトーンコーデ ストライプ柄ネクタイ&シルバー系アクセ、佳子さまは黒バッグで引き締め
NEWSポストセブン
過去にも”ストーカー殺人未遂”で逮捕されていた谷本将志容疑者(35)。判決文にはその衝撃の犯行内容が記されていた(共同通信)
神戸ストーカー刺殺“金髪メッシュ男” 谷本将志被告が起訴、「娘がいない日常に慣れることはありません」被害者の両親が明かした“癒えぬ悲しみ”
NEWSポストセブン
ハリウッド進出を果たした水野美紀(時事通信フォト)
《バッキバキに仕上がった肉体》女優・水野美紀(51)が血生臭く殴り合う「母親ファイター」熱演し悲願のハリウッドデビュー、娘を同伴し現場で見せた“母の顔” 
NEWSポストセブン
六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)
《六代目山口組の抗争相手が沈黙を破る》神戸山口組、絆會、池田組が2026年も「強硬姿勢」 警察も警戒再強化へ
NEWSポストセブン
木瀬親方
木瀬親方が弟子の暴力問題の「2階級降格」で理事選への出馬が絶望的に 出羽海一門は候補者調整遅れていたが、元大関・栃東の玉ノ井親方が理事の有力候補に
NEWSポストセブン
和歌山県警(左、時事通信)幹部がソープランド「エンペラー」(右)を無料タカりか
《和歌山県警元幹部がソープ無料タカり》「身長155、バスト85以下の細身さんは余ってませんか?」摘発ちらつかせ執拗にLINE…摘発された経営者が怒りの告発「『いつでもあげられるからね』と脅された」
NEWSポストセブン
結婚を発表した趣里と母親の伊藤蘭
《趣里と三山凌輝の子供にも言及》「アカチャンホンポに行きました…」伊藤蘭がディナーショーで明かした母娘の現在「私たち夫婦もよりしっかり」
NEWSポストセブン
高石あかりを撮り下ろし&インタビュー
『ばけばけ』ヒロイン・高石あかり・撮り下ろし&インタビュー 「2人がどう結ばれ、『うらめしい。けど、すばらしい日々』を歩いていくのか。最後まで見守っていただけたら嬉しいです!」
週刊ポスト
2021年に裁判資料として公開されたアンドルー王子、ヴァージニア・ジュフリー氏の写真(時事通信フォト)
《恐怖のマッサージルームと隠しカメラ》10代少女らが性的虐待にあった“悪魔の館”、寝室の天井に設置されていた小さなカメラ【エプスタイン事件】
NEWSポストセブン