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しゃぶしゃぶ発祥の店 始まりは「羊肉は入手しにくいから」

京都の「十二段屋 本店」のしゃぶしゃぶ

 見事な霜降りの薄切り肉をたぎった湯の中でさっとくゆらせ、ごまだれでいただく。やわらかくも肉の味は濃厚で、脂身の旨さも抜けていない。これぞ、しゃぶしゃぶ発祥といわれる店、京都の「十二段屋 本店」の味だ。同店の三代目・西垣隆光さんは、こう話す。

「しゃぶしゃぶを始めたんは昭和22年。父が骨董屋で見つけた風変わりな銅鍋が、中国で羊肉をボイルする“シュワンヤンロウ”という料理用の鍋だと教えてくれた方がいて、せっかくならこれで料理を、とすすめられたのが始まりです」

 羊肉は手に入りにくいが、牛肉なら神戸牛や近江牛が近郊で手に入りやすいことから、しゃぶしゃぶが誕生した。時を経て、現在は京のブランド肉、京都肉を主に各地の黒毛和牛のサーロインを厳選。赤身と脂身のバランスが絶妙な最高級肉にこだわっている。

◆十二段屋 本店
京都市東山区祇園町南側570-128
営業時間 11:00~13:40 LO、17:00~20:00 LO
定休日 木曜、第3水曜

※女性セブン2016年12月15日号

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