藤浪晋太郎一覧

【藤浪晋太郎】に関するニュースを集めたページです。

開幕先発ローテに入れるか(時事通信フォト)
藤浪晋太郎と小林誠司 トレード要員としての評価も対照的な2人の“現在地”
 阪神・藤浪晋太郎(27)と巨人・小林誠司(32)。共に球界きっての人気球団にドラフト1位で入団し、一時はチームの主力選手だったが、近年は結果を残せず、今季は正念場の年となる。「トレード要員」としてもマスコミに報じられる機会が多い両選手だが、関係者の間では、その評価は対照的だという。 他球団のスコアラーはこう話す。「藤浪は球自体は決して悪くない。常時、直球が150キロ中盤となる投手は球界を見渡してもなかなかいない。本人は先発を希望していますが、阪神は先発要員がゴロゴロいる。加えて阪神ではメディアの注目度も高く、少し結果が出なかっただけでも大きく報じられるので、伸び伸びした環境のパ・リーグの球団のほうが能力を発揮できると思います」 藤浪のかつての輝きを「過去の栄光」と捉える人も増えている。高卒1年目から3年連続2ケタ勝利をマークしたが、その後は暗転。制球を乱して、投球フォームを改造するたびにパフォーマンスが悪化する負のスパイラルに。首脳陣も復活を期待して先発、救援と様々な役割で起用したが、好調が長続きしない。昨季はオープン戦での好調を買われて自身初の開幕投手を務めたが、21試合登板で3勝3敗4ホールド、防御率5.21とチームに貢献できなかった。 藤浪は繊細な性格と言われる。番記者の数が多く、注目度の高い阪神で結果に一喜一憂される環境もプラスに作用していないのかもしれない。今年も昨年同様に春季キャンプから好調を維持していたが、3月5日の楽天戦で4回7安打5失点。その乱調ぶりを大きく報じられ、犠打の処理でミスしたことに手厳しい意見が飛んだ。スポーツ紙の遊軍記者は「1試合悪かっただけで騒ぎになります。藤浪も力が入りすぎている。緩いカーブをもっと使えばいいのに。結果を出さなければいけないという気持ちが強すぎるんでしょうね」と同情する。「強肩捕手」としての優位性が消えつつある 藤浪より厳しい立場に追い込まれているのが、小林だ。前出のスコアラーも辛い評価を口にする。「球界屈指と呼ばれた強肩もここ数年は落ちている感じがする。元々、打撃が売りの選手ではないので、生命線の肩に衰えが見られると厳しい。トレード要員としてもレギュラーでなく“2番手捕手”の位置づけで、評価は高くないと思います」 現在オープン戦を戦っている巨人一軍の捕手陣は大城卓三、岸田行倫、そして3年目の山瀬慎之助の3人。小林は一軍に昇格する気配さえない。「原監督は捕手に打力も求めています。小林はファームでも打撃で結果を出せていない。強肩の山瀬慎之助の評価が高まっていることもある。シーズンに入れば山瀬は実戦で鍛えるためファームに落ちると思いますが、小林が代わりに上がるという保証はない。それほど首脳陣の信頼を失いつつあるということです」(スポーツ紙デスク) 小林の打撃が課題なのは今に始まった話ではない。レギュラーでマスクをかぶっていた2016年は打率.204、2017年は打率.206と2年連続で規定打席到達での最低打率だった。 ただ、それ以上にプラスアルファとして大きかったのが守備面だった。強肩を武器に2016年から4年連続リーグトップの盗塁阻止率をマーク。ブロッキング技術、リード面にも定評があった。だが、昨季は試合途中からマスクをかぶる「抑え捕手」として起用されたにもかかわらず、救援陣が打ち込まれることもあった。また、昨季は大城がリーグトップの盗塁阻止率.447をマークしたことから、小林の優位性が消えつつある。「2020年から4年契約を結んでいたので仕方ないですが、トレードで放出するタイミングを逃した感じがしますね。巨人でチャンスがなかったとは思わないし、小林を活かせなかった感じがします。正直、正捕手に返り咲くのは厳しい。今から打撃が劇的に改善するとは思えない。試合終盤から勝ち試合や接戦の試合でマスクをかぶり、チームに貢献する『守備型捕手』として生きる道を模索したほうが良いと思います」(前出・スポーツ紙デスク)
2022.03.09 07:00
NEWSポストセブン
開幕先発ローテに入れるか(時事通信フォト)
藤浪晋太郎、菅野智之の自主トレに参加に厳しい見方も ハム移籍の現実味は
 来シーズンに向けてキャンプインとなるプロ野球。阪神の悩める剛腕・藤浪晋太郎(27)は背水の陣に追い込まれている。高卒1年目から3年連続2ケタ勝利をマークしたが、その後は制球難で一軍定着もままならない状態が続いている。 満足のいく成績を残せていない藤浪が、今季の自主トレで頼ったのが巨人のエース・菅野智之(32)だった。 ソフトバンク、西武、横浜、楽天の投手コーチ経験がある野球評論家の杉本正氏が語る。「菅野に軸足の使い方を指導してもらったようですが、効果は絶大でしょう。藤浪の球が右方向に抜けてしまう原因の一つに、膝が折れて体が早く回ってしまうことがあったので、それが修正されれば活躍が期待できる。また、菅野のピッチングフォームを間近で見るだけでも勉強になる。藤浪にとっては多くの実りがあったはずです」 一方で、虎番記者たちの見方は厳しい。「藤浪はこれまでも前田健太(現ツインズ・33)、ダルビッシュ有(現パドレス・35)などの自主トレに参加している。2018年には親交の深い武豊騎手のジムに入門しました。マスコミのネタにはなっていますが、復活はできていない。菅野の自主トレに参加したのも2週間足らず。危機感はあると思いますが、もっと長期間参加しないと効果は薄いですよ」(在阪スポーツ紙記者) 藤浪は今オフの契約更改で先発を熱望したが、番記者からは「先発は飽和状態」「自分の立ち位置を把握していない」との声も聞かれた。 厳しい意見が飛ぶ藤浪には、こんな噂まで聞こえてくる。「日ハムの新庄監督が、昨年の12月に藤浪の獲得を熱望しました。阪神内にもトレードに出したいとの意見もあるので、今季の成績次第では、日ハムへの移籍が現実になるかもしれません」(同前)※週刊ポスト2022年2月11日号
2022.02.02 16:00
週刊ポスト
ホームラン競争が大谷翔平のプレーに影響?(時事通信フォト)
大谷翔平、羽生結弦、山崎賢人、伊藤沙莉など 大活躍「花の1994年組」
 連日話題をさらう大谷翔平選手の活躍ぶり。そんな大谷選手と同じ「1994年生まれ」が、各界で輝いている。そんな“大谷世代”の活躍を紹介する。【野球】 日本球界を牽引する名選手が揃う1994年組! その魅力はグローバル級だ。■大谷翔平選手(ロサンゼルス・エンゼルス)「二刀流」で目覚ましい活躍ぶりをみせるメジャー4年目の“世界の大谷”。本塁打王を獲得せんばかりの勢いだ。トップスターが集結する一夜限りのドリームチーム『オールスターゲーム』のファン投票で1位を獲得するなど、地元ファンからも愛されている。■藤浪晋太郎選手(阪神タイガース) 高校野球の名門・大阪桐蔭のエースとして春夏連覇を達成した“甲子園の申し子”。大谷選手と共にU-18日本代表として日の丸を背負ってきた。最速162km/hのストレートを武器に、リーグトップを走るチームに貢献。■鈴木誠也選手(広島東洋カープ) 高校時代は投手として活躍していたが、高校通算43本塁打の記録を持つなど打者としての才能も。ホームランも6年連続の2桁記録を更新中。東京五輪の日本代表にも内定し、4番候補として注目!【サッカー】 世界で戦う1994年組。日本を牽引するだけでなく、世界を引っ張る粒ぞろいの選手たち!■浅野拓磨選手(VfLボーフム) 俊足ストライカーで“ジャガー”の愛称を持つ浅野選手。日本代表でも、森保一監督から厚い信頼を得ている。■鈴木武蔵選手(KベールスホットVA) ジャマイカ人の父と日本人の母を持ち、小学2年生でサッカーを始める。持ち前のスピードと豪快なシュートを武器に現在はベルギーの地で戦いに身を置く。■中島翔哉選手(FCポルト) 小学生で東京ヴェルディジュニアに所属。2011年にはU-17日本代表に選出され、準々決勝のブラジル戦では交代出場で追撃のゴールを決めて鮮烈な印象を与えた。現在はけがに悩まされながらも、日本のクラブからのオファーもあるという。【フィギュアスケート】 平成から令和のフィギュアスケート界をリードしてきた羽生選手率いる1994年組。■羽生結弦選手 ソチ(2014年)、平昌(2018年)と2連覇の偉業を成し遂げフィギュアスケート界で圧倒的存在感を放つ。11月に行われるNHK杯とグランプリシリーズへの出場が発表され、26才最後のゆづの滑りに期待!■田中刑事選手 7才でフィギュアスケートを始め、全日本ジュニア選手権優勝(2013年)、USインターナショナル優勝(2019年)など数々の大会で表彰台に上がる。小学4年生のときに行われた全国合宿で羽生選手と出会い「やっぱりゆづは何か違った」と、同学年のライバルとして発奮材料にしてきたという。■村上佳菜子 ジュニア時代から日本代表として活躍し、初めて出場したシニア国際大会で優勝。“ポスト浅田真央”として女子フィギュア界を牽引。2017年に引退し、現在はタレント・女優として新たなステージで活動中。【芸能界】 才能のある役者が入れ代わり立ち代わり出てくる群雄割拠の芸能界──カメレオン的演技をみせる1994年組。あなたが注目する俳優は?■山崎賢人 映画『orange』(2016年)で、第39回日本アカデミー賞新人賞を受賞。SNSフォロワー数は男性俳優ランキング2位の433万人以上! 端正な顔立ちとたしかな演技力が魅力。■吉沢亮 放送中の大河ドラマ『青天を衝け』(NHK)で主人公をエネルギッシュに熱演。今後もっとも飛躍する俳優として呼び声が高まっている。■広瀬アリス CM、ドラマ、映画などいま数々の作品で引っ張りだこ! 妹の広瀬すず(23才)との仲よし2ショットがSNSにアップされるたびに美女姉妹と話題に。■二階堂ふみ 朝ドラ『エール』(NHK)で、窪田演じる作曲家古谷裕一の妻を好演。作中やNHK紅白歌合戦で見事な歌声を披露。歌手デビューも遠くない!?■伊藤沙莉 ドラマ『女王の教室』(日本テレビ系)など子役時代から数々の作品に出演する実力派。『全裸監督』(Netflix)で共演した山田孝之から「最高の女優さん」とお墨付きをもらうほど。※女性セブン2021年7月22日号
2021.07.14 19:00
女性セブン
あの頃へ逆戻りかと思いきや、今年の藤浪はひと味違う?(時事通信フォト)
阪神・藤浪晋太郎 死球病再発でも馬耳東風「ナニワのオバちゃん力」
 開幕投手として白星スタート、4月16日のヤクルト戦でも自らホームランを放ち2勝目をあげた阪神・藤浪晋太郎(27)。4試合に登板して防御率1.90。首位をひた走るチームを牽引する活躍だが、“持病”は治っていない。対戦する打者を恐怖に陥れた「デッドボール癖」だ。 16日も4回に山田哲人(28)に死球を与えたことがきっかけでピンチを招き、6回には塩見泰隆(27)の頭にぶつけた。 そもそも藤浪がデッドボールを連発するようになったのは、2017年4月のヤクルト戦がきっかけだった。当時のヤクルトの主砲・畠山和洋(38・現二軍打撃コーチ)の頭部に死球を与えたことで両軍入り乱れての大乱闘。以降、“危険球”はエスカレートし、他球団から「藤浪の登板日は右打者を起用しない」と言われるほどになってしまった。 同じヤクルト戦で頭部への死球──またあの頃へ逆戻りかと思いきや、今年の藤浪はひと味違った。「試合後のヒーローインタビューでは、虎の顔が大きくペイントされたサードユニフォームをアピールしながら“大阪のオバちゃんみたいなユニフォームを着ているので、しぶといバッティングをしてやろうと”と語って笑いを取っていた。気難しいイメージがあるこれまでの藤浪なら、死球を気にしてヒーローインタビューを拒否してもおかしくないケース。“精神的に図太くなった”とコーチたちも驚いているようです」(虎番記者) 阪神OBの野球評論家・遠山奨志氏も、その変貌ぶりに目を見張る。「やはり開幕投手抜擢が大きかった。これまで人の助言を受け入れず、単独行動が目立った藤浪だったが“チームの柱”としての意識が芽生えたんじゃないでしょうか。ただし、死球癖というのはふとした時に顔を出すもの。安心するにはまだ早い」 もともと197センチの体躯とストレートの威力は同級生のエンゼルス・大谷翔平(26)にも劣らない。大阪のオバちゃん顔負けの図々しさで、マウンドを我が物にできるか。※週刊ポスト2021年5月7・14日号
2021.04.28 16:00
週刊ポスト
開幕投手のサプライズ効果をどう考える?(藤浪晋太郎投手。時事通信フォト)
阪神開幕投手に藤浪晋太郎抜擢の真意 一方で予告先発の功罪も
 阪神の矢野燿大監督が昨年1勝の藤浪晋太郎を開幕投手に指名した。球団では、1987年のマット・キーオなどの新入団選手を除けば、前年1勝以下の大役は1リーグ時代の1943年の三輪八郎以来78年ぶりとなる。プロ野球担当記者が話す。「昨年の勝ち頭である西勇輝を2カード目に持っていけば中6日のローテーションで広島、巨人、広島、巨人にぶつけられる。開幕戦のヤクルトは、藤浪が昨季唯一の勝利を挙げた球団で対戦防御率も1.48だった。逆に藤浪を2カード目に回せば、広島や巨人と当たることになってしまう。昨季、藤浪は巨人に7.07、広島には7.77と相性が悪かった。1カード目にぶつけて中6日で回せば、1か月は両チームと当たらない。それならば、藤浪の潜在能力を引き出す意味も込めて、2、3戦目ではなく開幕戦を任せようと考えたかもしれません」(以下同) 12球団の開幕投手はDeNAを除いて、既に各監督が公表している。セ・リーグは2012年から予告先発を全試合で導入しているため、DeNAも前日までには開幕投手が判明する。「この制度がなければ、藤浪の開幕投手は大サプライズになって大いに盛り上がったでしょう。予告先発はファンサービスの一環で導入されました。確かにセ・リーグの観客動員数は2013年以降、コロナ禍の昨年を除けば右肩上がりになりました。ただ、予告先発と相関関係があるかはわかりません。『この先発投手だから観に行こう』というファンがいるのも間違いありませんが、先発を隠すことで生まれるドラマは消えてしまっています」 2004年、就任1年目の中日・落合博満監督は過去3年間登板のなかった川崎憲次郎を開幕投手に指名。チームメイトさえ、当日に知るほどの大サプライズに球場は騒然とした。川崎は2回途中5失点でノックアウトされたが、チームは逆転勝ちし、中日はこの年5年ぶりの優勝を飾った。「この起用法で、他球団は落合監督が何をやってくるかわからないという警戒心を抱いた。もし予告先発だったら、あれほどのインパクトは与えられなかったし、他球団も必要以上に落合采配を恐れなかったでしょう。予告先発にすれば、1人の投手に絞ってミーティングができるし、他の開幕投手候補がダミーで演技をする必要もない。チームの負担は減ります。12球団がそのメリットを優先しているのでしょうけど、推理する野球の楽しみを奪っている面もある。奇しくも、落合監督が退任した翌年からセ・リーグは予告先発を導入しました」 落合は現役時代、開幕戦で苦い経験をしている。1985年から2年連続三冠王に輝いた落合は1986年オフ、ロッテから中日に移籍。翌年の巨人との開幕戦では、落合が“球界ナンバーワン投手”と認めていた江川卓の先発が予想されていた。しかし、王貞治監督は西本聖を選択。前年の勝ち星は江川の16勝に対し、西本は7勝であり、まさかの抜擢だった。西本は落合に対し全球シュートを投げ、4打数1安打に抑えて完封勝ち。巨人は4年ぶりの優勝に輝き、三冠王を期待された落合は3年ぶりの無冠に終わった。「移籍1年目の開幕戦は特に重要だし、(当時の試合数で言えば)130分の1ではない。西本の攻め方は他球団にも参考になったし、落合は完全に出鼻を挫かれた。もし予告先発で開幕投手が西本とわかっていれば、結果は変わっていたかもしれない。開幕投手の選択は、監督の腕の見せ所でもある。予告先発は、サプライズをなくさせる制度でもある」 先発がわかった上での勝負を『正々堂々』という言い方をすることもできる。しかし、相手の意表を突く作戦もまた野球の醍醐味である。
2021.03.10 07:00
NEWSポストセブン
藤浪晋太郎は今年こそ完全復活となるか?(時事通信フォト)
阪神・藤浪晋太郎がキャンプMVP それでも消えない悪いクセ
 生まれ変わったようなピッチングを見せているのが、阪神の藤浪晋太郎(26)だ。今キャンプでの活躍が認められ、矢野(耀大)監督から「投手部門のキャンプMVP」に選ばれた。「2年ぶりにワインドアップに戻し、紅白戦や練習試合で好投しています。実戦3試合で8回投げて1失点と絶好調で、中日戦では最速158km/hのストレートを投げ込みました。余裕があるのかブルペンでも実戦に近い設定をイメージして投げている。これまでは遅刻の常習犯でしたが、このキャンプでは遅刻を一切せず外出禁止も守って、日暮れまでしっかり練習に取り組んでいた。こんなに笑顔が多かったキャンプ中の藤浪は久しぶりです」(阪神担当記者) 制球難に苦しみ、2年連続で開幕ローテーションから外れていた藤浪。虎党の間では「今年こそ完全復活」の声が聞こえてくるが、首脳陣は安心していないようだ。「とくに矢野監督はまだ藤浪を信用していません。それは初めての実戦登板が2月7日の紅白戦だったことでもわかる。主力組はキャンプ後半に初登板するのが常で、藤浪も調子を崩す前の4年目までは実戦スタートが遅かったが、今年も2018年と同じ7日目の登板だった。目的は一軍と二軍を振り分けるためです。キャンプは好調だったものの、今後のオープン戦でどうなるか目を光らせている」(同前) あるセ・リーグスコアラーは、“別の心配”を口にする。「藤浪がワインドアップから入団1年目の途中でセットに変えたのは、動作が大きくなることで左肩が早く開き、球が抜ける傾向にあったからです。今のところまだ死球は出ていないが、ワインドアップに戻したことでまた荒れ球が戻ってくる可能性もある。今季も主力選手へのデッドボールを心配しています」 悪球も“復活”しなければいいが。※週刊ポスト2021年3月19・26日号
2021.03.09 07:00
週刊ポスト
阪神・藤浪晋太郎 梅野隆太郎に距離を置かれたことで覚醒か
阪神・藤浪晋太郎 梅野隆太郎に距離を置かれたことで覚醒か
 プロ野球界第1号の新型コロナウイルス感染者として話題をさらった阪神・藤浪晋太郎(26)。 原因が外出自粛期間中の女性を交えてのパーティと判明して批判も起きたが、「阪神ファンはわりと好意的で、“大阪の感染拡大を防いだのは藤浪が危機感を喚起したおかげ”という声もあった」(トラ番記者)という。 風向きが変わったのはむしろ、一軍復帰後の5月に練習に遅刻し、無期限二軍降格してから。「矢野(燿大)監督も呆れていたが、プライベートでもよくつるんでいた捕手の梅野隆太郎が、藤浪と距離を置くようになった。藤浪の開幕一軍が絶望的となったのに、梅野はわざわざ『先発陣に不安はない』とコメントしたほど。さすがの藤浪も懲りたのか、笑顔が消え、練習開始の2時間前にはグラウンドに姿を見せるようになった」(同前) 先発陣の不足もあいまって一軍に昇格。7月23日の広島戦で復帰登板したが、663日ぶりの勝利が見えた2点リードの6回、梅野のサインに首を振る場面を交えながらストレートを連投した結果、満塁弾を被弾、初勝利とはならなかった。 そして、今季2度目の先発となった30日のヤクルト戦では7回4失点(自責1)で毎回の10奪三振の力投をみせた。味方の援護がなく敗戦投手となったが、ついに復活への道が見えてきたのかもしれない。※週刊ポスト2020年8月14・21日号
2020.08.05 07:00
週刊ポスト
無観客という舞台を生かすことできる才能あるか(時事通信フォト)
ボーア、浅村栄斗、村上宗隆ら 無観客で活躍期待される選手
 今季のプロ野球では、無観客を“味方”にして成績を伸ばす選手はいるのか。甲子園の優勝投手として1981年のドラフト1位で近鉄バファローズに入団、閑古鳥が鳴く“ほぼ無観客”のパ・リーグ球場を経験した金村義明氏(56)は阪神の選手たちに期待する。「甲子園で練習試合を見ていても阪神の選手は笑顔でノビノビやっている。甲子園の大声援は調子がいい選手にとってはこれ以上ない追い風になるが、虎党のヤジは不調な時にプレッシャーにもなる。甲子園の大観衆にのまれてすぐ自由契約になった一昨年のロサリオにもう一度チャンスをやりたいくらい。ボーアの性格はわからないが、無観客のオープン戦では3試合連続本塁打を打った。パワーはバース以上のボーアをはじめ、高いレベルで競争している大山(悠輔)や北條(史也)、木浪(聖也)に期待したい」 虎党の牙は阪神の選手にだけ向けられるわけではない。1971年に東映フライヤーズに入団し、翌年南海ホークスに移籍、引退時は阪神タイガースに在籍していた江本孟紀氏(72)が語る。「巨人の坂本勇人と大城卓三はもし観客を入れての試合なら、虎党の格好の餌食だったでしょうね。藤浪晋太郎ばかりが叩かれた“お返し”がありますからね。 阪神相手の試合に限らず、今季FAで移籍した選手は喜んでいるでしょう。ロッテ・福田秀平、美馬学、楽天・鈴木大地はいずれも同一リーグ内の移籍だからファンのヤジも容赦ない。昨年、西武から移籍した楽天・浅村栄斗も西武ドームでは大ブーイングでしたから。まあ、浅村はそれでも自己最多の33本塁打を打っているだけに、今年はもっと遠慮なくプレーして打ちまくるのでは」 若手選手の大ブレイクが期待できるとの声も。現役コーチが語る。「解説者がグラウンドに入れなくなるので、選手への指導もできなくなる。若手選手はOBの大好物で、ヤクルト・村上宗隆らブレイク組から日本ハム・清宮幸太郎ら低迷組まで毎年、様々な“助言”が送られます。いまの若手は素直な性格が多いので、正直に聞いてしまい、自分のフォームを見失いがちでした。今年はコーチの指導だけを聞いてもらえそうだ」 逆に言えば“重圧”を都合のいい言い訳に使えないシーズンになる。※週刊ポスト2020年7月3日号
2020.06.22 07:00
週刊ポスト
PCR検査全員陰性 巨人首脳陣「開幕に勢いついた」のはなぜ
PCR検査全員陰性 巨人首脳陣「開幕に勢いついた」のはなぜ
 坂本勇人(31)が新型コロナウイルスに感染していたことが明らかになったプロ野球の巨人。抗体検査、PCR検査の結果を「微陽性」という初めて聞く言葉で発表したことも話題をさらった。その後、巨人と連絡を取り合っていた専門家が「医学的用語ではない」と火消しに回る騒ぎにも発展した。 とはいえ、すでに両選手の陰性も確認され、開幕戦には間に合う見込みだ。騒動の裏にはある“懸念”があった。「グループや派閥を組みたがるのが伝統の巨人においてキャプテンの“坂本組”は野手の最大勢力。同時に感染が明らかになった大城卓三(27)は坂本が可愛がっていた選手の1人だし、ほかにも自主トレに北村拓己、吉川大幾、湯浅大、増田陸ら期待の若手を連れて行っていた。当然、プライベートのつながりも深い。 阪神・藤浪晋太郎(26)の“合コンコロナ感染”の件があっただけに、“万が一”があったら選手のみならず、球界にとって致命傷になりかねなかった。チーム内に緊張が走ったが、PCR検査で選手監督スタッフ全員が陰性と判明したことで、首脳陣からは“これで開幕に勢いがついた”という声も聞こえてくるくらい」(巨人担当記者) どういうことか。巨人は関係者全員がPCR検査を受けて陰性だったためか、原辰徳監督、コーチ陣も練習試合中のベンチなどでマスクを着用せず、選手も余計な心配をせずパフォーマンスに集中できているという。「一時期はどうなることかと思いましたが、率先して感染症対策を訴えていたことで、球界の盟主として存在感を示した格好です。実際、原監督が要望した通り、開幕前に他の11球団も全員がPCR検査を受けることになった。後手後手で対応に追われる他球団を尻目に、いち早く“感染ゼロ”になった巨人は開幕に向けた調整でリードしている」(キー局スポーツ担当) 開幕前から名采配?※週刊ポスト2020年6月26日号
2020.06.15 07:00
週刊ポスト
ノーコン病に悩む藤浪(時事通信フォト)
藤浪晋太郎 コロナを自虐ネタにする強メンタルで大化けか
「クラスター合コン」で球界初の感染者となりケチがついたプロ野球・阪神の藤浪晋太郎(26)は、再起を図る矢先の5月28日の練習に遅刻して矢野燿大監督の逆鱗に触れ、無期限の二軍降格に。さらに6月3日の二軍戦では右胸違和感で緊急降板と、泣きっ面に蜂。 阪神の監督時代に亀山努、新庄剛志の素行不良に悩まされた藤田平氏はこう指摘する。「野球はそんなに甘いもんじゃない。1か月近い入院でキャンプで鍛えた身体はゼロどころかマイナスになっている。練習は1日休んだら回復に2日かかると言われていて、てっきり8月以降の復帰を目指していると思っていた。(二軍戦登板は)阪神も名誉挽回の場を与えたかったのでしょうが、寮生活は5年が原則なのに4年で退寮を許可するなど、藤浪を甘やかしすぎです。早くマウンドに戻ってきてほしいのは理解できるが、二軍では甘やかさずしっかり教育してもらいたい」 阪神の先発はローテの目処が立っている。ゆっくり調整できる安心感か、はたまた上手くいかなくて吹っ切れたのか、本人は存外、明るいという。「ネット上では“コロ浪晋太郎”などという不名誉なあだ名までつけられたが、友達やタニマチが心配して励ましメールを送ると、むしろ藤浪はそれを自虐ネタにして笑わせようとする返信をしているといいます。その話を聞いた阪神のコーチはメンタルの強さに、逆に大化けするのではないかと期待していました」(虎番記者) ショック療法でノーコン病が治ったという話ならいいのだが。※週刊ポスト2020年6月26日号
2020.06.13 07:00
週刊ポスト
ロッテ佐々木朗希がプロ野球チップス収録 実戦登板はいつ
ロッテ佐々木朗希がプロ野球チップス収録 実戦登板はいつ
 プロ野球界の期待を一身に背負う、ロッテ・佐々木朗希(18、2019年ドラ1)。5月26日のシート打撃に登板した際はプロ入り後最速の160kmを計測。2013年、新人で10勝をあげた阪神・藤浪晋太郎(26)がプロで160kmを記録したのは4年目。当時日本ハム所属だった大谷翔平(25)ですら2年目の交流戦だったことを考えると、ルーキーでこの記録はまさに規格外。 その期待の表われか、一足先に“デビュー”が決まったのが、カルビーの「プロ野球チップス」。カードに収録される選手は一軍に定着している選手が原則だが、7月6日発売の第2弾でチームの主力6選手と共に収録されることになった。 実戦でのお披露目はいつになるのか。「基礎体力作りに専念できたことで、順調に身体も大きくなっていますが、疲労が溜まりやすいタイプなので開幕一軍は見送られる見込みです。とはいえ、練習試合では一軍に帯同させて英才教育を続けているため、いきなり一軍デビューというサプライズの可能性も残されている」(在京スポーツ紙デスク) 開幕一軍でなくても、出番は近いということか。高卒でドラフト1位入団した阪神で1年目に8勝を挙げ、ロッテ在籍経験もある遠山昭治(奬志)氏が、古巣の方針についてこう語る。「まだ慌てる必要はありません。100球以上投げるのは腕や肩への負担も大きいため、しっかりと身体を作るべきです。ロッテもそれをわかっているから、練習試合に登板させないんでしょう。今はトレーニング学がしっかりしているのでチーム方針に従っておけば間違いは少ないと思う。このままいけば7月、8月の夏場に一軍での登板機会があるのではないか」 プロ野球チップスが店先に並ぶ頃に、その雄姿が見られそうだ。※週刊ポスト2020年6月26日号
2020.06.12 16:00
週刊ポスト
ファンは忘れない 阪神低迷期を支えたマット・キーオ氏の功績
ファンは忘れない 阪神低迷期を支えたマット・キーオ氏の功績
 5月1日(日本時間2日)、アメリカ大リーグのオークランド・アスレチックスが球団公式ホームページで、元阪神タイガースのマット・キーオ氏が死去したと発表した。64歳だった。阪神にとって、キーオ氏とはどんな投手だったのか。ライターの岡野誠氏が綴る。(文中敬称略) * * *〈いまや、阪神の最下位はニュースではないかもしれない〉(平成2年12月31日・日刊スポーツ) 昭和60年の日本一は幻だったのか――。21年ぶりの歓喜から2年後、阪神はセ・リーグ最下位に転落。昭和63年は球団史上初の2年連続最下位に終わり、その後も5位、6位と4年連続Bクラスに沈んでしまう。ファンが絶望の淵に立たされていた時代、獅子奮迅の活躍を見せていたのがマット・キーオである。 大リーグ通算58勝の実績を引っ提げ、昭和62年に入団。父親のマーティ・キーオは昭和43年に南海で一塁手としてプレーしており、日本球界初の親子2代の助っ人外国人となった。日本で過ごしていたキーオは、来日記者会見で「知っている日本語は?」と問われると、「ドン・ガバチョ!」と返答。テレビ人形劇『ひょっこりひょうたん島』(NHK)の大ファンだったのだ。 父と同じ背番号4を付けたキーオは外国人投手初の“入団1年目で開幕投手”に抜擢される。そのヤクルト戦では初回に若松勉にソロホーマーを打たれるなど、7回途中5失点で敗戦投手となったが、2度目の先発では大洋に10安打を浴びるも、2失点完投で来日初勝利を飾った。 球団史上最低のチーム勝率3割3分1厘に終わった同年、キーオは頼みの綱だった。5月3日に8連敗を止めたのを皮切りに、6度も連敗ストッパーに。7月、阪神は3勝12敗と散々な成績だったが、その勝ち星は全てキーオだった。チーム唯一の2ケタである11勝を挙げ、各球団の主軸打者との対戦成績を見ても、首位打者の篠塚利夫(巨人)は13打数2安打、正田耕三(広島)は11打数2安打、本塁打王のリチャード・ランス(広島)は9打数1安打、打点王のカルロス・ポンセ(大洋)は21打数5安打と、タイトルホルダーを苦しめた。 監督が吉田義男から村山実に代わった翌年も、キーオは孤軍奮闘する。4月14日の巨人戦(甲子園)で新体制の初勝利を完投で飾り、村山監督の涙を誘った。この年もチームで唯一の2ケタ勝利(12勝12敗)を記録し、防御率2.76と抜群の安定感を誇った。規定投球回数を投げた18人のうち、敬遠なしはキーオだけ。各チームの主軸に立ち向かい、落合博満(中日)は11打数2安打、中畑清(巨人)は19打数1安打と見事に抑えている。 来日3年目の平成元年には、8月4日の大洋戦で84球の無四球完投勝利を挙げるなど15勝(9敗)8完投、4無四球試合という数字を残して斎藤雅樹(巨人)、西本聖(中日)、桑田真澄(巨人)、阿波野秀幸(近鉄)、渡辺久信(西武)、星野伸之(オリックス)、西崎幸広(日本ハム)とともに沢村賞候補にリストアップされた。結果的に、20勝(6敗)21完投の斎藤が受賞したが、Bクラスに沈んだチームで数少ない明るい話題となった。◆シーズン12安打のうち半分以上が長打 打撃の良さも、キーオの特徴だった。2年目の昭和63年には、4月26日の大洋戦(甲子園)で2回に遠藤一彦から先制3ラン、5月22日の巨人戦(東京ドーム)でも2回に加藤初から先制タイムリーを放ち、ともに勝利打点を記録した。 3年目はシーズン12安打のうち、二塁打4、三塁打2、本塁打1と半分以上が長打であり、打点10を叩き出している。年間2本の三塁打は、バッティングも冴えた金田正一(国鉄→巨人)、米田哲也(阪急→阪神→近鉄)、堀内恒夫(巨人)、平松政次(大洋)、松岡弘(ヤクルト)、江川卓、西本聖、斎藤雅樹、桑田真澄(以上、巨人)も達成していない。 キーオは4年目にも6月6日の中日戦で三塁打を放ち、日本球界4年で3本を数えた。過去20年、阪神の投手で三塁打を打ったのは平成14年5月31日のトレイ・ムーア、平成21年10月4日、平成27年5月5日の岩田稔、平成28年4月12日の藤浪晋太郎の4例しかない。 3年目オフに2年契約を結んだキーオだったが、4年目の平成2年は序盤から波に乗れず、7勝9敗、防御率5.00と成績が落ち込み、球団は解雇を選択した。〈キーオとは今年1月に2年契約を結んでおり、残留の場合には来季150万ドル(約2億1000万円)の年俸を払う必要があるが、バイアウト(契約買い上げ)なら50万ドル(約7000万円)を払って解雇することができる〉(平成2年9月25日・日刊スポーツ) キーオは9月22日のヤクルト戦で勝利投手になると「タイガースが好きだし、来年も投げたい」と話し、大阪空港から日本を離れる際にも“日本球団への売り込みメッセージ”を報道陣に残した。しかし、願いは叶わなかった。1990年代前半、外国人選手の1軍登録は2人まで。現在のように4人まで認められていれば、状況は変わっていただろう。 阪神が18年ぶりに優勝した平成15年、“キーオ以来”の文字がスポーツ紙に踊った。ムーアが外国人投手で2年連続2ケタ勝利、井川慶が15勝(最終的に20勝)を挙げたからだ。阪神時代に美酒は味わえなかったが、のちにチームが優勝したことで、暗黒時代に踏ん張っていたエースにスポットが当たったのだ。 4年間で挙げた45勝のうち、24勝が連敗ストップの試合──。阪神ファンは、低迷期を支えたマット・キーオを決して忘れないだろう。■文/岡野誠:ライター。著書『田原俊彦論 芸能界アイドル戦記1979-2018』(青弓社)の巻末資料では田原の1982年、1988年の全出演番組(計534本)を視聴率やテレビ欄の文言などのほか、『ザ・ベストテン』の緻密なデータも掲載。NEWSポストセブン掲載の〈検証 松木安太郎氏「いいボールだ!」は本当にいいボールか?〉(2019年2月)が第26回『編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞』デジタル賞を受賞。
2020.05.05 16:00
NEWSポストセブン
仲間内の食事や飲み会もリスク増だ(写真/PIXTA)
コロナ感染者が悔やむ行動、3月の3連休や接待だらけ夫との接触
 感染が拡大する一方の新型コロナウイルス。感染経路が不明な感染者も多く、日々の生活において、どこが特に危険なのか判断し難い状況があるのも事実だ。そこで、新型コロナウイルス感染者が“ここが危険だったかもしれない”という場所やシチュエーションを告白。彼らの言葉を聞いて、感染予防に努めたい。◆友達だからといって食事をするのは危険 都内在住の男性会社員Aさん(32才)は、3月の3連休に自らが取った行動を悔やんでいる。「不特定多数と接触しそうな外出はやめて、ぼくの家で友達と飲んでいたんです。最初は2人で飲んでいたんですが、酔いも回ってそのうち、“どっちが友達をたくさん呼べるか”ということになり、それぞれが友人を呼び始めたんです。それで最終的にぼくの家に男ばかり6人が集まることになり、狭い部屋でギュウギュウ詰めのなか、夜遅くまで飲んでいました」(Aさん) Aさんはその飲み会の1週間後に発熱し、その後に感染が確認された。いまは入院先の大部屋で、陰性反応が出るのを待っている。 阪神タイガースの藤浪晋太郎投手(26才)もタニマチとクラブのママら12人と大阪・梅田近くのタワーマンションで「宅飲み」をして新型コロナに感染した。のちにその食事会に参加した女性3人の感染も確認された。 感染源で最も多いとされるのは「家庭内」だ。一緒に暮らす家族は、会話や食事など濃厚接触が避けがたい。1人でも感染者が出ると、“芋づる式”に感染するケースが日本中で多発している。 東京在住の主婦Bさん(40才)はすでに退院している。「感染対策に万全の態勢で、家にこもっていた私に、なぜか高熱と嗅覚異常が出た。私は最初から絶対に、毎晩のように接待飲み会をしている広告代理店勤務の夫からうつったと思ってましたが、夫には何の症状もない。結局、濃厚接触者ということで夫も検査したところ陽性でした。無症状だからといって、外に出ている夫を信じちゃだめだったんです」(Bさん)※女性セブン2020年4月30日号
2020.04.17 07:00
女性セブン
「不要不急の外出は控えて」という都知事からの要請後、週末の都内は閑散(時事通信フォト)
高齢者vs若者の衝突 新型コロナを拡散させるのはどちらか?
 新型コロナウイルス対策のための緊急事態宣言が出されてから、街からは明らかに人影が減った。それでもつい目につくのは高齢者の姿だ。開店前の都心のドラッグストア前には長い行列。「いつも先頭は同じおじいさんです。マスクの入荷は未定ですと何度伝えても状況は変わりません」(ドラッグストア店員) 開院直後の整形外科クリニックの待合室では、女性たちがおしゃべりに夢中だ。「通院する人は減りましたが、膝や腰の痛みでリハビリに通う“常連さん”は相変わらず。“不要不急”の通院で感染しないか心配で…」(クリニック受付) 街中に年配の人の数は決して多くはないのに、それでもつい気になるのは、高齢者の方が新型コロナの重症化リスクが高いからだろう。日本感染症学会などによると、中国人患者の死亡率は40代までは1%を切る一方、60代は3.6%、70代は8%、80代では14.8%に達するという。 重症患者が増えれば、医療機関はパンクし、新型コロナ以外の患者も適切な治療を受けられなくなる可能性がある。高齢者の感染は本人の命にかかわるだけでなく、「医療崩壊」を招くという社会全体のリスクとなるのだ。 とはいえ、高齢者の中には外出せざるを得ない人もいる。その最たる例が独居老人だ。「65才以上の単身世帯は増える一方で、全国で500万世帯以上あるとされます。独居老人は家族のサポートを得にくく、感染を恐れながらも生活必需品などは自分で購入したり、持病の薬を取りに行かねばなりません」(行動経済学に詳しいマーケティングライターの牛窪恵さん・以下同) デジタルに疎い年配の人はリアルタイムの情報を得るのに高いハードルがあり、社会からの疎外感や孤独を感じやすいことも一因だ。「若い世代なら買い物もコミュニケーションもネットで自在に行えますが、年配のかたには難しい。ドラッグストアにせよ、病院にせよ、いつものメンバーで顔を合わせて『今日も会いましたね』といったコミュニケーションを取ることで、これまで安心感を得てきた部分もある」 外出自粛の中で高齢者の姿を見るとつい心配になる若者たちがいる一方で、感染しても軽症で済む可能性が高いために危機感がない若者も少なくない。阪神・藤浪晋太郎投手(26才)が若い女性らと大人数で飲み会を開いて感染したのは最たる例だ。また、大学やバイトが休みのため、実家に“コロナ疎開”をして「クラスター(感染集団)」を招くケースも見られた。「いまの若者の多くは、慎重で賢い。でも一部には、“カリギュラ効果”という『ダメと言われると反発してついやりたくなる』心理が働いてしまう人もいるでしょう。 また、こうした時期こそなじみの飲食店やライブハウスなどに出かけることで、お金を使い経済を回すべきという主張に同調した人も一定数いるのではないか。取材すると『SNSで誘われて断れなかった』という若者もいる。NOと言いにくい世代で、『行かないの?』との圧力に負けてしまうこともあるようです」 危機感のない一部の若者に、高齢者から「こんなに新型コロナが流行したのは、若者が出歩くからだ。自分たちはかかったら死ぬのに」と怨嗟の声が上がるのも無理はない。 新型コロナは、高齢者と若年層で明らかに重症化リスクが違うことで、両者は違ったスタンスで感染と向き合うことになった。しかも、外出自粛の社会の重苦しい雰囲気にも流されて、世代間で、お互いに眉をひそめ合う“分断”も起きつつある。「本来、それぞれがどのような理由や事情で外出しているのかがわかれば、お互いの立場を慮ることができます。 特にひとり暮らしの高齢者の多くは、情報や体力面で若者より弱い。できれば彼らに若い世代から“困りごと、ありませんか?”と遠くからでも声をかけてあげてほしい」 社会一丸にならないと、いずれにせよ感染終息は遠のき、外出自粛は長引くばかり。実は、思いやりや寛容な気持ちこそが、最大の感染対策なのかもしれない。※女性セブン2020年4月30日号
2020.04.16 11:00
女性セブン
藤浪晋太郎 感染で明るみに出た軽率な振る舞いの数々
藤浪晋太郎 感染で明るみに出た軽率な振る舞いの数々
 新型コロナウイルスに感染して以降、どんな生活を送っていたかが次々と明らかになり、ファンをがっかりさせるばかりの阪神・藤浪晋太郎(25)。高卒1年目から3年連続2ケタ勝利を挙げ、「大谷翔平のライバル」というイメージは崩れた。 初期症状を知ってもらうため、新型コロナ感染の実名報道を自ら申し出た藤浪は当初、世間から称賛された。だが、感染の原因とされる3月14日の“会食”の実態から、“残念な私生活”が明らかになってしまった。「14日の会はスポーツ選手や芸能人のタニマチとして関西で有名な馬主のマンションでのホームパーティでした。阪神の選手7人に加え、北新地のクラブのホステスが10数人ほど出入りしていた。参加者6人の感染が発覚するなど影響は球界に留まらない」(阪神番記者) 阪神は3月から選手に対して「不要不急の外出は控えるように」と指示を出していたが、他人事だったようだ。「藤浪の“女遊び”はあの日に限ったことではない。10日にはスポーツ紙の美人女性記者と食事に行っています。昨年までの藤浪番で、復活の見込みが薄いことから担当を外されていたが、藤浪はわざわざ彼女とメシに行った。藤浪の陽性発覚後、27日から女性記者も在宅勤務を命じられています」(在阪スポーツ紙デスク) その軽率な振る舞いが、感染によって図らずも明るみに出たわけだ。「藤浪は北新地など繁華街にアクセス抜群のタワマンに住んでいる。阪神の選手は甲子園に近い(兵庫の)西宮や芦屋に住むことが多く、大阪に住むのは独身の遊び人のパターン。今や“新地の顔”といった感じですよ」(大阪のテレビ局関係者) しかも“本業”が不振なのだから、虎党のため息が聞こえてくる。※週刊ポスト2020年4月17日号
2020.04.08 07:00
週刊ポスト

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