芸能

浅草が主戦場のナイツ「最初は浅草も東洋館もイヤイヤだった」

浅草芸人の総本山「漫才協会」の要職を担う

塙(はなわ):昨日、インターネットのヤホーでいろいろ調べてきたんですが。

土屋:ヤフーね。

塙:亡くなった昭和の大スターをひとり、見つけてしまったんです。

土屋:調べたんですね。

塙:永六輔という人を知ってますか?

土屋:今さらかよ。亡くなったのは滅茶苦茶ニュースになったし、われわれ散々お世話になったでしょ!

塙:今日は永……(指を折って数え始める)。

土屋:何で6まで数えてんだよ。さっき言えてただろ。

塙:すごい話をさせてもらいますが、永さんは1933年、戦後のどさくさにまぎれて生まれてきまして。

土屋:浅草だろ。どさくさってプロフィールないだろ。

塙:実家が有名な『寺尾』でして。

土屋:お寺、ね。

 塙宣之(立ち位置向かって左)、土屋伸之(右)の漫才コンビ・ナイツの得意ネタ「ヤホー漫才」のさわりである。

 ボケの塙が「言い間違い=小ボケ」をこれでもかと積み重ね、それに対し、相方の土屋が軽妙にツッコむ(間違いを正す)というスタイルだ。

 冒頭の永六輔ネタは、ナイツの得意ネタで、永氏の没後、ゆかりのアーティストたちが集まった追悼イベントでも披露された。

 永六輔氏とナイツ──実は浅からぬ縁がある。TBSラジオで24年以上にわたり放送された長寿番組『土曜ワイドラジオTOKYO 永六輔その新世界』が2015年9月に終了し、その枠を引き継いだのが、ナイツなのだ(『ナイツのちゃきちゃき大放送』)。

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