芸能

田中邦衛が老人ホームから自宅復帰、妻が明かすリハビリ生活

“五郎”の芸能界復帰を待ちたい

『北の国から』(フジテレビ系列)の主役・黒板五郎役をはじめ、数々のヒット作に出演してきた田中邦衛氏(84)は、2010年公開の映画『最後の忠臣蔵』への出演を最後に表舞台から遠ざかっている。

 そんななか、田中氏が介護付き有料老人ホームに入居していることを報じたのは、『週刊ポスト』2015年10月30日号だった。記事では、田中氏が高熱で入院したのをきっかけに歩行困難となり、車椅子生活になったこと、自宅に戻ることを目標にホームでリハビリに励んでいる様子などを伝えた。

 当時、夫人は「(本人は)“しっかり足を治して自宅に帰ってくる”と言っている」と語っていた。

 その後、念願叶って田中氏は自宅へ戻ることができたというが、足の状態はまだ思わしくないようだ。自宅近くの住民がいう。

「数か月に1回ぐらいかな。車椅子に乗った邦衛さんが自宅から出てきて、ワンボックスカーに乗ってどこかに行くのを見かけます。白髪も多く、テレビで観ていた頃よりだいぶ老け込んでいた」

 自宅玄関には車椅子用のスロープが設置されている。夫人は改めてこう話してくれた。

「スロープは主人のために昨年付けました。体の状態ですか? 車椅子の時もあれば、歩ける時もあります。芸能界への復帰については……分かりません。ただ、元気になってきていることは事実です」

 人情味溢れる演技をまた見られる日を待ちたい。

※週刊ポスト2017年10月13・20日号

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