芸能

『ひよっこ』でブレイク 竹内涼真の生い立ちと挫折

最旬イケメン・竹内涼真の幼少期と挫折

 日曜日の東京・神保町──普段なら古書店巡りを楽しむ人たちであふれる街だが、この日は大勢の女性が熱気ムンムンで行列を作っていた。彼女たちのお目当ては、俳優の竹内涼真(24才)。7月30日、写真集『1mm』の発売を記念した握手会が開催されていたのだ。

 10代から子連れの主婦まで幅広い世代の女性ファンたちは生・竹内に大興奮。感動のあまり、涙を流す女性もいた。

 この日、竹内が握手をしたファンはなんと総勢1500人。4時間以上の長丁場だったが、会場を出る際も疲れたそぶりひとつ見せず、残念ながらチケットが手に入らなかった出待ちの女性ファンたちに“竹内スマイル”を届ける「神対応」。最後はさわやかに手を振り車へと乗り込んだ。

 竹内の人気に火がついたのは連続テレビ小説『ひよっこ』(NHK)。有村架純(24才)演じるヒロイン・みね子の“初恋のお相手”となる大学生・島谷純一郎を演じた。地方出身の農家の娘に、大企業の御曹司という “王子様”が恋心を抱く少女マンガばりのストーリーに女性ファンは虜となった。

 スタート当初、『ひよっこ』の視聴率は伸び悩んだ。しかし、島谷とみね子の恋が始まると、視聴率は急上昇し、20%超を連発。

「ふたりがじゃれあってる時に、島谷さんがみね子の顔をギュっと挟む『顔ムギュ』シーンには朝からドキドキしてしまいました。私もされたいって…(照)でも、だからこそ島谷さんがいなくなってしまったのがつらくて、悲しくて…」(『ひよっこ』ファンの50代女性)

 ご存じの通り、ふたりの淡い恋は悲しい結末を迎え、島谷は『ひよっこ』から姿を消してしまったのだ。突然の“退場”に、女性ファンの間には今深刻な「島谷ロス」が広がっている。

 この空前の“竹内フィーバー”について、イケメン評論家の沖直実さんが解説する。

「今、福士蒼汰くん(24才)や坂口健太郎くん(26才)、千葉雄大くん(28才)のようなスイートな魅力のある“甘系男子”がブームのなか、竹内くんは5才から16年間、Jリーグの下部組織でサッカーをやっていたということもあって、規律を重んじたり、礼儀を重んじるといった、本格的な“体育会系男子”ならではの品の良さが新鮮なんです。またサッカーで鍛え上げられた筋肉も神々しいです」

◆絶対にサッカー選手になります!

 1993年、東京郊外に生まれた竹内。弟妹思いの優しいお兄ちゃんで、幼い頃から父親とサッカーボールを蹴って遊んでいたと当時を知る近所の住民は振り返る。

「泣き虫な子でしたね(笑い)。お父さんに“下手クソ!”と茶化されると“だって、うまくできないんだもん”ってメソメソ泣いていました。

 でも、涼真くんは長男だから、お母さんの帰りが遅いときは、弟妹の面倒をよくみていましたよ」

 Jリーグの名門・東京ヴェルディの下部組織であるヴェルディサッカースクール相模原に入団するとめきめきと頭角を現す。当時、竹内を指導していたコーチが言う。

関連記事

トピックス

NHK中川安奈アナウンサー(本人のインスタグラムより)
《広島局に突如登場》“けしからんインスタ”の中川安奈アナ、写真投稿に異変 社員からは「どうしたの?」の声
NEWSポストセブン
カラオケ大会を開催した中条きよし・維新参院議員
中条きよし・維新参院議員 芸能活動引退のはずが「カラオケ大会」で“おひねり営業”の現場
NEWSポストセブン
コーチェラの出演を終え、「すごく刺激なりました。最高でした!」とコメントした平野
コーチェラ出演のNumber_i、現地音楽関係者は驚きの称賛で「世界進出は思ったより早く進む」の声 ロスの空港では大勢のファンに神対応も
女性セブン
文房具店「Paper Plant」内で取材を受けてくれたフリーディアさん
《タレント・元こずえ鈴が華麗なる転身》LA在住「ドジャー・スタジアム」近隣でショップ経営「大谷選手の入団後はお客さんがたくさん来るようになりました」
NEWSポストセブン
元通訳の水谷氏には追起訴の可能性も出てきた
【明らかになった水原一平容疑者の手口】大谷翔平の口座を第三者の目が及ばないように工作か 仲介した仕事でのピンハネ疑惑も
女性セブン
襲撃翌日には、大分で参院補選の応援演説に立った(時事通信フォト)
「犯人は黙秘」「動機は不明」の岸田首相襲撃テロから1年 各県警に「専門部署」新設、警備強化で「選挙演説のスキ」は埋められるのか
NEWSポストセブン
歌う中森明菜
《独占告白》中森明菜と“36年絶縁”の実兄が語る「家族断絶」とエール、「いまこそ伝えたいことが山ほどある」
女性セブン
大谷翔平と妻の真美子さん(時事通信フォト、ドジャースのインスタグラムより)
《真美子さんの献身》大谷翔平が進めていた「水原離れ」 描いていた“新生活”と変化したファッションセンス
NEWSポストセブン
羽生結弦の元妻・末延麻裕子がテレビ出演
《離婚後初めて》羽生結弦の元妻・末延麻裕子さんがTV生出演 饒舌なトークを披露も唯一口を閉ざした話題
女性セブン
古手川祐子
《独占》事実上の“引退状態”にある古手川祐子、娘が語る“意外な今”「気力も体力も衰えてしまったみたいで…」
女性セブン
ドジャース・大谷翔平選手、元通訳の水原一平容疑者
《真美子さんを守る》水原一平氏の“最後の悪あがき”を拒否した大谷翔平 直前に見せていた「ホテルでの覚悟溢れる行動」
NEWSポストセブン
5月31日付でJTマーヴェラスから退部となった吉原知子監督(時事通信フォト)
《女子バレー元日本代表主将が電撃退部の真相》「Vリーグ優勝5回」の功労者が「監督クビ」の背景と今後の去就
NEWSポストセブン