ライフ

医師相談サイト 月額300円のサービスで登録医師5100人以上

ネットの相談サイトで医療アドバイスがもらえる

 本誌前号「セカンドオピニオン 正しい求め方、選び方、決め方」は読者から大反響を呼んだ。その必要性は感じながら、どのようにセカンドオピニオンを求めていいか分からないという人たちが増えているのだ。しかし、一方でこんな声も届いた。
 
「いきなり別の医者に会いに行くのはハードルが高い。何か他の手段はないのでしょうか」

 そんなニーズを受けてインターネットを介してアドバイスしてくれる医師たちがいる。

〈74歳(男)です。S状結腸がんです。治療法をきめたいと思っています。腸閉塞で緊急入院し、現在人工肛門を設置しています。PET/CT検査の結果はS状結腸がん、リンパ節転移、明らかな遠隔転移なしでした。放射線治療は『患部が小腸に近いので勧められない』と主治医から聞かされていますが、調べてみると、近年は高精度放射線治療が可能になっているようです。主治医の意見は尊重すべき知見なのでしょうか〉(以下、Q&Aは文意を変えない範囲で一部省略などしている)

 質問者は手術ではなく、高精度放射線治療を望んでいるようだが、それに対して「大腸肛門専門医」はこう回答した。

〈リンパ節転移が腸管周囲に留まっているのでしたら手術以外の選択肢はないです。放射線治療、化学療法では治癒(がんが治る)の見込みはないです。高精度放射線治療でS状結腸がんが治癒することはないと思いますし、仮によく効いたとしたら、それによってがんの場所に穴があくリスクもあります。手術以外は勧められません〉

関連キーワード

関連記事

トピックス

大谷翔平選手と妻・真美子さん
《チョビ髭の大谷翔平がハワイに》真美子さんの誕生日に訪れた「リゾートエリア」…不動産ブローカーのインスタにアップされた「短パン・サンダル姿」
NEWSポストセブン
石原さとみ(プロフィール写真)
《ベビーカーを押す幸せシーンも》石原さとみのエリート夫が“1200億円MBO”ビジネス…外資系金融で上位1%に上り詰めた“華麗なる経歴”「年収は億超えか」
NEWSポストセブン
神田沙也加さんはその短い生涯の幕を閉じた
《このタイミングで…》神田沙也加さん命日の直前に元恋人俳優がSNSで“ホストデビュー”を報告、松田聖子は「12月18日」を偲ぶ日に
NEWSポストセブン
高羽悟さんが向き合った「殺された妻の血痕の拭き取り」とは
「なんで自分が…」名古屋主婦殺人事件の遺族が「殺された妻の血痕」を拭き取り続けた年末年始の4日間…警察から「清掃業者も紹介してもらえず」の事情
(2025年11月、ラオス。撮影/横田紋子)
熱を帯びる「愛子天皇待望論」、オンライン署名は24才のお誕生日を節目に急増 過去に「愛子天皇は否定していない」と発言している高市早苗首相はどう動くのか 
女性セブン
「台湾有事」よりも先に「尖閣有事」が起きる可能性も(習近平氏/時事通信フォト)
《台湾有事より切迫》日中緊迫のなかで見逃せない「尖閣諸島」情勢 中国が台湾への軍事侵攻を考えるのであれば、「まず尖閣、そして南西諸島を制圧」の事態も視野
週刊ポスト
盟友・市川猿之助(左)へ三谷幸喜氏からのエールか(時事通信フォト)
三谷幸喜氏から盟友・市川猿之助へのエールか 新作「三谷かぶき」の最後に猿之助が好きな曲『POP STAR』で出演者が踊った意味を深読みする
週刊ポスト
ハワイ別荘の裁判が長期化している(Instagram/時事通信フォト)
《大谷翔平のハワイ高級リゾート裁判が長期化》次回審理は来年2月のキャンプ中…原告側の要求が認められれば「ファミリーや家族との関係を暴露される」可能性も
NEWSポストセブン
今年6月に行われたソウル中心部でのデモの様子(共同通信社)
《韓国・過激なプラカードで反中》「習近平アウト」「中国共産党を拒否せよ!」20〜30代の「愛国青年」が集結する“China Out!デモ”の実態
NEWSポストセブン
大谷翔平と真美子さん(時事通信フォト)
《自宅でしっぽりオフシーズン》大谷翔平と真美子さんが愛する“ケータリング寿司” 世界的シェフに見出す理想の夫婦像
NEWSポストセブン
お騒がせインフルエンサーのボニー・ブルー(時事通信フォト)
《潤滑ジェルや避妊具が押収されて…》バリ島で現地警察に拘束された英・金髪美女インフルエンサー(26) 撮影スタジオでは19歳の若者らも一緒だった
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! プロ野球「給料ドロボー」ランキングほか
「週刊ポスト」本日発売! プロ野球「給料ドロボー」ランキングほか
NEWSポストセブン