芸能

松居一代の恐怖動画 臨床心理士が深層心理を考察

話題沸騰の松居ブログ&動画

 臨床心理士・経営心理コンサルタントの岡村美奈さんが、気になった著名人をピックアップ。記者会見などでの表情や仕草から、その人物の深層心理を推察する「今週の顔」。今回は、話題沸騰、松居一代のブログと動画に注目。

 * * *
 いったい松居一代に何が起きたのか? 自身の還暦を祝う誕生日を過ぎたばかりの6月27日、“恐怖の告白”というタイトルから始まったブログには、彼女が知ったというサスペンスより怖い真実が書かれていた。

「どうしたの?」と、つい読み進めてしまう。このところ、松居さんのブログは、愛憎、葛藤、裏切り、恐怖、死…とサスペンスの要素が満載なのだ。

 タイトルだけでも“告白”、“尾行”、“生活は一転”、“恐ろしいノート”、“冥福”、“週刊文春”、“助けて”…。意味深なキーワードに不可解な内容。恐怖のノートという小道具の使い方、前夫の死を明らかにして自殺未遂の伏線を張っているところなど、何が起きているのか、次に何が起こるのかと好奇心をかき立てられる。

 さすがサスペンスの帝王の妻をやってきただけあって、なかなかのミステリー仕立てだ。

 裏切りや恐怖を最大限に強調するべく、ほのぼのとした写真やきれいな旅の風景、家族への想いや愛情、友人たちへの感謝の言葉も織り混ぜている。悲愴感を漂わせながらも頑張る自分、家族を想う自分をきちんとアピールして、ブログの読者の興味を持続させ、自分の気持ちや状況に少しでも共感してもらえるように書かれている。

 しかし、そんな松居さんの思惑は、彼女曰く「文春の裏切り」で見事に外れてしまった。

 すると、夜中に動画をYouTubeで次々にアップ。どちらもワイドショーさながらに編集され、女優だけあって声音もセリフ回しも臨場感たっぷりに盛り上げ、さながらホラー映画のワンシーンを見ているようだ。

 1本目は“週刊文春は私をだました”というタイトル。自分が持ちこんだ話なのに、文春に裏切られたという内容のものだ。画面に現われた松居さんは、ノースリーブで肩を出し、ノーメイクで憔悴した様子。服装からいえば、上着を脱いだ戦闘モード。やや上方向から撮影されていることもあり、顎を引き上目使いで告白を始める。

 顎を引いた上目使いには、2通りの意味がある。1つ目は、見ている人たちを自分の味方につけたいという気持ちの表れ。この仕草をしながら悲しそうに弱々しく微笑み、はにかむように笑う場合、従順さや弱さをアピールして守ってもらいたい、応援してもらいたいという気持ちがあるといわれる。

関連キーワード

関連記事

トピックス

大谷翔平選手と妻・真美子さん
《チョビ髭の大谷翔平がハワイに》真美子さんの誕生日に訪れた「リゾートエリア」…不動産ブローカーのインスタにアップされた「短パン・サンダル姿」
NEWSポストセブン
石原さとみ(プロフィール写真)
《ベビーカーを押す幸せシーンも》石原さとみのエリート夫が“1200億円MBO”ビジネス…外資系金融で上位1%に上り詰めた“華麗なる経歴”「年収は億超えか」
NEWSポストセブン
神田沙也加さんはその短い生涯の幕を閉じた
《このタイミングで…》神田沙也加さん命日の直前に元恋人俳優がSNSで“ホストデビュー”を報告、松田聖子は「12月18日」を偲ぶ日に
NEWSポストセブン
高羽悟さんが向き合った「殺された妻の血痕の拭き取り」とは
「なんで自分が…」名古屋主婦殺人事件の遺族が「殺された妻の血痕」を拭き取り続けた年末年始の4日間…警察から「清掃業者も紹介してもらえず」の事情
(2025年11月、ラオス。撮影/横田紋子)
熱を帯びる「愛子天皇待望論」、オンライン署名は24才のお誕生日を節目に急増 過去に「愛子天皇は否定していない」と発言している高市早苗首相はどう動くのか 
女性セブン
「台湾有事」よりも先に「尖閣有事」が起きる可能性も(習近平氏/時事通信フォト)
《台湾有事より切迫》日中緊迫のなかで見逃せない「尖閣諸島」情勢 中国が台湾への軍事侵攻を考えるのであれば、「まず尖閣、そして南西諸島を制圧」の事態も視野
週刊ポスト
盟友・市川猿之助(左)へ三谷幸喜氏からのエールか(時事通信フォト)
三谷幸喜氏から盟友・市川猿之助へのエールか 新作「三谷かぶき」の最後に猿之助が好きな曲『POP STAR』で出演者が踊った意味を深読みする
週刊ポスト
ハワイ別荘の裁判が長期化している(Instagram/時事通信フォト)
《大谷翔平のハワイ高級リゾート裁判が長期化》次回審理は来年2月のキャンプ中…原告側の要求が認められれば「ファミリーや家族との関係を暴露される」可能性も
NEWSポストセブン
今年6月に行われたソウル中心部でのデモの様子(共同通信社)
《韓国・過激なプラカードで反中》「習近平アウト」「中国共産党を拒否せよ!」20〜30代の「愛国青年」が集結する“China Out!デモ”の実態
NEWSポストセブン
大谷翔平と真美子さん(時事通信フォト)
《自宅でしっぽりオフシーズン》大谷翔平と真美子さんが愛する“ケータリング寿司” 世界的シェフに見出す理想の夫婦像
NEWSポストセブン
お騒がせインフルエンサーのボニー・ブルー(時事通信フォト)
《潤滑ジェルや避妊具が押収されて…》バリ島で現地警察に拘束された英・金髪美女インフルエンサー(26) 撮影スタジオでは19歳の若者らも一緒だった
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! プロ野球「給料ドロボー」ランキングほか
「週刊ポスト」本日発売! プロ野球「給料ドロボー」ランキングほか
NEWSポストセブン