スポーツ

売れるは稀勢グッズばかり 白鵬弁当の売れ行きが低迷

白鵬弁当の売れ行きも低迷

 横綱・稀勢の里の負傷と再逆転優勝というドラマもあって、大相撲春場所は大いに盛り上がった。

 春場所会場となったエディオンアリーナ大阪の売店では開催中、タオルやTシャツなど稀勢の里の関連グッズが売れに売れた。初日から表紙に土俵入りする稀勢の里のイラストが入った学習ノートが売り切れとなるなど、売店側にとっては嬉しい悲鳴となった。

 その代わりというべきか、白鵬関連商品は店の奥に置かれ、手の届くところには稀勢の里関連商品ばかりに。白鵬のイラスト入り学習ノートは千秋楽まで売れ残っていた。5日目に休場する前から“過去の人”扱いだったといっていい。

「こうなってくると注目は、国技館に場所を移す5月場所で、大関以上の力士の名前入り弁当(国技館限定)の売り上げがどうなるかです」(協会関係者)

 力士弁当のおかずは、各力士の好物などを中心に構成され、「白鵬弁当」は鶏の竜田揚げに揚げ餃子、野菜の塩ゆでなど。「日馬富士弁当」は牛の焼肉と唐揚げだ。鶴竜はロースとんかつとサイコロステーキ、豪栄道は焼肉とコロッケといったメニューで、どれも定価1150円。「稀勢の里弁当」は、鶏肉と長ネギの塩和えがメインというヘルシーなメニューだが、大幅な売り上げ増が見込まれている。

「おかずの好みで選んでいくお客さんはほとんどいなくて、好きな力士の弁当を買っていきます。実は白鵬が大鵬の優勝回数を超えた(2015年1月に33回目の優勝を達成)あたりから、白鵬弁当、日馬富士弁当の売れ行きが落ちているんです。他のグッズみたいに、売れなくてもそのまま置いておくというわけにはいかないから、廃棄ということになる。稀勢の里人気でさらに“格差”が広がっています」(国技館関係者)

 5場所連続で優勝を逃し、力の衰えが指摘される白鵬だが、人気面でも巻き返すためには相当なてこ入れが必要そうなのだ。

※週刊ポスト2017年4月14日号

トピックス

10月22日、殺人未遂の疑いで東京都練馬区の国家公務員・大津陽一郎容疑者(43)が逮捕された(時事通信フォト/共同通信)
《赤坂ライブハウス刺傷》「2~3日帰らないときもあったみたいだけど…」家族思いの妻子もち自衛官がなぜ”待ち伏せ犯行”…、親族が語る容疑者の人物像とは
NEWSポストセブン
ミセス・若井(左、Xより)との“通い愛”を報じられたNiziUのNINA(右、Instagramより)
《ミセス若井と“通い愛”》「嫌なことや、聞きたくないことも入ってきた」NiziU・NINAが涙ながらに吐露した“苦悩”、前向きに披露した「きっかけになったギター演奏」
NEWSポストセブン
「ラオ・シルク・レジデンス」を訪問された天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年11月21日、撮影/横田紋子)
「華やかさと品の良さが絶妙」愛子さま、淡いラベンダーのワンピにピンクのボレロでフェミニンなコーデ
NEWSポストセブン
クマ被害で亡くなった笹崎勝巳さん(左・撮影/山口比佐夫、右・AFP=時事)
《笹崎勝巳レフェリー追悼》プロレス仲間たちと家族で送った葬儀「奥さんやお子さんも気丈に対応されていました」、クマ襲撃の現場となった温泉施設は営業再開
NEWSポストセブン
役者でタレントの山口良一さん
《笑福亭笑瓶さんらいなくなりリポーターが2人に激減》30年以上続く長寿番組『噂の!東京マガジン』存続危機を乗り越えた“楽屋会議”「全員でBSに行きましょう」
NEWSポストセブン
11月16日にチャリティーイベントを開催した前田健太投手(Instagramより)
《いろんな裏切りもありました…》前田健太投手の妻・早穂夫人が明かした「交渉に同席」、氷室京介、B’z松本孝弘の妻との華麗なる交友関係
NEWSポストセブン
高市早苗氏が首相に就任してから1ヶ月が経過した(時事通信フォト)
高市早苗首相への“女性からの厳しい指摘”に「女性の敵は女性なのか」の議論勃発 日本社会に色濃く残る男尊女卑の風潮が“女性同士の攻撃”に拍車をかける現実
女性セブン
イギリス出身のインフルエンサー、ボニー・ブルー(Instagramより)
《1日で1000人以上と関係を持った》金髪美女インフルエンサーが予告した過激ファンサービス… “唾液の入った大量の小瓶”を配るプランも【オーストラリアで抗議活動】
NEWSポストセブン
日本全国でこれまでにない勢いでクマの出没が増えている
《猟友会にも寄せられるクレーム》罠にかかった凶暴なクマの映像に「歯や爪が悪くなってかわいそう」と…クレームに悩む高齢ベテランハンターの“嘆き”とは
NEWSポストセブン
六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)と稲川会の内堀和也会長
六代目山口組が住吉会最高幹部との盃を「突然中止」か…暴力団や警察関係者に緊張が走った竹内照明若頭の不可解な「2度の稲川会電撃訪問」
NEWSポストセブン
警視庁赤坂署に入る大津陽一郎容疑者(共同通信)
《赤坂・ライブハウス刺傷で現役自衛官逮捕》「妻子を隠して被害女性と“不倫”」「別れたがトラブルない」“チャリ20キロ爆走男” 大津陽一郎容疑者の呆れた供述とあまりに高い計画性
NEWSポストセブン
無銭飲食を繰り返したとして逮捕された台湾出身のインフルエンサーペイ・チャン(34)(Instagramより)
《支払いの代わりに性的サービスを提案》米・美しすぎる台湾出身の“食い逃げ犯”、高級店で無銭飲食を繰り返す 「美食家インフルエンサー」の“手口”【1か月で5回の逮捕】
NEWSポストセブン