国内

安倍首相 妻の名誉校長就任に「勝手なことを…」とこぼした

名誉校長就任は安倍首相に無断で?

《どんな自分が好きか。人から求められる理想的な自分像ではなく、本当に好きな自分とは。人との垣根がすべて取っ払われて、誰とでも本当に仲良くなれる、酔っ払ってる時の自分が好き》

 2月9日、自身のフェイスブックにこう投稿したのは、安倍晋三首相(62才)の妻・昭恵さん(54才)。首相夫人とは思えない奔放さと愛嬌で親しまれ、歴代ファーストレディーのなかで最も知名度の高い“アッキー”らしい自由闊達な内容だ。「政治家の妻は三尺下がって夫の影を踏まず」という永田町の諫言なんて通用しない。世の中への発信を絶やさず、親しみを込めて愛称で呼ばれる首相夫人は彼女だけだったのではないだろうか。

 だが、そんな投稿をした当日から、逆風が吹き始めた。その日、「森友学園スキャンダル」の第一報が報じられたのだ。

 それでも昭恵さんは“自粛”とは無縁。2月14日にはヴィジュアル系バンドのコンサートを訪れ、派手な衣装のメンバーに囲まれてロックなポーズを決めた。2月21日には、「初滑り。やっぱりスキーは楽しい」とゲレンデでの様子を投稿。森友学園スキャンダルが国会で炎上した3月1日には「昨晩はこんなメンバーに励まされ…」と友人との写真をアップし、7日には対談イベントで「こんなに注目を集め、すごく戸惑っている」と語った。

 アッキーへの逆風とは、大阪市の学校法人「森友学園」が13億円以上と目される国有地をタダ同然で入手した問題だ。昭恵さんがその土地に新設される小学校の名誉校長だったことから、何らかの政治的な圧力や口利きがあったのではと疑われている。

 国会の論戦では過去のロッキード事件をもじった“アッキード事件”なる言葉も飛び出し、安倍首相が「限度を超えている。不愉快だ」と気色ばむシーンが見られた。政治評論家が指摘する。

関連記事

トピックス

初公判は9月9日に大阪地裁で開かれた
「全裸で浴槽の中にしゃがみ…」「拒否ったら鼻の骨を折ります」コスプレイヤー・佐藤沙希被告の被害男性が明かした“エグい暴行”「警察が『今しかないよ』と言ってくれて…」
NEWSポストセブン
指名手配中の八田與一容疑者(提供:大分県警)
《ひき逃げ手配犯・八田與一の母を直撃》「警察にはもう話したので…」“アクセルベタ踏み”で2人死傷から3年半、“女手ひとつで一生懸命育てた実母”が記者に語ったこと
NEWSポストセブン
初公判では、証拠取調べにおいて、弁護人はその大半の証拠の取調べに対し不同意としている
《交際相手の乳首と左薬指を切断》「切っても再生するから」「生活保護受けろ」コスプレイヤー・佐藤沙希被告の被害男性が語った“おぞましいほどの恐怖支配”と交際の実態
NEWSポストセブン
芸能活動を再開することがわかった新井浩文(時事通信フォト)
「ウチも性格上ぱぁ~っと言いたいタイプ」俳優・新井浩文が激ヤセ乗り越えて“1日限定”の舞台復帰を選んだ背景
NEWSポストセブン
国分太一の素顔を知る『ガチンコ!』で共演の武道家・大和龍門氏が激白(左/時事通信フォト)
「あなたは日テレに捨てられたんだよっ!」国分太一の素顔を知る『ガチンコ!』で共演の武道家・大和龍門氏が激白「今の状態で戻っても…」「スパッと見切りを」
NEWSポストセブン
2009年8月6日に世田谷区の自宅で亡くなった大原麗子
《私は絶対にやらない》大原麗子さんが孤独な最期を迎えたベッドルーム「女優だから信念を曲げたくない」金銭苦のなかで断り続けた“意外な仕事” 
NEWSポストセブン
ドラフト1位の大谷に次いでドラフト2位で入団した森本龍弥さん(時事通信)
「二次会には絶対来なかった」大谷翔平に次ぐドラフト2位だった森本龍弥さんが明かす野球人生と“大谷の素顔”…「グラウンドに誰もいなくなってから1人で黙々と練習」
NEWSポストセブン
小説「ロリータ」からの引用か(Aでメイン、民主党資料より)
《女性たちの胸元、足、腰に書き込まれた文字の不気味…》10代少女らが被害を受けた闇深い人身売買事件で写真公開 米・心理学者が分析する“嫌悪される理由”とは
NEWSポストセブン
ラオスを訪問された愛子さま(写真/共同通信社)
《「水光肌メイク」に絶賛の声》愛子さま「内側から発光しているようなツヤ感」の美肌の秘密 美容関係者は「清潔感・品格・フレッシュさの三拍子がそろった理想の皇族メイク」と分析
NEWSポストセブン
国宝級イケメンとして女性ファンが多い八木(本人のInstagramより)
「国宝級イケメン」FANTASTICS・八木勇征(28)が“韓国系カリスマギャル”と破局していた 原因となった“価値感の違い”
NEWSポストセブン
今回公開された資料には若い女性と見られる人物がクリントン氏の肩に手を回している写真などが含まれていた
「君は年を取りすぎている」「マッサージの仕事名目で…」当時16歳の性的虐待の被害者女性が訴え “エプスタインファイル”公開で見える人身売買事件のリアル
NEWSポストセブン
タレントでプロレスラーの上原わかな
「この体型ってプロレス的にはプラスなのかな?」ウエスト58センチ、太もも59センチの上原わかながムチムチボディを肯定できるようになった理由【2023年リングデビュー】
NEWSポストセブン