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停電時など、通常より安く泊まれるワケあり宿も選択肢に

カラオケルーム限定で1泊1万2960円のところを9720円~に。福岡県『泰泉閣』

 春休みの計画を、そろそろ決めたい時期だが、“ワケありの宿”を選んではいかが? 「それってお化け部屋じゃあ…」と思うなかれ。ワケといっても、眺望や音の面で、ちょっぴり“難あり”なものがほとんど。

 豪華ホテルや旅館に格安で泊まれるなら、むしろ見逃す手はない。では、どう選ぶか?

 1995年の阪神・淡路大震災や、2011年の東日本大震災、2016年の熊本地震など、自然災害が頻繁に起こるなか、耐震強化のための工事を行っているホテルや旅館が多い。

 また、老朽化により外壁や部屋の改装をするなど、施設をリニューアルするところは常にあり、これらの宿は、特に狙い目だとホテル旅館ライターの二松康紀さんは言う。

「工事をするからといって、その期間、ずっと休業するわけにはいきません。しかし、工事を始めれば、騒音やほこりが出て、客にがまんを強いることも避けられない。そこで、値段を安くして、少しでも宿泊客のストレスを軽減してもらおうとするのです」(二松さん、以下「」内同)

 ただし、工事はたいていの場合、昼間行われることが多い。

「17時頃までには工事が終わるので、チェックイン時には気になっても、実際に部屋で過ごす夜間はまったく気にならないことの方が多いのです。連泊して、ホテル内で過ごす時間が長い場合はあまりおすすめしませんが、昼間は観光に出かけるのなら問題ないでしょう」

 立地や状況にもよるが、通常より30~40%安く泊まれることが多いよう。アクティブ派には狙い目だ。

 温泉宿では定期的に大浴場の配管清掃が行われている。大浴場や露天風呂に入れないなんて…と思うかもしれないが、昨今、大浴場は複数ある宿がほとんどだ。

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