「これだけのクオリティーのサイトや、プロデュース戦略をもっているわけですから、スタッフも超一流どころを揃えているようです。SMAP時代のコンテンツは使えず、3人のオリジナル曲もまだないため、CDも出せない。ライブもできません。再スタートに際して、金銭的には楽観視できない状況だったようです」
◆隠されたメッセージ
そんな彼らにとって、「ファンクラブ設立」は必要不可欠だった。
「まだ何も活動していないのにファンクラブを立ち上げるのは業界としては順序が逆。それでも当面の運転資金を絞り出すには、ファンクラブという名目でネットを通じて資金提供を募るしかなかった。最近流行りのクラウドファンディング的な手法です。そのためにも、メッセージ性や最先端をいくようなスタイリッシュなイメージも含め、動画のインパクトが重要だったんでしょう」(前出・芸能関係者)
実際、サイトの中には前述のほかにもメッセージが隠されているという。テレビ局関係者が言う。
「方位記号のデザインは3人のアイディアをもとに作ったものです。手書きの『新しい地図』の文字は、『新しい』を香取さん、『地』を稲垣さん、『図』を草なぎさんが書きました。見分けているファンもいるようです」
こんな発見もあるという。
「ファンクラブ会員をNAKAMAとしたのは“Nは中居正広(45才)、Kは木村拓哉(44才)、Mは森且行(43才)の頭文字から取ったのでは?”という噂です」(別のファン)
公開された動画のある人物も話題だ。
「中居くんの後ろ姿そっくりな人が出てくるんです。もちろん本物ではないんですが、ファンはやっぱり中居くんも気持ちがつながっているとみているようです。実際、業界では意図的に中居くんに似た後ろ姿の人を選んだのではないかともいわれています。“いつでも待っているよ”というメッセージでしょうか」(前出・芸能関係者)
※女性セブン2017年10月12日号