芸能

『相棒』の頃から異変が… 成宮寛貴「薬物疑惑報道」の背景

薬物報道で俳優生命の岐路に

 写真週刊誌『FRIDAY』(12月2日発売)で「コカイン吸引疑惑」を報じられた俳優の成宮寛貴(34才)。所属事務所は事実無根として同誌に法的措置の構えを見せているが、そもそもどうしてこのような報道が出たのだろうか──。話は今年2月、清原和博(49才)の覚せい剤逮捕まで遡る。

「警察や麻薬取締官がマークしている“次の大物有名人”として、成宮さんの名前も噂されていたようです。しかも、“薬物使用の証拠を警察に押収されている”という話も持ち上がり、社会部の記者が裏取りに走ったほど。結局、裏がないままだったようですが、その取材過程で『FRIDAY』編集部は件の証言者と接触したようです。水面下で相当期間取材を重ねた上での記事だと担当者は強い自信を持っている」(全国紙記者)

 芸能人の薬物使用に関しては、過去に『週刊文春』が先の清原やASKA(58才)を“疑惑”の段階で報じており、後日、両人は逮捕されている。

「先例が存在したからこそ今回の報道に繋がった部分はあったはず。議論はありますけどね」(スポーツ紙記者)

 12月4日、『ワイドナショー』(フジテレビ系)でも、石原良純(54才)と松本人志(53才)はこの件についての持論を熱く交わしていた。

「1人のタレント生命がなくなってしまう可能性があることを考えてもらいたい。徹底的に、警察も含めてやってもらうべき。違った場合には、雑誌を潰すつもりでやった方がいい。雑誌社はそのくらいの覚悟で出してきてるんでしょうから」(石原)

「下手したら廃刊ですよ。でもクスリってね、“あいつやってるで”って言われたら何となくそう見えてくる。検査やったらやったで、何日前から抜いてたんだとか言われるし、真っ白はもう無理」(松本)

 真相は本人のみぞ知るところだが、“爽やか系イケメン”のイメージが強い成宮の薬物疑惑報道だけに、世間の衝撃は大きい。

 母子家庭で育った成宮は、中学時代に母親を亡くし、弟と共に祖母の家に引き取られている。以後、自分の高校進学を諦め、弟の学費を稼ぐためアルバイトに明け暮れたほど、家族想いの優しい人間だった。

 だが、人気ドラマ『ごくせん』(日本テレビ系)の野田猛役でブレークすると、日常生活が派手になっていく。

関連記事

トピックス

ニューヨークのイベントでパンツレスファッションで現れたリサ(時事通信フォト)
《マネはお勧めできない》“パンツレス”ファッションがSNSで物議…スタイル抜群の海外セレブらが見せるスタイルに困惑「公序良俗を考えると難しいかと」
NEWSポストセブン
中国でライブをおこなった歌手・BENI(Instagramより)
《歌手・BENI(39)の中国公演が無事に開催されたワケ》浜崎あゆみ、大槻マキ…中国側の“日本のエンタメ弾圧”相次ぐなかでなぜ「地域によって違いがある」
NEWSポストセブン
韓国・漢拏山国立公園を訪れいてた中黒人観光客のマナーに批判が殺到した(漢拏山国立公園のHPより)
《スタバで焼酎&チキンも物議》中国人観光客が韓国の世界遺産で排泄行為…“衝撃の写真”が拡散 専門家は衛生文化の影響を指摘「IKEAのゴミ箱でする姿も見ました」
NEWSポストセブン
 チャリティー上映会に天皇皇后両陛下の長女・愛子さまが出席された(2025年11月27日、撮影/JMPA)
《板垣李光人と同級生トークも》愛子さま、アニメ映画『ペリリュー』上映会に グレーのセットアップでメンズライクコーデで魅せた
NEWSポストセブン
リ・グァンホ容疑者
《拷問動画で主犯格逮捕》“闇バイト”をした韓国の大学生が拷問でショック死「電気ショックや殴打」「全身がアザだらけで真っ黒に」…リ・グァンホ容疑者の“壮絶犯罪手口”
NEWSポストセブン
渡邊渚アナのエッセイ連載『ひたむきに咲く』
「世界から『日本は男性の性欲に甘い国』と言われている」 渡邊渚さんが「日本で多発する性的搾取」について思うこと
NEWSポストセブン
“ミヤコレ”の愛称で親しまれる都プロにスキャンダル報道(gettyimages)
《顔を伏せて恥ずかしそうに…》“コーチの股間タッチ”報道で謝罪の都玲華(21)、「サバい〜」SNSに投稿していた親密ショット…「両親を悲しませることはできない」原点に立ち返る“親子二人三脚の日々”
NEWSポストセブン
指定暴力団六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)
「山健組組長がヒットマンに」「ケーキ片手に発砲」「ラーメン店店主銃撃」公判がまったく進まない“重大事件の現在”《山口組分裂抗争終結後に残された謎》
NEWSポストセブン
ガーリーなファッションに注目が集まっている秋篠宮妃の紀子さま(時事通信フォト)
《ただの女性アナファッションではない》紀子さま「アラ還でもハート柄」の“技あり”ガーリースーツの着こなし、若き日は“ナマズの婚約指輪”のオーダーしたオシャレ上級者
NEWSポストセブン
世界中でセレブら感度の高い人たちに流行中のアスレジャーファッション(左・日本のアスレジャーブランド「RUELLE」のInstagramより、右・Backgrid/アフロ)
《広瀬すずもピッタリスパッツを普段着で…》「カタチが見える服」と賛否両論の“アスレジャー”が日本でも流行の兆し、専門家は「新しいラグジュアリーという捉え方も」と解説
NEWSポストセブン
子宮体がんだったことを明かしたタレントの山瀬まみ
《“もう言葉を話すことはない”と医師が宣告》山瀬まみ「子宮体がん」「脳梗塞」からの復帰を支えた俳優・中上雅巳との夫婦同伴姿
NEWSポストセブン
海外セレブの間では「アスレジャー
というファッションジャンルが流行(画像は日本のアスレジャーブランド、RUELLEのInstagramより)
《ぴったりレギンスで街歩き》外国人旅行者の“アスレジャー”ファッションに注意喚起〈多くの国では日常着として定着しているが、日本はそうではない〉
NEWSポストセブン