国内

阿川佐和子の63歳結婚、とにかく多種多様な意見が噴出

賛否の声が収まらない阿川氏の結婚報告

「けじめをつけられるってのはいいことだよね。ものすごくしっかりしたかただから。嬉しいですよ」と、芸能界のドン、和田アキ子(67才)が祝言を述べれば、梅沢富美男(66才)も、「立派だなぁ、あのババアもなかなか大したもんだよ(笑い)。一途で、かわいらしい女性だねぇ」と、相好を崩す。

 5月18日、阿川佐和子さん(63才)が『週刊文春』誌上(同日発売号)で結婚を発表すると、芸能界から祝福の声が相次いだ。

 気になるお相手は、元大学教授のS氏(69才)。ふたりの出会いは30年以上前にさかのぼる。当時、S氏には妻と4人の子供がいた。

《初めて二人で会ったのは、それからしばらくのちのこと。(中略)奥様がいらっしゃる身。あまり二人で出歩くのもよろしくないだろうと思い、その日の夜の別れ際に、「もう二人で会わないほうがいいと思います」とはっきり告げました》

 阿川さんは同誌の手記でそうつづり、一度は関係に一線を引いたことを明かした。その後、阿川さんがアメリカ留学から帰国して久しぶりにS氏に会ったところ、「奥さんと別居することになった」と打ち明けられ、次第に距離が縮まっていったという。

 3年前にS氏が前妻と離婚すると、「結婚するの?」と周囲が大合唱。いつの間にか外堀が埋まっていき、友人の脚本家、中園ミホさん(57才)の助言もあって、このタイミングで入籍を決断したのだという。

 かとうかず子(59才)が「まだ結婚できるんだ、って勇気をもらった」と称賛したように、“非婚女性の星”から一転、“晩婚化社会の希望”となった阿川さんだが、市井の声は意外にも(?)割れている。

「この年齢で寄り添っていくことを選ぶなんて、素敵な結婚だと思います」(50代女性)、「ただただうらやましい! 私も希望が持てた」(40代女性)。かような祝福の声が聞こえる一方、

「結局は略奪婚で、何年も愛し合った末の結婚というように、美談にされるのには違和感がある」(30代女性)
「このタイミングで入籍したことに打算を感じる」(30才女性)

 と、手厳しい意見も。世間の声は、胸キュンとモヤモヤが交じり合って深い。

◆「老いと介護」に直面した現実的選択

「体の変化に直面すると、人は変わります。体力の衰えや更年期障害などを実感し、パートナーとの関係を見つめ直したのでは」

 そう話すのは恋人・夫婦仲相談所所長の三松真由美さん(57才)。三松さんによると、婚活するシニア女性の大半は、相手に経済力を求めているという。だが、テレビ出演や執筆活動で多忙な阿川さんに収入面の心配はない。

関連記事

トピックス

2014年に結婚した2人(左・時事通信フォト)
《仲間由紀恵「妊活中の不倫報道」乗り越えた8年》双子の母となった妻の手料理に夫・田中哲司は“幸せ太り”、「子どもたちがうるさくてすみません」の家族旅行
NEWSポストセブン
詐称疑惑の渦中にある静岡県伊東市の田久保眞紀市長(左/Xより)
《大学時代は自由奔放》学歴詐称疑惑の田久保市長、地元住民が語る素顔「裏表がなくて、ひょうきんな方」「お母さんは『自由気ままな放蕩娘』と…」
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《自宅から遺体見つかる》遠野なぎこ、近隣住民が明かす「部屋からなんとも言えない臭いが…」ヘルパーの訪問がきっかけで発見
NEWSポストセブン
大谷翔平(時事通信)と妊娠中の真美子さん(大谷のInstagramより)
《大谷翔平バースデー》真美子さんの“第一子につきっきり”生活を勇気づけている「強力な味方」、夫妻が迎える「家族の特別な儀式」
NEWSポストセブン
詐称疑惑の渦中にある静岡県伊東市の田久保眞紀市長(HP/Xより)
田久保眞紀市長の学歴詐称疑惑 伊東市民から出る怒りと呆れ「高卒だっていい、嘘つかなきゃいいんだよ」「これ以上地元が笑いものにされるのは勘弁」
NEWSポストセブン
東京・新宿のネオン街
《「歌舞伎町弁護士」が見た性風俗店「本番トラブル」の実態》デリヘル嬢はマネジャーに電話をかけ、「むりやり本番をさせられた」と喚めき散らした
NEWSポストセブン
横浜地裁(時事通信フォト)
《アイスピックで目ぐりぐりやったあと…》多摩川スーツケース殺人初公判 被告の女が母親に送っていた“被害者への憎しみLINE” 裁判で説明された「殺人一家」の動機とは
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《女優・遠野なぎこのマンションで遺体発見》近隣住民は「強烈な消毒液の匂いが漂ってきた」「ポストが郵便物でパンパンで」…関係者は「本人と連絡が取れていない」
NEWSポストセブン
記者が発行した卒業証明書と田久保市長(右/時事通信)
《偽造or本物で議論噴出》“黄ばんだ紙”に3つの朱肉…田久保真紀・伊東市長 が見せていた“卒業証書らしき書類”のナゾ
NEWSポストセブン
JESEA主席研究員兼最高技術責任者で中国人研究者の郭広猛博士
【MEGA地震予測・異常変動全国MAP】「箱根で見られた“急激に隆起”の兆候」「根室半島から釧路を含む広範囲で大きく沈降」…5つの警戒ゾーン
週刊ポスト
盟友である鈴木容疑者(左・時事通信)への想いを語ったマツコ
《オンカジ賭博で逮捕のフジ・鈴木容疑者》「善貴は本当の大バカ者よ」マツコ・デラックスが語った“盟友への想い”「借金返済できたと思ってた…」
NEWSポストセブン
米田
《チューハイ2本を万引きで逮捕された球界“レジェンド”が独占告白》「スリルがあったね」「棚に返せなかった…」米田哲也氏が明かした当日の心境
週刊ポスト