岡田と小栗が本気で議論を交わして芝居を模索する中で、結束もより深まったのだとか。

「小栗くんから『准ピー、待ってるね!』なんてメールが来て毎晩一緒にご飯を食べていました。お酒も飲みましたよ」

 降旗監督と撮影の木村大作氏の9年ぶりとなる黄金コンビ復活でも、話題を集めている。

「素晴らしい功績があって、ぼくらにとってレジェンドのおふたり。撮影中、大作さんの発案でぼくがキャメラを回した場面があったんです。いい経験になるから役者にやらせてみようということで、お気遣いいただきまして。伝説のかたが『准ちゃん』って呼びかけて、愛情をかけてくださる。本当に幸せな時間でした」

 赦し、赦され、心にじわっと染みるエンディングを迎える作品同様、岡田にもやわらかな温かい記憶が宿ったようだ。

――お気に入りの読書スポットは?

「お風呂場! 本はぼくにとって黙って相手をしてくれる友達みたいなものなので、手元に置いて、家中どこへでも“連れて”行きます。だから読書の体勢も寝転がってみたり、うつ伏せっぽくなってみたり。枕を挟んでうつぶせになってみたり、座って読んでみたり、さまざまです」

――お気に入りの作家は?

「最近、『BLUE GIANT』というマンガに感動したのですが、その作者の石塚真一さん。登山マンガ『岳』の作者です。『BLUE GIANT』はジャズプレーヤーを志す青年の物語なのですが、マンガという音が鳴らない世界で音楽性の高いジャズを表現できている、というのに驚きました。音が鳴らないのに鳴っている感覚に、心が震えました!」

※女性セブン2017年5月4日号

関連記事

トピックス

1年ほど前に、会社役員を務める元夫と離婚していたことを明かした
《ロックシンガー・相川七瀬 年上夫との離婚明かす》個人事務所役員の年上夫との別居生活1年「家族でいるために」昨夏に自ら離婚届を提出
NEWSポストセブン
“高市潰し”を狙っているように思える動きも(時事通信フォト)
《前代未聞の自民党総裁選》公明党や野党も“露骨な介入”「高市早苗総裁では連立は組めない」と“拒否権”をちらつかせる異例の事態に
週刊ポスト
『あんぱん』“豪ちゃん”役の細田佳央太(写真提供/NHK)
『あんぱん』“豪ちゃん”役・細田佳央太が明かす河合優実への絶対的な信頼 「蘭子さんには前を向いて自分の幸せを第一にしてほしい。豪もきっとそう思ったはず」
週刊ポスト
韓国アイドルグループ・aespaのメンバー、WINTERのボディーガードが話題に(時事通信フォト)
《NYファッションショーが騒然》aespa・ウィンターの後ろにピッタリ…ボディーガードと誤解された“ハリウッド俳優風のオトコ”の「正体」
NEWSポストセブン
「第65回海外日系人大会」に出席された秋篠宮ご夫妻(2025年9月17日、撮影/五十嵐美弥)
《パールで華やかさも》紀子さま、色とデザインで秋を“演出”するワンピースをお召しに 日系人らとご交流
NEWSポストセブン
立場を利用し犯行を行なっていた(本人Xより)
【未成年アイドルにわいせつ行為】〈メンバーがみんなから愛されてて嬉しい〉芸能プロデューサー・鳥丸寛士容疑者の蛮行「“写真撮影”と偽ってホテルに呼び出し」
NEWSポストセブン
佳子さまを撮影した動画がXで話題になっている(時事通信フォト)
《佳子さまどアップ動画が話題》「『まぶしい』とか『神々しい』という印象」撮影者が振り返る “お声がけの衝撃”「手を伸ばせば届く距離」
NEWSポストセブン
個別指導塾「スクールIE」の元教室長・石田親一容疑者(左/共同通信、右/公式サイトより※現在は削除済み)
《“やる気スイッチ”塾でわいせつ行為》「バカ息子です」母親が明かした、3浪、大学中退、27歳で婚約破棄…わいせつ塾講師(45)が味わった“大きな挫折
NEWSポストセブン
交際が報じられた赤西仁と広瀬アリス
《赤西仁と広瀬アリスの海外デートを目撃》黒木メイサと5年間暮らした「ハワイ」で過ごす2人の“本気度”
NEWSポストセブン
個別指導塾「スクールIE」の元教室長・石田親一容疑者(公式サイトより※現在は削除済み)
《15歳女子生徒にわいせつ》「普段から仲いいからやっちゃった」「エスカレートした」“やる気スイッチ”塾講師・石田親一容疑者が母親にしていた“トンデモ言い訳”
NEWSポストセブン
秋場所
「こんなことは初めてです…」秋場所の西花道に「溜席の着物美人」が登場! 薄手の着物になった理由は厳しい暑さと本人が明かす「汗が止まりませんでした」
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 「高市総理を阻止せよ」イカサマ総裁選の裏ほか
「週刊ポスト」本日発売! 「高市総理を阻止せよ」イカサマ総裁選の裏ほか
NEWSポストセブン