3位以下はどんぐりの背比べだね。阪神の糸井嘉男(35)の補強は巨人よりも的確といえるけど、一人でチームが劇的に変わるほどとも思えない。とはいえ阪神が強くないとセリーグが盛り上がらないので、期待を込めて3位にしました。ただ、昨季は主力のケガに泣いたヤクルトも、中心選手に故障がなければAクラスを狙えるでしょう。
パはやっぱりソフトバンクが頭ひとつ抜けている。2016年は柳田悠岐(28)がケガで抜けるなどの誤算があったが、大きなアクシデントさえなければやはりシーズン序盤から独走ではないか。契約最終年の松坂大輔(36)に頼る必要もないでしょう(笑い)。むしろドラ1の田中正義(22、創価大)は即戦力になるんじゃないかな。
対抗馬は日本ハムだが、メジャー移籍を控えた大谷翔平(22)は昨季ほどの無理はしないと思う。
ドラ1で獲った佐々木千隼(22、桜美林大)の評価が高いロッテは面白い存在だ。佐々木は最速153kmの直球だけじゃなく左打者の外角に落ちるシンカーも武器になってくる。開幕ローテーションも狙えそうだ。
【順位予測】
セリーグ/パリーグ
1位:巨人/ソフトバンク
2位:広島/日本ハム
3位:阪神/ロッテ
4位:ヤクルト/西武
5位:DeNA/楽天
6位:中日/オリックス
※週刊ポスト増刊2017新春スペシャル