国内

孫が喜ぶプレゼント、未就学児の女の子にはスマホのおもちゃを

泡で立体的なお絵かきが楽しめる「あわモコ3Dペン」(2678円/シャイン)

 この季節、頭を悩ませるのがクリスマスプレゼント。孫の喜ぶ顔が見たいと思いながらも、さて、何を選べばいいものかと、途方に暮れる――かつては正月にお年玉をあげるだけで済んだじいじとばあばの役割は、サンタさんにも広がっている。

「三世代で来店されるお客様もいらっしゃいます。また、おばあちゃんやおじいちゃんがメモを見ながら『孫が欲しいと言ってるんだけど、どこにある?』と、店舗スタッフにお声がけいただくこともよくあります。プレゼントの相談が、お孫さんとコミュニケーションをはかる機会になっているようです」と日本トイザらス広報の見岡大輔さん。

 まずは、今年のクリスマスプレゼントの流行について知っておきたい。2014年は妖怪ウォッチやアナ雪などのキャラクターが市場を席巻したが、昨年から今年にかけては際立った人気キャラクターが不在で、人気おもちゃの傾向も変化している。

「今年のクリスマスプレゼントのキーワードは『リアル』です。お買い物や料理、ペットの世話など、現実に近い遊び方ができる商品が大人気。おもちゃは年々進化し、機能が向上して、どんどん本物に近いクオリティーになっています」(見岡さん)

 なじみの薄いものも多いけど、孫の喜ぶ顔を思い浮かべながらじっくり読んでほしい。未就学児の女の子向けのプレゼントから。

「3才から幼稚園ぐらいまでの女の子は、親の真似をしたがるので、スマホやタブレットのおもちゃが人気です。子供向けのスマホ型トイ『ディズニーキャラクター マジカルポッド』(セガトイズ)は、本物のスマホのようにゲームができたり、写真が撮れたり、勉強もできます。もちろんインターネットにはつながっていません。定番なら『リカちゃん』や『メルちゃん』。『プリキュア』なども人気です」(月刊トイジャーナル副編集長の藤井大裕さん)

 小学生になると“手作りもの”に興味が向く。とくにここ数年は“ホビー系”が女の子のトレンドだとか。

「ビーズを使って作る『アクアビーズ』(エポック社)、本物そっくりのクリームを絞って形を作ると固まってアクセサリーになる『ホイップる』(エポック社)も人気です。変わり種としては、ペンにハンドソープを入れて形を作る『あわモコ3Dペン』(シャイン)というのもありますね。編み物では『ラブあみ』。簡易な編み物機ですが、形を変えることができ、筒型にすれば筒形に編めて、線状にすればまっすぐ編める。糸を使わないミシン『フェルティミシン』(タカラトミー)はフェルトを絡ませることで縫ったようになるもので、安全です」(藤井さん)

関連キーワード

関連記事

トピックス

小林ひとみ
結婚したのは“事務所の社長”…元セクシー女優・小林ひとみ(62)が直面した“2児の子育て”と“実際の収入”「背に腹は代えられない」仕事と育児を両立した“怒涛の日々” 
NEWSポストセブン
松田聖子のものまねタレント・Seiko
《ステージ4の大腸がん公表》松田聖子のものまねタレント・Seikoが語った「“余命3か月”を過ぎた現在」…「子供がいたらどんなに良かっただろう」と語る“真意”
NEWSポストセブン
今年5月に芸能界を引退した西内まりや
《西内まりやの意外な現在…》芸能界引退に姉の裁判は「関係なかったのに」と惜しむ声 全SNS削除も、年内に目撃されていた「ファッションイベントでの姿」
NEWSポストセブン
(EPA=時事)
《2025の秋篠宮家・佳子さまは“ビジュ重視”》「クッキリ服」「寝顔騒動」…SNSの中心にいつづけた1年間 紀子さまが望む「彼女らしい生き方」とは
NEWSポストセブン
イギリス出身のお騒がせ女性インフルエンサーであるボニー・ブルー(AFP=時事)
《大胆オフショルの金髪美女が小瓶に唾液をたらり…》世界的お騒がせインフルエンサー(26)が来日する可能性は? ついに編み出した“遠隔ファンサ”の手法
NEWSポストセブン
日本各地に残る性器を祀る祭りを巡っている
《セクハラや研究能力の限界を感じたことも…》“性器崇拝” の“奇祭”を60回以上巡った女性研究者が「沼」に再び引きずり込まれるまで
NEWSポストセブン
初公判は9月9日に大阪地裁で開かれた
「全裸で浴槽の中にしゃがみ…」「拒否ったら鼻の骨を折ります」コスプレイヤー・佐藤沙希被告の被害男性が明かした“エグい暴行”「警察が『今しかないよ』と言ってくれて…」
NEWSポストセブン
指名手配中の八田與一容疑者(提供:大分県警)
《ひき逃げ手配犯・八田與一の母を直撃》「警察にはもう話したので…」“アクセルベタ踏み”で2人死傷から3年半、“女手ひとつで一生懸命育てた実母”が記者に語ったこと
NEWSポストセブン
初公判では、証拠取調べにおいて、弁護人はその大半の証拠の取調べに対し不同意としている
《交際相手の乳首と左薬指を切断》「切っても再生するから」「生活保護受けろ」コスプレイヤー・佐藤沙希被告の被害男性が語った“おぞましいほどの恐怖支配”と交際の実態
NEWSポストセブン
国分太一の素顔を知る『ガチンコ!』で共演の武道家・大和龍門氏が激白(左/時事通信フォト)
「あなたは日テレに捨てられたんだよっ!」国分太一の素顔を知る『ガチンコ!』で共演の武道家・大和龍門氏が激白「今の状態で戻っても…」「スパッと見切りを」
NEWSポストセブン
2009年8月6日に世田谷区の自宅で亡くなった大原麗子
《私は絶対にやらない》大原麗子さんが孤独な最期を迎えたベッドルーム「女優だから信念を曲げたくない」金銭苦のなかで断り続けた“意外な仕事” 
NEWSポストセブン
ドラフト1位の大谷に次いでドラフト2位で入団した森本龍弥さん(時事通信)
「二次会には絶対来なかった」大谷翔平に次ぐドラフト2位だった森本龍弥さんが明かす野球人生と“大谷の素顔”…「グラウンドに誰もいなくなってから1人で黙々と練習」
NEWSポストセブン