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大ヒットの『うんこ漢字ドリル』 3018の例文作成で大苦労

2017.03.26 07:00

〈ついに探していたうんこを見つけて、興奮した〉 〈かれは、自分のうんこのことを『相棒』と呼ぶ〉 「う

〈ついに探していたうんこを見つけて、興奮した〉
〈かれは、自分のうんこのことを『相棒』と呼ぶ〉

「うんこ」という単語が並ぶこの短文。実は小学生が漢字の読み書きを練習する“教材”の例文だ。その名も『うんこ漢字ドリル』──。

 冒頭の例文は傍線部の読みを答える6年生向けの問題だ。ドリルは1~6年生用の6種類があり、全ての例文に「うんこ」が入っている。3月24日発行で、シリーズ合計で初版3万6000部。1年生向けが一番多く8500部だという。

 書きを練習する問題もある。例えば、「退」の字なら、〈うんこをもらした政治家が現役を□いた〉(5年生用・□にはルビで「しりぞ」)といった具合だ。

〈木にのぼってうんこをする〉(1年生用・「木」の読み方を解答する)、〈□速百メートルのすごいスピードで飛ぶうんこ〉(3年生用・□にはルビで「びょう」)など現実離れした例文が目立つものの、表紙には〈新学習指導要領対応〉の文字。制作側は大真面目のようだ。発行元である文響社の山本周嗣・社長が語る。

「このドリルの企画が最初に持ち上がったのは、もう2年も前のことです。試行錯誤の末に、今回の発売にこぎつけました。漢字を覚えるにはとにかく繰り返し書くこと。だからこそ、子供たちが好む『うんこ』という言葉を使い、楽しみながら取り組めるものにした」

 とはいえ、やはり「うんこ」という言葉に保護者が拒否反応を示す懸念があったので、3つの学習塾に依頼して実際に子供たちに使ってもらい、子供や親の反応の調査までしたという。

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