芸能
2017.01.31 07:00 週刊ポスト
浅草が主戦場のナイツ「最初は浅草も東洋館もイヤイヤだった」

浅草芸人の総本山「漫才協会」の要職を担う
塙(はなわ):昨日、インターネットのヤホーでいろいろ調べてきたんですが。
土屋:ヤフーね。
塙:亡くなった昭和の大スターをひとり、見つけてしまったんです。
土屋:調べたんですね。
塙:永六輔という人を知ってますか?
土屋:今さらかよ。亡くなったのは滅茶苦茶ニュースになったし、われわれ散々お世話になったでしょ!
塙:今日は永……(指を折って数え始める)。
土屋:何で6まで数えてんだよ。さっき言えてただろ。
塙:すごい話をさせてもらいますが、永さんは1933年、戦後のどさくさにまぎれて生まれてきまして。
土屋:浅草だろ。どさくさってプロフィールないだろ。
塙:実家が有名な『寺尾』でして。
土屋:お寺、ね。
塙宣之(立ち位置向かって左)、土屋伸之(右)の漫才コンビ・ナイツの得意ネタ「ヤホー漫才」のさわりである。
ボケの塙が「言い間違い=小ボケ」をこれでもかと積み重ね、それに対し、相方の土屋が軽妙にツッコむ(間違いを正す)というスタイルだ。
冒頭の永六輔ネタは、ナイツの得意ネタで、永氏の没後、ゆかりのアーティストたちが集まった追悼イベントでも披露された。
永六輔氏とナイツ──実は浅からぬ縁がある。TBSラジオで24年以上にわたり放送された長寿番組『土曜ワイドラジオTOKYO 永六輔その新世界』が2015年9月に終了し、その枠を引き継いだのが、ナイツなのだ(『ナイツのちゃきちゃき大放送』)。
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