芸能

野宮真貴、ちょっとしたこと続けた結果美人と呼ばれるように

器量に自信がなかったという野宮真貴

 リオパラリンピックの閉会式、東京大会のPRにピチカート・ファイヴ(以下ピチカート)の『東京は夜の七時』が流れると、ツイッター上は「かっちょいい!」「おしゃれー」と感激の声が相次いだ。

「(使われると)全然知らされていなくて。閉会式のダンサーのメイクを担当していたヘアメイクさんとは長いつきあいで、リオに発つ前日にも会っているんですけど、なぜか“ぜったいにリアルタイムで見て!”って言われていたんです(笑い)。で、見たら、あれ、知ってる曲だぞって(笑い)。すごくうれしかったですね」

 ミック・ジャガー(73才)がファンを公言したり、映画『チャーリーズ・エンジェル』(2000年)で挿入歌として使われたりと、世界中にファンを持つピチカート。惜しまれつつ2001年に解散した後も、野宮真貴(56才)は、ソロ・ヴォーカリストとして変わらぬ美声と美貌とファッションで世間を魅了している。

「もともと私、器量が悪かったので…(苦笑)、一重まぶたでぽってり唇だし、他のパーツとかも今ひとつ。全くかわいい子供じゃなくて。体も小さかったし、勉強も運動も苦手で極度の人見知りで…いつも劣等感があったんですよね。でも、小さい頃から歌手になりたいともすごく思っていて。人前に出る仕事、じゃあ、どうしたらきれいに見えるだろうといろいろ考えたんです」

 ピチカートに加入したのは、彼女が30才の時。つけまつげを何枚も重ね、大きなウイッグをつけ、派手な衣装に身を包み、口紅ではなくグリッターを塗って唇を強調。コンプレックスだらけの容姿はオリジナルの魅力へと変わっていった。

 そんなおしゃれやヘアメイクなど“外見をよく見せるテクニック”に加え、姿勢を美しく保ったり、常に元気で機嫌よい状態でいたり…と、“ちょっとしたこと”を続けた結果、今では美人と評されるように。

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