芸能

大御所タレントの活躍の場は地上波からBSやCSに移行か

『日本の名曲 人生、歌がある』では五木ひろしが司会を担当(公式HPより)

 大御所タレントの番組が相次いで終了しているが、2017年は彼らが活躍する舞台が変わっていきそうだ。BS、CSの番組に注目しているのはコラムニストのペリー荻野さんだ。ペリーさんがその理由について解説する。

 *    * *
 昨年のテレビで目立ったのが、大御所タレントの長寿番組の終了だった。年末、堺正章の『新チューボーですよ!』の最終回でローストチキンを仕上げ、「いただきました、星三つです!」と声を上げた“巨匠”にさびしさを感じた視聴者も多かったに違いない。

 この他、小堺一機が約31年司会を務めたフジテレビ系『ごきげんよう』、同じく31年続いた『さんまのまんま』(関西テレビ)が年に二回の特番に変更。一部ではギャラ高騰が番組終了の原因だともいわれるが、まだまだ元気な大御所たちは次にどんな動きをするのか?

 私が注目しているのは、BSやCSだ。最近のBSやCSの番組はとても充実している。BS朝日では五木ひろしが『日本の名曲 人生、歌がある』で歌番組の司会を担当。ザ・ピーナッツの名曲集や石原裕次郎特集をはじめ、通常二時間の番組が五時間の生放送になったことも。『NHK紅白歌合戦』もびっくりだ。しかし、どこまでも昭和ムード、演歌系中心なので、八代亜紀、瀬川瑛子ら大物もゆったりとした時間でのびのび仕事をしているように見える。

 また、多ジャンルで輝いている大御所は、松平健。時代劇専門チャンネルなどで放送されたオリジナル時代劇『鬼平外伝正月四日の客』は、ギャラクシー賞テレビ部門月間賞を受賞。現在はBS日テレで『にっぽん食の道』に出演中だ。日本各地に出かけて美味しい食材を手に入れ、自ら料理するというこの番組。浜名湖ではうなぎ、上田ではマツタケ、福井ではもちろんズワイガニ! 油揚げで越前ガニの巾着コロッケを作っちゃうって。健さん、絶好調。地元の人たちと食材について語り合い、料理をふるまう際にはわざわざ和服に着替える張り切りぶりもさすがだ。

トピックス

NBAレイカーズの試合観戦に訪れた大谷翔平と真美子さん(AFP=時事)
《真美子夫人との誕生日デートが話題》大谷翔平が夫婦まるごと高い好感度を維持できるワケ「腕時計は8万円SEIKO」「誕生日プレゼントは実用性重視」  
NEWSポストセブン
被害者の村上隆一さんの自宅。死因は失血死だった
《売春させ、売り上げが落ちると制裁》宮城・柴田町男性殺害 被害者の長男の妻を頂点とした“売春・美人局グループ”の壮絶手口
NEWSポストセブン
元夫の親友と授かり再婚をした古閑美保(時事通信フォト)
女子ゴルフ・古閑美保が“元夫の親友”と授かり再婚 過去の路上ハグで“略奪愛”疑惑浮上するもきっぱり否定、けじめをつけた上で交際に発展
女性セブン
突然の「非常戒厳」は、国際社会にも衝撃を与えた
韓国・尹錫悦大統領の戒厳令は妻を守るためだったのか「占い師の囁きで大統領府移転を指示」「株価操作」「高級バッグ授受」…噴出する数々の疑惑
女性セブン
12月9日に亡くなった小倉智昭さん
小倉智昭さん、新たながんが見つかる度に口にしていた“初期対応”への後悔 「どうして膀胱を全部取るという選択をしなかったのか…」
女性セブン
六代目山口組の司忍組長。今年刊行された「山口組新報」では82歳の誕生日を祝う記事が掲載されていた
《山口組の「事始め式」》定番のカラオケで歌う曲は…平成最大の“ラブソング”を熱唱、昭和歌謡ばかりじゃないヤクザの「気になるセットリスト」
NEWSポストセブン
激痩せが心配されている高橋真麻(ブログより)
《元フジアナ・高橋真麻》「骨と皮だけ…」相次ぐ“激やせ報道”に所属事務所社長が回答「スーパー元気です」
NEWSポストセブン
無罪判決に涙を流した須藤早貴被告
《紀州のドン・ファン元妻に涙の無罪判決》「真摯に裁判を受けている感じがした」“米津玄師似”の男性裁判員が語った須藤早貴被告の印象 過去公判では被告を「質問攻め」
NEWSポストセブン
トンボをはじめとした生物分野への興味関心が強いそうだ(2023年9月、東京・港区。撮影/JMPA)
《倍率3倍を勝ち抜いた》悠仁さま「合格」の背景に“筑波チーム” 推薦書類を作成した校長も筑波大出身、筑附高に大学教員が続々
NEWSポストセブン
12月6日に急逝した中山美穂さん
《追悼》中山美穂さん、芸能界きっての酒豪だった 妹・中山忍と通っていた焼肉店店主は「健康に気を使われていて、野菜もまんべんなく召し上がっていた」
女性セブン
結婚披露宴での板野友美とヤクルト高橋奎二選手
板野友美&ヤクルト高橋奎二夫妻の結婚披露宴 村上宗隆選手や松本まりかなど豪華メンバーが大勢出席するも、AKB48“神7”は前田敦子のみ出席で再集結ならず
女性セブン
自宅で亡くなっているのが見つかった中山美穂さん
【入浴中の不慮の事故、沈黙守るワイルド恋人】中山美穂さん、最後の交際相手は「9歳年下」「大好きな音楽活動でわかりあえる」一緒に立つはずだったビルボード
NEWSポストセブン