「女優はテレビだけで見とけばよかった」と元夫に侮辱され、「よくぞここまで私を騙してくれたもんだと、全力で夫のすべてに復讐」云々は、いま、松居が船越に対してやっていることと見事に重なっている。

 若い男性ワイドショースタッフが言うことには、「僕は、松居さんの動画をいつも最後まで見られないんですよ」と。別の男性スタッフは「途中でギブアップして、あとはADに任せている」とも言っていた。人にもよるのだろうけれど、概して男性たちは、「見るに堪えない」「船越英一郎さんが気の毒すぎる」「あれはテレビに出してはいけない映像だ」という意見が多い。

 一方、女性スタッフは、老いも若きも、「次は、どんな話が出てくるのか興味津々」だ。四半世紀前の松居ネタを知らない若い女性スタッフにとっては、「1周回って」新鮮に映るようだし、年配の外部スタッフはみな「松居さんは昔と変わっていない」とシミジミ語る。

 驚いたのは、誰もが知っている日本を代表するエグゼクティブキャリアウーマンの女性が、「連日、目が離せない」「毎日の楽しみ」と私にLINEを送って来たことだ。彼女はFacebookで「拝啓 松居一代様(中略)可能でありましたら、一話10分の長編ではなく、5分以内にして頂きますと有り難いです」とコメントしている。多忙な彼女にとっての10分は、2時間ドラマほどの長さに感じてしまうのかもしれない。もっと簡潔に、もっと短尺で、という依頼。たとえば『ひよっこ』(NHK)の一週間分を5分ダイジェストで見るパターンということだ。

 先日、ベテランワイドショースタッフらと情報交換をしたところ、今年6月、松居が伊豆の温泉で英気を養っていたという目撃情報や、船越の不倫相手とされる女性の情報をハワイまで掴みに飛んだ際、「楽しそうにしていたらしい」という話も聞いた。

 いまの松居劇場を、「『週刊文春』の記事が自分の思い通りにならなかったことで、目論見がはずれた松居さんが慌てて発信しているように見える」とする芸能関係者は多い。

 件の伊豆やハワイでの松居は、松居砲という名の文春砲が、船越をコテンパンにやっつけると信じ、余裕に浸っていたのかもしれない。

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