1月18日放送の『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)では、いつもなら中居が立つセンターに木村が立ち、どこか誇らしげにも見える表情で「SMAP存続」を宣言。そして他の4人は謝罪の言葉を繰り返した。虚ろな表情で頭を垂れる4人の姿には“公開処刑”との声も飛び交った。
5月にジャニー喜多川社長が解散説を否定するも覆水盆に返らず。存続発表からわずか半年後の8月、ついに2016年末をもっての解散を正式発表した。この間、ファンの心は複雑に揺れ動いた。川島編集長が振り返る。
「読者の関心は非常に高かった。やはりファンとしては解散してほしくないという思いが強く、“真実”を知りたかったのでしょう。SMAP解散の詳細を伝えた号は、通常より売り上げが10%伸びました。
ただ、本誌でも〈ファン不在の無作法な終焉〉というタイトルでお伝えした通り、25年もの長い間、ファンに支えられて成長してきた彼らがファンとのお別れの場でもある“解散ライブ”すら行なおうとしなかったのは、いまだに残念でなりません」
解散後も彼らの動向には大きな注目が集まっている。香取は2017年9月で芸能界を引退すると報じられたり、I女史が芸能界に戻り、木村以外の4人を再び自分のもとに呼び戻すといった情報まで飛び交っている。芸能リポーターの井上公造氏がSMAPの今後を解説する。
「ターニングポイントが訪れるのは2017年6月です。5人とも9月まで事務所との契約が残っており、それ以降の“契約解除”の申し立てをするリミットが6月なんです。5人全員が事務所に残留すれば、SMAP再結成もありえなくはない」
※週刊ポスト増刊2017新春スペシャル