芸能

SMAPデビュー記念日に東京新聞広告ジャックやハガキ運動

SMAPデビュー記念日にファンのさまざまな動きが

 SMAPのデビュー25周年記念日だった今年の9月9日。解散までのカウントダウンをただ静かに刻むだけで、本人たちのコメントは一言も届かなかったが、ファンたちは日付が変わった瞬間から、SMAPへの深い愛を表現した。

【AM0:00】
 香取慎吾(39才)ファン歴20年のA子さん(46才)が、0時ちょうどにツイッターに「25周年おめでとう」とつぶやくと、タイムラインは瞬く間に祝福メッセージで埋め尽くされた。

【AM5:00】
「カタン」という音とともに、玄関に飛び出していったのは、稲垣吾郎(42才)ファン歴15年のB代さん(43才)だ。朝刊を受け取ると、すぐさまパーソナル広告欄『ToKToK』を確認。「仲間の分も購入しないと」と、そのまま近所のコンビニへと走った。

 この日の東京新聞は、紙面の3分の1を占める広告・伝言スペース2面分を、SMAPファンがほぼ独占。出稿料金が、3行540円で誰でも掲載できるという手ごろさもあってか、SMAPへの激励や感謝のメッセージが84件並んだ。

「『ToKToK』は2000年から始めたのですが、こんなにたくさんのメッセージが来るのは初めて。すべて掲載するため、レイアウトを考えるのも大変でした(苦笑)。広告をメッセージにするという意見については賛否両論あるかもしれませんが、SMAPにおめでとうと言える場所を提供するのは、報道機関の役目だと思っています」(東京新聞広告部)

 実はこういった動きは、他の新聞でもあった。朝刊は1296円から出稿できる河北新報や1行540円、2行から受け付けている静岡新聞、1行972円で3行からの北國新聞など各地でもメッセージが多数投稿された。

【AM6:25】
 草なぎ剛(42才)ファンのC香さん(50才)は、ラジオの前でドキドキしていた。月~金でメンバーが4週ごとに交代する『おはようSMAP』(TOKYO FM)はこの日、草なぎが担当していた。

 年内いっぱいの解散を表明し、25周年コンサートもとりやめ。それゆえこの日は“静かな25周年記念日”とも報じられた。メンバーからの胸中を聞くことはかなわないことは、みんな頭ではわかっていた。それでもわずかな望みにかけて、こうしてラジオを聴いていたのは彼女だけではなかったはずだ。

「SMAPの草なぎ剛です。9月9日、今日お誕生日のみんな、おめでとうございまぁす」

 C香さんは声を詰まらせた。まず耳に入ってきたのが、SMAPのデビュー曲『Can’t Stop!! LOVING』だったから。

「デビュー曲でお誕生日って。ファンに精いっぱいのメッセージを出してくれて…うれしかった…」

トピックス

山田和利・裕貴父子
山田裕貴の父、元中日・山田和利さんが死去 元同僚が明かす「息子のことを周囲に自慢して回らなかった理由」 口数が少なく「真面目で群れない人だった」の人物評
NEWSポストセブン
国内未承認の危険ドラッグ「エトミデート」が沖縄で蔓延している(時事通信フォト/TikTokより)
《沖縄で広がる“ゾンビタバコ”》「うつろな目、手足は痙攣し、奇声を上げ…」指定薬物「エトミデート」が若者に蔓延する深刻な実態「バイ(売買)の話が不良連中に回っていた」
NEWSポストセブン
大阪・関西万博を視察された秋篠宮家の次女・佳子さま(時事通信フォト)
【美しい!と称賛】佳子さま “3着目のドットワンピ”に絶賛の声 モード誌スタイリストが解説「セブンティーズな着こなしで、万博と皇室の“歴史”を表現されたのでは」
NEWSポストセブン
8月27日早朝、谷本将志容疑者の居室で家宅捜索が行われた(右:共同通信)
《4畳半の居室に“2柱の位牌”》「300万円の自己破産を手伝った」谷本将司容疑者の勤務先社長が明かしていた“不可解な素顔”「飲みに行っても1次会で帰るタイプ」
NEWSポストセブン
騒動から2ヶ月が経ったが…(時事通信フォト)
《正直、ショックだよ》国分太一のコンプラ違反でTOKIO解散に長瀬智也が漏らしていたリアルな“本音”
NEWSポストセブン
ロシアで勾留中に死亡したウクライナ人フリージャーナリスト、ビクトリア・ロシチナさん(Facebook /時事通信フォト)
脳、眼球、咽頭が摘出、体重は20キロ台…“激しい拷問”受けたウクライナ人女性記者の葬儀を覆った“深い悲しみと怒り”「大行列ができ軍人が『ビクトリアに栄光あれ!』と…」
NEWSポストセブン
谷本容疑者(35)の地元を取材すると、ある暗い過去があることがわかった(共同通信)
「小学生時代は不登校気味」「1人でエアガンをバンバン撃っていた」“異常な思考”はいつ芽生えたのか…谷本将志容疑者の少年時代とは【神戸市・24歳女性刺殺】
NEWSポストセブン
大谷の「二刀流登板日」に私服で観戦した真美子さん(共同通信)
「私服姿の真美子さんが駆けつけて…」大谷翔平が妻を招いた「二刀流登板日」、インタビューに「今がキャリアの頂上」と語った“覚悟と焦燥”
NEWSポストセブン
女優の趣里とBE:FIRSTのメンバーRYOKIが結婚を発表した(左・Instagramより)
《お腹にそっと手を当てて》ひとり娘の趣里は区役所を訪れ…背中を押す水谷豊・伊藤蘭、育んできた3人家族の「絆」
NEWSポストセブン
過去にも”ストーカー殺人未遂”で逮捕されていた谷本将志容疑者(35)。判決文にはその衝撃の犯行内容が記されていた(共同通信)
《前科は懲役2年6か月執行猶予5年》「ストーカーだけでなく盗撮も…」「5回オートロックすり抜け」公判でも“相当悪質”と指摘された谷本将志容疑者の“首締め告白事件”の内幕
NEWSポストセブン
硬式野球部監督の退任が発表された広陵高校・中井哲之氏
【広陵野球部・暴力問題で被害者父が告白】中井監督の退任後も「学校から連絡なし」…ほとぼり冷めたら復帰する可能性も 学校側は「警察の捜査に誠実に対応中」と回答
NEWSポストセブン
〈# まったく甘味のない10年〉〈# 送迎BBA〉加藤ローサの“ワンオペ育児”中もアップされ続けた元夫・松井大輔の“イケイケインスタ”
〈# まったく甘味のない10年〉〈# 送迎BBA〉加藤ローサの“ワンオペ育児”中もアップされ続けた元夫・松井大輔の“イケイケインスタ”
NEWSポストセブン