芸能

浅丘ルリ子が石原裕次郎と40年ぶりのデュエット、涙を我慢

浅丘ルリ子が裕次郎さんと40年ぶりのデュエット

 あの名曲を“噂のふたり”がデュエットするというのだから、当時を知る関係者がザワつかないわけがない。

「裕ちゃんは私の6才上なのですが、今回の共演では私のほうが年上になってしまって」

 そう感慨深げに語ったのは、浅丘ルリ子(77才)。8月11日放送の『決定版!これが日本の名曲だ』(テレビ朝日系)で、最新のCG技術によってステージ上に“復活”した石原裕次郎さん(享年52)との共演が話題だ。

「あれだけ共演作品が多いにもかかわらず、ふたりがテレビでデュエットを披露したのは過去に1度だけ、40年前のことです。しかも、歌ったのは『夕陽の丘』で、『夜霧よ今夜も有難う』は初めてなんです。ステージに腕を組んで登場するのは、浅丘さん自身のアイディアだったそうです」(番組関係者)

 裕次郎さんは生前、100本以上の映画に出演したが、そのなかで浅丘は最多となる37本で共演。当時は週に2本の映画を製作するほどの壮絶な忙しさで、ふたりはセットの片隅で重なるように眠ることもあったという。

「裕ちゃんは優しくて、見ていないようでいて見てくれていて、私が疲れていると誰よりも早く気づいて、『ふたりで食事でも行こうか』。そういう気配りをしてくださいました」と浅丘は懐かしそうに語っている。

 それほど関係が深かっただけに、ふたりの間には“恋の噂”も絶えなかった。石原プロ関係者が明かす。

「ルリちゃんは石原プロの役員だった時代があるぐらい裕次郎さんの大切なパートナーでした。周囲から冗談で“ルリちゃんとつきあってるんでしょ?”と聞かれると裕次郎さんはいつも大きな声で笑って、“ないよ、何もないよ”と言ってましたね」

 今回のデュエットを終えた浅丘はこう語っている。

「(裕次郎さんの)歌声を聴いて、“もうこの人はいないんだな”と実感してしまって。間奏のセリフが終わったところで涙がこみ上げてしまい、我慢するのが大変でした」

 自伝でも裕次郎さんのことは「頼りがいのあるお兄さん」としか語っていない浅丘の涙のワケは──ふたりの本当の関係は「夜霧」だけが知っている。

※女性セブン2017年8月24・31日号

関連記事

トピックス

高市早苗首相(時事通信フォト)
《日中外交で露呈》安倍元首相にあって高市首相になかったもの…親中派不在で盛り上がる自民党内「支持率はもっと上がる」
NEWSポストセブン
阿部なつき(C)Go Nagai/Dynamic Planning‐DMM
“令和の峰不二子”こと9頭身グラドル・阿部なつき「リアル・キューティーハニー」に挑戦の心境語る 「明るくて素直でポジティブなところと、お尻が小さめなところが似てるかも」
週刊ポスト
高市早苗首相の「台湾有事」発言以降、日中関係の悪化が止まらない(時事通信フォト)
「現地の中国人たちは冷めて見ている人がほとんど」日中関係に緊張高まるも…日本人駐在員が明かしたリアルな反応
NEWSポストセブン
大谷翔平が次のWBC出場へ 真美子さんの帰国は実現するのか(左・時事通信フォト)
《大谷翔平選手交えたLINEグループでやりとりも》真美子さん、産後対面できていないラガーマン兄は九州に…日本帰国のタイミングは
NEWSポストセブン
11月24日0時半ごろ、東京都足立区梅島の国道でひき逃げ事故が発生した(現場写真/読者提供)
【“分厚い黒ジャケット男” の映像入手】「AED持ってきて!」2人死亡・足立暴走男が犯行直前に見せた“奇妙な”行動
NEWSポストセブン
10月22日、殺人未遂の疑いで東京都練馬区の国家公務員・大津陽一郎容疑者(43)が逮捕された(時事通信フォト/共同通信)
《赤坂ライブハウス刺傷》「2~3日帰らないときもあったみたいだけど…」家族思いの妻子もち自衛官がなぜ”待ち伏せ犯行”…、親族が語る容疑者の人物像とは
NEWSポストセブン
ミセス・若井(左、Xより)との“通い愛”を報じられたNiziUのNINA(右、Instagramより)
《ミセス若井と“通い愛”》「嫌なことや、聞きたくないことも入ってきた」NiziU・NINAが涙ながらに吐露した“苦悩”、前向きに披露した「きっかけになったギター演奏」
NEWSポストセブン
「ラオ・シルク・レジデンス」を訪問された天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年11月21日、撮影/横田紋子)
「華やかさと品の良さが絶妙」愛子さま、淡いラベンダーのワンピにピンクのボレロでフェミニンなコーデ
NEWSポストセブン
クマ被害で亡くなった笹崎勝巳さん(左・撮影/山口比佐夫、右・AFP=時事)
《笹崎勝巳レフェリー追悼》プロレス仲間たちと家族で送った葬儀「奥さんやお子さんも気丈に対応されていました」、クマ襲撃の現場となった温泉施設は営業再開
NEWSポストセブン
役者でタレントの山口良一さん
《笑福亭笑瓶さんらいなくなりリポーターが2人に激減》30年以上続く長寿番組『噂の!東京マガジン』存続危機を乗り越えた“楽屋会議”「全員でBSに行きましょう」
NEWSポストセブン
11月16日にチャリティーイベントを開催した前田健太投手(Instagramより)
《いろんな裏切りもありました…》前田健太投手の妻・早穂夫人が明かした「交渉に同席」、氷室京介、B’z松本孝弘の妻との華麗なる交友関係
NEWSポストセブン
イギリス出身のインフルエンサー、ボニー・ブルー(Instagramより)
《1日で1000人以上と関係を持った》金髪美女インフルエンサーが予告した過激ファンサービス… “唾液の入った大量の小瓶”を配るプランも【オーストラリアで抗議活動】
NEWSポストセブン