また、今回の鼎には専門家の鑑定書がついており、正真正銘の本物と認定されている。中国内陸部の湖南省から南部の広東省深セン市のコレクターの元に運搬されていたが、到着した荷物を開けみると、粉々に破壊されていたという。鼎は青銅製で、多少の振動では壊れないはずで、業者の扱いが乱暴だったと思われる。
コレクターから連絡を受けた売主側は業者側に激しく抗議したが、保険でかけていた50万円しか賠償されないようだ。
ネット上では「これだけ高価なものだけに、まったく価値が分からない運送業者に託すこと自体が間違い。自分で持っていくなり、信頼できる人に頼むなど、運送費をケチったから起きた悲劇だ」「もともとの持ち主さえ、本当に価値あるものと信じていなかったのではないか。もしかしたら、偽物かも」などとのコメントが書き込まれている。