ライフ

主婦の副業 根強い人気のお墓参り代行は1回4000円程

お墓参り代行の報酬はいくら?

 今、主婦向けの副業の求人が増えているという。しかし、いざ働こうにも、膨大な数の仕事の中から、本当に稼げるものを見つけるのは至難の業。そこで本誌は、気になる副業について、メリットデメリットを調査。お金のプロと経験者たちが本当にオススメする副業をお伝えする。

◆お墓参り代行

 手間はかかるが、意外に根強い人気があるのが代行業。最近は変わり種に注目が集まっている。

 お墓参りに行けない依頼者に代わり、掃除やお参りを行って、お墓の様子を写真とともに依頼者に報告するのがお墓参り代行だ。“お盆に稼げる”とテレビで紹介されたことで、注目度が急上昇。

「地元を離れ、都会で暮らすかたからの依頼が多いですね。報酬の相場は1回4000円程度。お盆やお彼岸のシーズンは1日3件依頼がくることもあります。そのほかの時期は月1回もないので、安定した副業とはいいがたいですが、一度依頼されたかたからのリピート率は高いです」(お墓参り代行『心を込めて』代表の坂口潤さん)

◆結婚式の親類代行

 突然来られなくなった新郎新婦の友人や、事情があり呼べない親族の代理人を務める。礼服を多く持っている人やマナーに詳しい人は優遇される。

「時給は1000円程度。登録に面接がある会社もあります。都心よりも地方でのニーズが高いようですね。

 代理人であることがバレないスキルが必要ですが“親戚のおばさん”として出席する程度であれば、食事も引き出物ももらえて、かなり割のいい副業ではないでしょうか」(キャリア&マネー協会代表の高村祐規子さん)

◆治験

 交差点や施設の入り口で、車の数を計測する。その情報は国や自治体の道路工事のための事前調査として使われることが多い。

「半日拘束で1万~1万2000円程度。季節によっては過酷な気象状況のうえ、車の排気ガスを浴び続けます。女性には過酷な仕事かもしれませんね」(ウェブサイト『在宅副業マップ』管理人の碇さん)

※女性セブン2016年9月15日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

硬式野球部監督の退任が発表された広陵高校・中井哲之氏
【広陵野球部・暴力問題で被害者父が告白】中井監督の退任後も「学校から連絡なし」…ほとぼり冷めたら復帰する可能性も 学校側は「警察の捜査に誠実に対応中」と回答
NEWSポストセブン
隆盛する女性用ファンタジーマッサージの配信番組が企画されていたという(左はイメージ、右は東京秘密基地HPより)
グローバル動画配信サービスが「女性用ファンタジーマッサージ店」と進めていた「男性セラピストのオーディション番組」、出演した20代女性が語った“撮影現場”「有名女性タレントがマッサージを受け、男性の施術を評価して…」
NEWSポストセブン
『1億2千万人アンケート タミ様のお告げ』(TBS系)では関東特集が放送される(番組公式HPより)
《「もう“関東”に行ったのか…」の声も》バラエティの「関東特集」は番組打ち切りの“危険なサイン”? 「延命措置に過ぎない」とも言われる企画が作られる理由
NEWSポストセブン
海外SNSで大流行している“ニッキー・チャレンジ”(Instagramより)
【ピンヒールで危険な姿勢に…】海外SNSで大流行“ニッキー・チャレンジ”、生後2週間の赤ちゃんを巻き込んだインフルエンサーの動画に非難殺到
NEWSポストセブン
〈# まったく甘味のない10年〉〈# 送迎BBA〉加藤ローサの“ワンオペ育児”中もアップされ続けた元夫・松井大輔の“イケイケインスタ”
〈# まったく甘味のない10年〉〈# 送迎BBA〉加藤ローサの“ワンオペ育児”中もアップされ続けた元夫・松井大輔の“イケイケインスタ”
NEWSポストセブン
Benjamin パクチー(Xより)
「鎌倉でぷりぷりたんす」観光名所で胸部を露出するアイドルのSNSが物議…運営は「ファッションの認識」と説明、鎌倉市は「周囲へのご配慮をお願いいたします」
NEWSポストセブン
逮捕された谷本容疑者と、事件直前の無断欠勤の証拠メッセージ(左・共同通信)
「(首絞め前科の)言いワケも『そんなことしてない』って…」“神戸市つきまとい刺殺”谷本将志容疑者の“ナゾの虚言グセ”《11年間勤めた会社の社長が証言》
NEWSポストセブン
イギリス出身のインフルエンサーであるボニー・ブルー(本人のインスタグラムより)
“タダで行為できます”の海外インフルエンサー女性(26)が男性と「複数で絡み合って」…テレビ番組で過激シーン放送で物議《英・公共放送が制作》
NEWSポストセブン
ロス近郊アルカディアの豪
【FBIも捜査】乳幼児10人以上がみんな丸刈りにされ、スクワットを強制…子供22人が発見された「ロサンゼルスの豪邸」の“異様な実態”、代理出産利用し人身売買の疑いも
NEWSポストセブン
谷本容疑者の勤務先の社長(右・共同通信)
「面接で『(前科は)ありません』と……」「“虚偽の履歴書”だった」谷本将志容疑者の勤務先社長の怒り「夏季休暇後に連絡が取れなくなっていた」【神戸・24歳女性刺殺事件】
NEWSポストセブン
(写真/共同通信)
《神戸マンション刺殺》逮捕の“金髪メッシュ男”の危なすぎる正体、大手損害保険会社員・片山恵さん(24)の親族は「見当がまったくつかない」
NEWSポストセブン
野生のヒグマの恐怖を対峙したハンターが語った(左の写真はサンプルです)
「奴らは6発撃っても死なない」「猟犬もビクビクと震え上がった」クレームを入れる人が知らない“北海道のヒグマの恐ろしさ”《対峙したハンターが語る熊恐怖体験》
NEWSポストセブン