芸能

ナスDがゴールデン進出でMC小峠英二、放送コードを懸念

ナスDの破天荒な活躍をMC小峠も称える

「あの黒い人は一体何者!?」とウワサの番組、『陸海空 こんな時間に地球征服するなんて』(テレビ朝日系、毎週火曜23時15分~)の勢いがすごい。7月2日にゴールデンタイムで放送されたスペシャル版は、都議選特番や『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)の裏で視聴率9.8%と大健闘。一躍注目を浴びた。

 人気の理由は、なんといっても“ナスD”と呼ばれるテレビ朝日社員・友寄隆英ディレクターの破天荒っぷり。放送コードギリギリの活躍は芸人顔負けだ。番組MCのバイきんぐ・小峠英二はこう称える。

「ナスDは、汚い川で獲れた魚をそのまま頭から食べたり、本来やらなくていいことをやっちゃいますから。ネジが2つ3つじゃない、6つ7つ飛んでないとできない(笑い)」(小峠)

“部族アース”でナスDとロケを共にするU字工事には、「たまったもんじゃないですよ(笑い)」と同じ芸人として同情。しかし、この破竹の勢いにより、なんと10月改編でプライムタイム(午後7~11時)進出も決定した! ゴールデンタイム進出(午後7時~10時)にも期待がかかるが…。

「進出してほしかったですが、そうなると(放送コードの)規制が厳しくなりますから。いっそ、早朝5時から放送とかアリかもしれませんね。朝からあんな映像、誰も見たくないでしょうが(笑い)」(小峠)

 一方で、その真摯な番組制作の姿勢を評価する声は多い。

「部族アースの他にも、アース別で5つのルートがあり、1時間の放送枠を奪い合っている形です。サンシャイン池崎さんなど旬なかたも出ていますが、出演者のネームバリューではなく、あくまで反響の大きさで放送時間の優先順位を決めている。それも魅力のひとつです」(テレビ解説者の木村隆志さん)

 反響重視の手法は、『イッテQ!』も同じで、イモトアヤコ(31才)のポジションを、ナスDが担っている。

 ゴールデンタイムを征服する日もあるかもしれない!?

撮影/中村功

※女性セブン2017年8月10日号

関連記事

トピックス

2011年に放送が開始された『ヒルナンデス!!』(HPより/時事通信フォト)
《日テレ広報が回答》ナンチャン続投『ヒルナンデス!』打ち切り報道を完全否定「終了の予定ない」、終了説を一蹴した日テレの“ウラ事情”
NEWSポストセブン
青森県東方沖地震を受けての中国の反応は…(時事通信フォト)
《完全な失敗に終わるに違いない》最大震度6強・青森県東方沖地震、発生後の「在日中国大使館」公式Xでのポスト内容が波紋拡げる、注目される台湾総統の“対照的な対応”
NEWSポストセブン
安福久美子容疑者(69)の高場悟さんに対する”執着”が事件につながった(左:共同通信)
《名古屋主婦殺害》「あの時は振ってごめんねって会話ができるかなと…」安福久美子容疑者が美奈子さんを“土曜の昼”に襲撃したワケ…夫・悟さんが語っていた「離婚と養育費の話」
NEWSポストセブン
卓球混合団体W杯決勝・中国-日本/張本智和(ABACA PRESS/時事通信フォト)
《日中関係悪化がスポーツにも波及》中国の会場で大ブーイングを受けた卓球の張本智和選手 中国人選手に一矢報いた“鬼気迫るプレー”はなぜ実現できたのか?臨床心理士がメンタルを分析
NEWSポストセブン
数年前から表舞台に姿を現わさないことが増えた習近平・国家主席(写真/AFLO)
執拗に日本への攻撃を繰り返す中国、裏にあるのは習近平・国家主席の“焦り”か 健康不安説が指摘されるなか囁かれる「台湾有事」前倒し説
週刊ポスト
《悠仁さまとの差》宮内庁ホームページ“愛子内親王殿下のご活動”の項目開設に「なぜこんなに遅れたのか」の疑問 皇室記者は「当主の意向が反映されるとされます」
《悠仁さまとの差》宮内庁ホームページ“愛子内親王殿下のご活動”の項目開設に「なぜこんなに遅れたのか」の疑問 皇室記者は「当主の意向が反映されるとされます」
週刊ポスト
優勝パレードでは終始寄り添っていた真美子夫人と大谷翔平選手(キルステン・ワトソンさんのInstagramより)
《大谷翔平がWBC出場表明》真美子さん、佐々木朗希の妻にアドバイスか「東京ラウンドのタイミングで顔出ししてみたら?」 日本での“奥様会デビュー”計画
女性セブン
パーキンソン病であることを公表した美川憲一
《美川憲一が車イスから自ら降り立ち…》12月の復帰ステージは完売、「洞不全症候群」「パーキンソン病」で活動休止中も復帰コンサートに懸ける“特別な想い”【ファンは復帰を待望】 
NEWSポストセブン
「交際関係とコーチ契約を解消する」と発表した都玲華(Getty Images)
女子ゴルフ・都玲華、30歳差コーチとの“禁断愛”に両親は複雑な思いか “さくらパパ”横峯良郎氏は「痛いほどわかる」「娘がこんなことになったらと考えると…」
週刊ポスト
話題を呼んだ「金ピカ辰己」(時事通信フォト)
《オファーが来ない…楽天・辰己涼介の厳しいFA戦線》他球団が二の足を踏む「球場外の立ち振る舞い」「海外志向」 YouTuber妻は献身サポート
NEWSポストセブン
海外セレブも愛用するアスレジャースタイル(ケンダル・ジェンナーのInstagramより)
「誰もが持っているものだから恥ずかしいとか思いません」日本の学生にも普及する“カタチが丸わかり”なアスレジャー オフィスでは? マナー講師が注意喚起「職種やTPOに合わせて」
NEWSポストセブン
山上徹也被告(共同通信社)
「旧統一教会から返金され30歳から毎月13万円を受け取り」「SNSの『お金配ります』投稿に応募…」山上徹也被告の“経済状況のリアル”【安倍元首相・銃撃事件公判】
NEWSポストセブン