松ケンも木村とSMAPを熱唱


「最初に音程を合わせていました。5人のパートをすべて木村さんが歌うわけですが、それがめちゃくちゃうまくて。みんなひと目見ようとカラオケルームに殺到して、大騒ぎになりました。松山さんや文乃さんも目を輝かせて聞き入っていたし、歌い終わると拍手喝采でした」(別のスタッフ)

 会場の全員が酔いしれる一幕だったが、サプライズはここからだった。

「アンコールの声があがりましたが、さすがにそれはないだろうと思っていたんです。でも木村さんはマイクを離さず、次々にSMAPの代表曲を入れていきました。『SHAKE』、『セロリ』、『青いイナズマ』、『世界に一つだけの花』と歌い続けてくれて、さながらソロコンサートですよ。途中から松山さんも一緒に歌い始めて、大盛り上がり。なんだかもう感動しちゃって…。彼にとってSMAPは本当に大切な思い出なんだな、っていうことが伝わってきました」(前出・スタッフ)

 当初、二次会はプロジェクターでNG集を流す予定だったというが、

「木村さんの“SMAPメドレー”があまりに盛り上がりすぎたため、中止になりました(笑い)」(前出・スタッフ)

 宴もたけなわ、二次会は深夜3時まで続いた。松ケンがふらりと無警戒で退店したのとは対照的に、木村の退店時はスタッフが毛布で幕を作り、姿を晒さないよう配慮する鉄壁ぶり。だが迎車の助手席に乗った木村は、晴れやかな笑顔を見せていた。

 4月に入ると、新作主演映画『無限の住人』(4月29日公開)のPRで全国を飛び回る予定の木村。

「普段は出ない地方のローカル局にも生出演する予定です。ここまで必死に番宣に動く木村さんは初めてです」(テレビ関係者)

 一方、同映画のPR活動以降は、レギュラー以外のオファーをしばらく断つとも報じられている。デビューから25年目にして、長期の休暇は初のこと。節目直前の熱唱は、誰に向けたものだったのか。

※女性セブン2017年4月13日号

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