ビジネス

フジテレビ タイムシフト視聴率では意外に負けていない

タイムシフト視聴率では健闘するフジテレビ

 視聴率調査でお馴染みのビデオリサーチ社が、10月に放送された番組のタイムシフト視聴率上位30番組を発表した。話題のドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系列)が13.7%でトップに立ったことが大きく報じられたが、もう一つ、関係者の注目を集めた事例があった。7位に、低視聴率で番組存続の危機を報じられている天海祐希主演の『Chef 三ツ星の給食』(『フジテレビ系、7.1%)が入っていることだ。

◆タイムシフト視聴率(世帯)上位〈2016年10月3日~30日〉
(順位、番組名、タイムシフト視聴率、視聴率、放送局、放送日)
【1】火曜ドラマ・逃げるは恥だが役に立つ 13.7(12.5)TBS 10月25日
【2】地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子 10.8(11.2)日本テレビ 10月26日
【3】木曜ドラマ・ドクターX・外科医・大門未知子 9.5(20.4)テレビ朝日 10月13日
【4】金曜ドラマ・砂の塔・知りすぎた隣人 8.5(9.8、8.6)TBS 10月14日、10月28日
【5】日曜劇場・IQ246・華麗なる事件簿 8.3(13.1)TBS 10月16日
【6】連続テレビ小説・べっぴんさん 7.2(18.7)NHK総合 10月10日
【7】木曜劇場・Chef・三ツ星の給食 7.1(6.2)フジテレビ 10月27日
【8】真田丸 6.9(13.0)NHK総合 10月23日
【9】相棒season15初回2時間スペシャル 6.8(15.5)テレビ朝日 10月12日
【10】カインとアベル 5.9(8.8)フジテレビ 10月17日
【11】ラストコップ 5.7(8.6)日本テレビ 10月8日
【12】レディ・ダ・ヴィンチの診断 5.6(8.8)フジテレビ 10月11日
【13】キャリア・掟破りの警察署長 5.1(7.4)フジテレビ 10月23日
【14】雨上がり決死隊のトーク番組アメトーーク! 4.9(10.2)テレビ朝日 10月20日
【15】金曜ナイトドラマ・家政夫のミタゾノ 4.7(8.2)テレビ朝日 10月21日
【15】ブラタモリ 4.7(10.6)NHK総合 10月29日
(※株式会社ビデオリサーチの11月14日付プレスリリースより抜粋)

 タイムシフト視聴率とは、ハードディスクレコーダーなどで録画された番組の視聴率だ。10月3日から関東地区を対象に調査されている。タイムシフト視聴に、見逃し配信などのネット視聴は含まれていない。視聴率調査では「一週間でもっとも高視聴率なのは『サザエさん』」といったネガティブなニュースが多いフジテレビだが、トップ15の16番組のうち4番組を占め、番組数ではテレビ朝日と同数でトップ争いをしている。

 この調査の初めての結果発表だったわけだが、大喜びはしないものの、こっそり胸をなでおろしているのはもちろん、フジテレビ関係者だ。

関連記事

トピックス

役者でタレントの山口良一さん
《笑福亭笑瓶さんらいなくなりリポーターが2人に激減》30年以上続く長寿番組『噂の!東京マガジン』存続危機を乗り越えた“楽屋会議”「全員でBSに行きましょう」
NEWSポストセブン
11月16日にチャリティーイベントを開催した前田健太投手(Instagramより)
《いろんな裏切りもありました…》前田健太投手の妻・早穂夫人が明かした「交渉に同席」、氷室京介、B’z松本孝弘の妻との華麗なる交友関係
NEWSポストセブン
役者でタレントの山口良一さんが今も築地本願寺を訪れる理由とは…?(事務所提供)
《笑福亭笑瓶さんの月命日に今も必ず墓参り》俳優・山口良一(70)が2年半、毎月22日に築地本願寺で眠る亡き親友に手を合わせる理由
NEWSポストセブン
高市早苗氏が首相に就任してから1ヶ月が経過した(時事通信フォト)
高市早苗首相への“女性からの厳しい指摘”に「女性の敵は女性なのか」の議論勃発 日本社会に色濃く残る男尊女卑の風潮が“女性同士の攻撃”に拍車をかける現実
女性セブン
イギリス出身のインフルエンサー、ボニー・ブルー(Instagramより)
《1日で1000人以上と関係を持った》金髪美女インフルエンサーが予告した過激ファンサービス… “唾液の入った大量の小瓶”を配るプランも【オーストラリアで抗議活動】
NEWSポストセブン
日本全国でこれまでにない勢いでクマの出没が増えている
《猟友会にも寄せられるクレーム》罠にかかった凶暴なクマの映像に「歯や爪が悪くなってかわいそう」と…クレームに悩む高齢ベテランハンターの“嘆き”とは
NEWSポストセブン
六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)と稲川会の内堀和也会長
六代目山口組が住吉会最高幹部との盃を「突然中止」か…暴力団や警察関係者に緊張が走った竹内照明若頭の不可解な「2度の稲川会電撃訪問」
NEWSポストセブン
浅香光代さんと内縁の夫・世志凡太氏
《訃報》コメディアン・世志凡太さん逝去、音楽プロデューサーとして「フィンガー5」を世に送り出し…直近で明かしていた現在の生活「周囲は“浅香光代さんの夫”と認識しています」
NEWSポストセブン
警視庁赤坂署に入る大津陽一郎容疑者(共同通信)
《赤坂・ライブハウス刺傷で現役自衛官逮捕》「妻子を隠して被害女性と“不倫”」「別れたがトラブルない」“チャリ20キロ爆走男” 大津陽一郎容疑者の呆れた供述とあまりに高い計画性
NEWSポストセブン
無銭飲食を繰り返したとして逮捕された台湾出身のインフルエンサーペイ・チャン(34)(Instagramより)
《支払いの代わりに性的サービスを提案》米・美しすぎる台湾出身の“食い逃げ犯”、高級店で無銭飲食を繰り返す 「美食家インフルエンサー」の“手口”【1か月で5回の逮捕】
NEWSポストセブン
温泉モデルとして混浴温泉を推しているしずかちゃん(左はイメージ/Getty Images)
「自然の一部になれる」温泉モデル・しずかちゃんが“混浴温泉”を残すべく活動を続ける理由「最初はカップルや夫婦で行くことをオススメします」
NEWSポストセブン
シェントーン寺院を訪問された天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年11月21日、撮影/横田紋子)
《ラオスご訪問で“お似合い”と絶賛の声》「すてきで何回もみちゃう」愛子さま、メンズライクなパンツスーツから一転 “定番色”ピンクの民族衣装をお召しに
NEWSポストセブン