会場以上に悲惨な状況となったのは、視聴者参加システムの座布団の枚数だ。番組終了時、最も多くの座布団を獲得していたのは、林家たい平(52)で、「3万5357枚」。三遊亭円楽(65)や林家木久扇(79)ら他のメンバーも軒並み1万枚を超える中、三平のみが「223枚」。まさに“2ケタ違い”の大差となった。

 だが、日テレ関係者は「この日はまだ良かった方ですよ」と声を潜める。

「視聴者参加システムが導入されて以降、三平さんは最終結果『0枚』を数回叩き出しています。これは他のメンバーではありえないこと。番組の最後に三平さんがスベると一気に座布団を取り上げられてしまうんです。笑点ファンの間では『0枚フィニッシュ』という流行語まで生まれました」

 この惨状にネット上では〈笑いを通り越していじめに見えるんだけど〉〈三平だけ、毎週悪意を感じるレベルの座布団の少なさだな〉と同情の声も聞こえ始めている。毎週のように“公開処刑”が行なわれているのである。

※週刊ポスト2017年3月10日号

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