ライフ

メイクはYouTubeで学ぶ時代 今ドキ女子のコスパ感覚

今ドキ女子はメイクもYouTubeから学ぶ

 YouTubeにオリジナルの動画をアップし、その再生回数で収入を得ているYouTuber。ゲーム実況動画やおもしろ系動画のほか、「歌ってみた」系の動画など、様々なジャンルでカリスマたちが登場している。

 そんな中、若い女性を中心に高い人気を誇るのがメイク動画をアップする女性YouTuberたち。近年、YouTuberのメイク動画を参考に化粧の方法を学ぶ女性が増えているのだという。

 美容系人気YouTuber・「関根りさ」さんの動画を見てメイクをはじめたという女子大生のAさん(22歳)にとって、関根は手が届かないモデルよりも憧れの存在だ。一般人だからこそ、自分と同じような悩みを抱えていることに共感すると語る。

「YouTubeのおすすめ動画で関根りささんの動画がオススメされたことがきっかけで、メイク動画を見るようになりました。YouTuberさんたちは雑誌のモデルさんじゃない一般の方なので、目が一重だったり、顔が大きかったりとそれぞれコンプレックスがあるので共感できる。それをカバーするような方法やメイクアイテムを紹介してくれるから、信頼できるんです。最近では、ほかにも『さぁや』さんや、『RinRin Doll』さんの動画も見ています」(Aさん)

 YouTubeのメイク動画にハマっている別の女性Bさん(25歳)は、YouTuber同士の交流を見るのも楽しみの1つだという。

「私は日本語が堪能な韓国人のYouTuber『会社員Aちゃん』と、みきぽんでおなじみの河西美希さんが大好きで、常に動画をチェックしています。みきぽんは、雑誌『Popteen』のモデルさん時代からのファンです。

 この2人はYouTubeを通じて仲良くなり、2人でコラボした動画をアップしてくれるなど楽しみがたくさん。メイク方法を知りたいというよりも、自分のなかでは毎週、ネットで会えるアイドルといった感じですね」(Bさん)

 Bさんは、コスメを購入する前には必ずYouTuberのレポートを参考にしているという。

「『Aちゃん』は最新の韓国コスメを紹介してくれるので、情報が日本のどのメディアよりも早いんです。みきぽんはガーリーなメイクが得意で、安いアイテムから高級なスキンケアまで幅広く取り入れているので参考になります。やはり自分で買って試すのは勇気もいるし、お金もかかります。でもYouTuberの方がレポしてくれたものを参考にして選べば、失敗も少なくコスパがいいんですよね」(Bさん)

 誰でも無料でメイクの方法やオススメアイテムを知れるYouTube。投稿者が自分に近い存在であるため、より参考にしやすいのかもしれない。彼女たちの無料の動画レポートを参考にしてからコスメなどを購入するというのは、コスパを重視する現代の若者ならではの消費行動と言えそうだ。

関連キーワード

関連記事

トピックス

交際が報じられた赤西仁と広瀬アリス
《赤西仁と広瀬アリスの海外デートを目撃》黒木メイサと5年間暮らした「ハワイ」で過ごす2人の“本気度”
NEWSポストセブン
世界選手権東京大会を観戦される佳子さまと悠仁さま(2025年9月16日、写真/時事通信フォト)
《世界陸上観戦でもご着用》佳子さま、お気に入りの水玉ワンピースの着回し術 青ジャケットとの合わせも定番
NEWSポストセブン
秋場所
「こんなことは初めてです…」秋場所の西花道に「溜席の着物美人」が登場! 薄手の着物になった理由は厳しい暑さと本人が明かす「汗が止まりませんでした」
NEWSポストセブン
身長145cmと小柄ながら圧倒的な存在感を放つ岸みゆ
【身長145cmのグラビアスター】#ババババンビ・岸みゆ「白黒プレゼントページでデビュー」から「ファースト写真集重版」までの成功物語
NEWSポストセブン
『徹子の部屋』に月そ出演した藤井風(右・Xより)
《急接近》黒柳徹子が歌手・藤井風を招待した“行きつけ高級イタリアン”「40年交際したフランス人ピアニストとの共通点」
NEWSポストセブン
和紙で作られたイヤリングをお召しに(2025年9月14日、撮影/JMPA)
《スカートは9万9000円》佳子さま、セットアップをバラした見事な“着回しコーデ” 2日連続で2000円台の地元産イヤリングもお召しに 
NEWSポストセブン
高校時代の青木被告(集合写真)
《長野立てこもり4人殺害事件初公判》「部屋に盗聴器が仕掛けられ、いつでも悪口が聞こえてくる……」被告が語っていた事件前の“妄想”と父親の“悔恨”
NEWSポストセブン
世界的アスリートを狙った強盗事件が相次いでいる(時事通信フォト)
《イチロー氏も自宅侵入被害、弓子夫人が危機一髪》妻の真美子さんを強盗から守りたい…「自宅で撮った写真」に見える大谷翔平の“徹底的な”SNS危機管理と自宅警備体制
NEWSポストセブン
鳥取県を訪問された佳子さま(2025年9月13日、撮影/JMPA)
佳子さま、鳥取県ご訪問でピンクコーデをご披露 2000円の「七宝焼イヤリング」からうかがえる“お気持ち”
NEWSポストセブン
長崎県へ訪問された天皇ご一家(2025年9月12日、撮影/JMPA)
《長崎ご訪問》雅子さまと愛子さまの“母娘リンクコーデ” パイピングジャケットやペールブルーのセットアップに共通点もおふたりが見せた着こなしの“違い”
NEWSポストセブン
ウクライナ出身の女性イリーナ・ザルツカさん(23)がナイフで切りつけられて亡くなった(Instagramより)
《監視カメラが捉えた残忍な犯行》「刺された後、手で顔を覆い倒れた」戦火から逃れたウクライナ女性(23)米・無差別刺殺事件、トランプ大統領は「死刑以外の選択肢はない」
NEWSポストセブン
国民に笑いを届け続けた稀代のコント師・志村けんさん(共同通信)
《恋人との密会や空き巣被害も》「売物件」となった志村けんさんの3億円豪邸…高級時計や指輪、トロフィーは無造作に置かれていたのに「金庫にあった大切なモノ」
NEWSポストセブン