芸能

後藤久美子は“ずっと(事務所に)所属していい?”と聞いた

コンテストは“第二のゴクミを探せ”をテーマに始まった

 米倉涼子、上戸彩、武井咲など数々のスターを輩出してきた「全日本国民的美少女コンテスト」。“第二のゴクミを探せ”をテーマに1987年に始まった同コンテストが今年、30周年を迎えた。今回第15回のグランプリを受賞したのは13歳の井本彩花だ。

 歴代出場者には、細川直美(第2回グランプリ/1988年)や佐藤藍子(第6回グランプリ/1992年)など、結婚後も仕事を続ける女優・タレントも多い。

 30年間、イメージキャラクターを務めている後藤久美子については、こんな秘話がある。コンテストを運営するオスカープロモーションの副社長・鈴木誠司氏が明かす。

「久美子は元F1ドライバーのジャン・アレジと結婚して渡仏する際、“社長、仕事はたくさんできないかもしれないけれど、生涯ずっと所属していい?”と聞いてきたそうです。うれしいですよね。スイス在住の今も帰国すると事務所に遊びにきてくれます」

 近年、母親が平成生まれという応募者も増えてきているという。親子二代で美少女コンテストのファイナリストになるケースはまだないが、鈴木氏は「久美子の娘も美人ですし、遠くない未来にそんな日がくるかもしれない」と話す。

 第1回から全大会を取材してきた『NIPPONアイドル探偵団』などの著者、北川昌弘氏もこれからの美少女コンテストに期待を込める。

「今年3年ぶりに開催されて、実はほっとしました。オスカーには近年、コンテスト出身者以外にも秀でたスターや人気タレントが集積しているので、コンテストをやめるのではと心配していたんです。

 過去には4年間も間隔が空いた時期もありましたから。今後も全国から次のスターとなる美少女を探し、世に送り出し続けてほしいです」

※週刊ポスト2017年9月8日号

関連記事

トピックス

ドラフト1位の大谷に次いでドラフト2位で入団した森本龍弥さん(時事通信)
「二次会には絶対来なかった」大谷翔平に次ぐドラフト2位だった森本龍弥さんが明かす野球人生と“大谷の素顔”…「グラウンドに誰もいなくなってから1人で黙々と練習」
NEWSポストセブン
渡邊渚さん(撮影/藤本和典)
「私にとっての2025年の漢字は『出』です」 渡邊渚さんが綴る「新しい年にチャレンジしたこと」
NEWSポストセブン
ラオスを訪問された愛子さま(写真/共同通信社)
《「水光肌メイク」に絶賛の声》愛子さま「内側から発光しているようなツヤ感」の美肌の秘密 美容関係者は「清潔感・品格・フレッシュさの三拍子がそろった理想の皇族メイク」と分析
NEWSポストセブン
2009年8月6日に世田谷区の自宅で亡くなった大原麗子
《私は絶対にやらない》大原麗子さんが孤独な最期を迎えたベッドルーム「女優だから信念を曲げたくない」金銭苦のなかで断り続けた“意外な仕事” 
NEWSポストセブン
国宝級イケメンとして女性ファンが多い八木(本人のInstagramより)
「国宝級イケメン」FANTASTICS・八木勇征(28)が“韓国系カリスマギャル”と破局していた 原因となった“価値感の違い”
NEWSポストセブン
実力もファンサービスも超一流
【密着グラフ】新大関・安青錦、冬巡業ではファンサービスも超一流「今は自分がやるべきことをしっかり集中してやりたい」史上最速横綱の偉業に向けて勝負の1年
週刊ポスト
今回公開された資料には若い女性と見られる人物がクリントン氏の肩に手を回している写真などが含まれていた
「君は年を取りすぎている」「マッサージの仕事名目で…」当時16歳の性的虐待の被害者女性が訴え “エプスタインファイル”公開で見える人身売買事件のリアル
NEWSポストセブン
タレントでプロレスラーの上原わかな
「この体型ってプロレス的にはプラスなのかな?」ウエスト58センチ、太もも59センチの上原わかながムチムチボディを肯定できるようになった理由【2023年リングデビュー】
NEWSポストセブン
12月30日『レコード大賞』が放送される(インスタグラムより)
《度重なる限界説》レコード大賞、「大みそか→30日」への放送日移動から20年間踏み留まっている本質的な理由 
NEWSポストセブン
「戦後80年 戦争と子どもたち」を鑑賞された秋篠宮ご夫妻と佳子さま、悠仁さま(2025年12月26日、時事通信フォト)
《天皇ご一家との違いも》秋篠宮ご一家のモノトーンコーデ ストライプ柄ネクタイ&シルバー系アクセ、佳子さまは黒バッグで引き締め
NEWSポストセブン
ハリウッド進出を果たした水野美紀(時事通信フォト)
《バッキバキに仕上がった肉体》女優・水野美紀(51)が血生臭く殴り合う「母親ファイター」熱演し悲願のハリウッドデビュー、娘を同伴し現場で見せた“母の顔” 
NEWSポストセブン
六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)
《六代目山口組の抗争相手が沈黙を破る》神戸山口組、絆會、池田組が2026年も「強硬姿勢」 警察も警戒再強化へ
NEWSポストセブン