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ヒョウ柄着用率No.1は大阪人ではなかった

新県民性で ヒョウ柄好きは埼玉

 県民性といえばさまざまに言われているが、ヒョウ柄といえば大阪――と思いきや、「ヒョウ柄着用率No.1」は、埼玉県だった。

 ファッション通販サイトZOZOTOWNでヒョウ柄アイテムの年間購入金額を調査した結果、埼玉県民は他県よりも単価の高いヒョウ柄アイテムを購入していて、年間購入金額でも圧倒的首位と判明。

「うちらは“ダサイタマ”ってばかにされるのがいちばんつらい。だから、10代の頃は原宿とかに行く時に“なめられちゃだめだ”と思って、そういう強いアイテムを武器のように身につけてました」(埼玉県民28才)

 ヒョウ柄といえば大阪、と思っていたのに…。 これに対し大阪府民は? 大阪にあるヒョウ柄専門店『なにわ小町』の店長・高橋真由美さんは言う。

「最初は、何やそれ~って感じでショックやったけど、埼玉の人が好むのは動物の表皮の模様のヒョウ柄ですやん? 大阪の人が好むのはヒョウとかトラとかの顔を描いたヒョウ柄なんです。柄と顔じゃ、顔の方が迫力ありますでしょ? だから、ちっとも悔しないですよ。ちっともね!」

 そんな大阪府民は、ソニー生命「47都道府県別生活意識調査2016」調べで、「自分のことを個性的だと思っている率No.1」に。

 県民の人柄調査で、「個性的な人の多さが自慢」と答えたのは、大阪と沖縄が24.0%。東京で7%、全国平均は5.3%。その差はなんと5倍近く。“商いの街”なので注目されてナンボの気持ちをみんな持っているのだ。54才のおばちゃんが興奮ぎみに話した。

「かぶったらあかんでしょ。中学や高校は制服が決まっていたので、通学時のリュックとか靴は友達とかぶらないよう、かぶらないよう、必死で探しました。洋服も古着が多いですね」

 芸能界イチ個性的なカップルぺこ&りゅうちぇるはそれぞれ大阪と沖縄出身。2017年も個性派ブームを巻き起こす!?

 最後は神奈川県。腕に巻きつけるウェアラブル活動量計「ムーヴバンド3」の早歩き歩数を調べたところ、神奈川が早歩き率29.2%とトップに。神奈川は通勤・通学時間も全国でいちばん長い。急いで電車に乗り、目的地へ向かう習慣が根付いているのだろう。

 米倉涼子(41才)や草笛光子(83才)も同県出身。都内のイタリアンレストランで草笛を見かけた女性が話す。

「全身ブルーのファッションですごく素敵でした。身のこなしも優雅で…。うっとりしていたら、もう目の前からいなくなっていて(苦笑)。あのお年で、相当足腰がしっかりしてらっしゃるなと」

※女性セブン2017年1月5・12日号

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