「予想なんて……難しいというか、読めないよ。ペナントの予測すら当たらないのに、交流戦はさらに難しい。何より、先が読めたらまだ監督をやっている(笑い)。
ただ、今季の阪神は日替わりでヒーローが出ているのがいい。主力頼みのチームは脆いから、交流戦の落とし穴にはまると抜け出せなくなる。
不思議なことに、調子の悪かった選手にとっては、交流戦が息を吹き返すきっかけになることもある。DeNAの筒香(嘉智、25)はWBCの後遺症、いわゆる燃え尽き症候群に苦しんでいるけど、“WBCオフ”も5月まで。交流戦で目覚めると思いますよ」
虎ファンにとっては不安になる情報も多い。“阪神半疑”で見守る日々が続きそうだ。
※週刊ポスト2017年6月9日号