午前中のみの授業だった翌12日土曜日、愛子さまは4時限目のみ登校された。週が明けた14日月曜日には、午後1時に登校されると、5・6時限目の古文と英語の授業を受けられた。少しずつ学校での滞在時間も延びてきている一方で、頑なに避けられている時間帯がある。
「登校再開後も、昼食の時間に学校にいたことはありません。学習院女子中等科は給食ではなくお弁当制で、生徒たちにとっては授業の合間のリラックスタイム。仲のいい友達同士で机をつき合わせて、隣のクラスの生徒が遊びに来ることもあるんです。先生も教室にはいませんから、愛子さまにとってもとても楽しい時間でした。以前、生徒たちの間でお弁当にスープを持参することがはやったときには、愛子さまもメニューを雅子さまと相談され、魔法瓶で持ってこられたことがあったそうです」(学習院関係者)
憩いだったはずの時間を、なぜ愛子さまは避けられているのか。
「11日に行われた宮内庁の会見で、“まだ多少のふらつきは残っていて、快復にはもう少し時間が必要である”という侍医の見解が示されました。愛子さまはまだ、胃腸にも不安を抱えられた状態なのでしょう。時間を制限して授業に出ることはできますが、これまでのようなお弁当のメニューのお昼が食べられないのかもしれません。そのため、“午後の授業のみ”といった登校の仕方が続いているのでしょう」(前出・宮内庁関係者)
15日も、愛子さまはお昼の時間を避け、午後の授業のみ受けられた。一刻も早く、愛子さまに“日常”が戻ることを願ってやまない。
撮影■雑誌協会代表取材
※女性セブン2016年12月1日号