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弘兼憲史氏が勧める身軽な人間関係「年賀状やお中元は無駄」

「現役のときと同じ生活レベルを保とうとすると預貯金もどんどん減ってしまう。ですから、必然的に生活範囲や交際範囲をすぼめていかないといけない。身の丈にあった生活をすることが重要なんです」

 意識して必要がないものを捨てていかないと、現役時代と同じ生活を続けてしまう。だから、まずは「半分に減らす」と意識するのだ。まず手をつけたのは、年賀状、歳暮や中元といった“お付き合い”だ。

「定年前ともなると、年賀状を200通も300通も出すという人が多いが、引退後もやり取りが必要な相手ってそんなにいないんです。私は、印刷された年賀状を惰性でやり取りすることに無駄を感じ、10年前にやめました。本当に親しい間柄の人だけでいい。電子メールでもいいんです。

 お中元、お歳暮は無駄の最たるもので、本当にお世話になった人は別にして、やめていい。費用もかさみますからね。そうした義理の付き合いをやめたいのは相手も同じだと思えば、心のハードルはずいぶん下がるはずです」

※週刊ポスト2017年9月29日号

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