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2017.01.17 07:00  週刊ポスト

賭け麻雀市長 謎の告発人が「もっと凄い話あるけえの」

賭け麻雀だけでは終わらない?

 福岡県飯塚市での前代未聞のスキャンダルの裏には複雑な事情がありそうだ。昨年12月、斉藤守史(もりちか)・市長と田中秀哲・副市長が平日の昼間から「賭け麻雀」に興じていたことが発覚。2人は市議会での謝罪や釈明会見に追われ、年末の新聞・テレビを賑わせた。

「市民からは抗議が殺到。年明けの成人式では市長の挨拶が取り止めになるなど、騒ぎは続き、11日に2人は1月末での辞任を表明した。

 ただ、不思議なのは賭け麻雀という半ば密室での行為が表沙汰になったこと。田中副市長は地元紙・西日本新聞の取材に、“仕掛けられたと思っている”という意味深なコメントを残しています」(市議会関係者)

 地元では、市長、副市長に批判的な勢力の仕掛けがあったとみられているのだ。市民団体「飯塚の未来を考える市民の会」の代表・小畠久司氏が解説する。

「今回の騒動は1枚のDVDが市議会事務局に持ち込まれたのが発端です。DVDには麻雀店に出入りする市長・副市長の姿などが収められていた。

 これを持ち込んだのが地元建設会社関係者のA氏。A氏は元市議で、実弟は現職市議です。実は、このA氏の娘が社長を務める建設会社が、飯塚市と裁判を抱えているのです。市が建設会社に貸していた土地の利用方法などを巡って両者の対立が深まり、昨年4月に市側が土地の明け渡しを求めて福岡地裁飯塚支部に訴えを起こしています」

 つまり、「市と裁判を抱える会社の関係者が、市長と副市長のスキャンダルを暴いた」という構図なのだ。

 A氏は本誌の直撃に、「確かに、陳情書とDVDを(議会事務局に)届けたのは私たい。市職員たちから“副市長が昼間から職場を離れることが多い”という愚痴を聞き、私が探偵を雇って調べたところ、今回の事実がわかった」と話した。

 自身の親族の会社が市と裁判を抱えていることについては「そりゃ、私だって聖人君子やない。市との揉め事を歯がゆいと思うとる。でもな、それ(裁判)とこれ(告発)とは別や」とした。

 取材時は2人の辞意表明前だったので、「ええか、告発できることはこれだけやない。まだ次があるんやからな」と、さらなるスキャンダル暴露の用意があると示唆していた。

 急転直下の辞任劇の裏で何が起きていたのだろうか。

※週刊ポスト2017年1月27日号

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