ライフ

進化した「動物占い」、12種の動物と10の色でより細かく診断

小池百合子氏は「ブルーの黒ひょう」

 生年月日をベースに、自分の動物キャラを割り出し、性格や運気をみる「動物占い」。20世紀末、シリーズ合計500万部を売り上げるなど日本中で大ブームとなったが、約20年の時を経て再びブームの兆しが見え始めている。ハマっているという50代男性が興奮気味に話す。

「自分自身の性格もズバリ当たるんですが、有名人を占ってみても面白い。例えば、1952年7月15日生まれの小池百合子都知事は『ブルーの黒ひょう』で、性格は『メンツにこだわる』、『自分が中心だと満足』って、イメージとピッタリ(笑い)。2017年の運勢は『これまでの努力が上手くいく』とあるから、都議選でも大暴れするのかもしれない」

 そもそも「動物占い」とはどういうものか。「動物占い」を監修する株式会社ノラコム代表の徳光清子氏が解説する。

「2000年以上の歴史がある『四柱推命』という中国の占いをベースに、社会心理学や行動心理学の理論を加えたものです。生年月日をもとに、猿、チータ、黒ひょう、ライオン、虎、たぬき、子守熊(コアラ)、ゾウ、ひつじ、ペガサス、狼、こじかという12の動物キャラに当てはめます」

 例えば、猿の性格は「誰とでも打ち解けてすぐ友達になる」「頭の回転が速いが、うまい話にはひっかかりがち」。ビートたけし、長嶋茂雄らがこのタイプだ。

 動物占いは1999年に初登場し大ブームを巻き起こした。今、それが新たな理論を組み込み、よりパワーアップして帰ってきたという。

「これまでは12種の動物キャラに当てはめるだけでしたが、最新版では、動物の性格や運勢にさらに10の色を割り当てることで、より細かく診断できるようになりました」(徳光氏)

 先ほど小池都知事を「ブルーの黒ひょう」としたのはそのためだ。他の有名人の2017年を占ってみよう。

「安倍晋三首相(1954年9月21日生)は『ゴールドのこじか』で駆け引きや取引が苦手。2017年はこれまでと違う立ち位置を確立できる可能性はありますが、厳しい決断を迫られることも」(同前)

 プーチン露大統領に北方領土問題でハシゴを外された安倍首相。来年はトランプ米大統領の誕生で、思わぬ窮地に追い込まれるかも。

 そのトランプ氏(1946年6月14日生)は「ブラックの黒ひょう」である。

「斬新な発想を大胆な行動で形にしていく人。2017年は『これまでの暮らしを一新する必要に迫られる』という結果が出ている。実業家から大統領への転身は、まさにその通りですが、2017年は新たな問題が沢山降りかかると出ています」(同前)

※週刊ポスト2017年1月1・6日号

関連記事

トピックス

フリー転身を発表した遠野なぎこ(本人instagramより)
「救急車と消防車、警官が来ていた…」遠野なぎこ、SNSが更新ストップでファンが心配「ポストが郵便物でパンパンに」自宅マンションで起きていた“異変”
NEWSポストセブン
盟友である鈴木容疑者(左・時事通信)への想いを語ったマツコ
《オンカジ賭博で逮捕のフジ・鈴木容疑者》「善貴は本当の大バカ者よ」マツコ・デラックスが語った“盟友への想い”「借金返済できたと思ってた…」
NEWSポストセブン
モンゴルを訪問される予定の雅子さま(撮影/JMPA)
雅子さま、「灼熱のモンゴル8日間」断行のご覚悟 主治医とともに18年ぶりの雪辱、現地では角界のヒーローたちがお出迎えか 
女性セブン
米田
《チューハイ2本を万引きで逮捕された球界“レジェンド”が独占告白》「スリルがあったね」「棚に返せなかった…」米田哲也氏が明かした当日の心境
週刊ポスト
詐称疑惑の渦中にある静岡県伊東市の田久保眞紀市長(左/Xより)
「『逃げも隠れもしない』と話しています」地元・伊東市で動揺広がる“学歴詐称疑惑” 田久保真紀市長は支援者に“謝罪行脚”か《問い合わせ200件超で市役所パンク》
NEWSポストセブン
佐々木希と渡部建
《六本木ヒルズ・多目的トイレ5年後の現在》佐々木希が覚悟の不倫振り返り…“復活”目前の渡部建が世間を震撼させた“現場”の動線
NEWSポストセブン
東川千愛礼(ちあら・19)さんの知人らからあがる悲しみの声。安藤陸人容疑者(20)の動機はまだわからないままだ
「『20歳になったらまた会おうね』って約束したのに…」“活発で愛される女性”だった東川千愛礼さんの“変わらぬ人物像”と安藤陸人容疑者の「異変」《豊田市19歳女性殺害》
NEWSポストセブン
児童盗撮で逮捕された森山勇二容疑者(左)と小瀬村史也容疑者(右)
《児童盗撮で逮捕された教師グループ》虚飾の仮面に隠された素顔「両親は教師の真面目な一家」「主犯格は大地主の名家に婿養子」
女性セブン
組織が割れかねない“内紛”の火種(八角理事長)
《白鵬が去って「一強体制」と思いきや…》八角理事長にまさかの落選危機 定年延長案に相撲協会内で反発広がり、理事長選で“クーデター”も
週刊ポスト
たつき諒著『私が見た未来 完全版』と角氏
《7月5日大災害説に気象庁もデマ認定》太陽フレア最大化、ポピ族の隕石予言まで…オカルト研究家が強調する“その日”の冷静な過ごし方「ぜひ、予言が外れる選択肢を残してほしい」
NEWSポストセブン
大阪・関西万博で、あられもない姿をする女性インフルエンサーが現れた(Xより)
《万博会場で赤い下着で迷惑行為か》「セクシーポーズのカンガルー、発見っ」女性インフルエンサーの行為が世界中に発信 協会は「投稿を認識していない」
NEWSポストセブン
詐称疑惑の渦中にある静岡県伊東市の田久保眞紀市長(HP/Xより)
《東洋大学に“そんなことある?”を問い合わせた結果》学歴詐称疑惑の田久保眞紀・伊東市長「除籍であることが判明」会見にツッコミ続出〈除籍されたのかわからないの?〉
NEWSポストセブン