彼らの手口は、古典的な美人局だけではない。さらに、別の元”情報商材屋”は、カネを取り上げられただけでなく薬漬けにされて、もはや廃人同然の生活を送っているというのだ。
「ネオヒルズ族だなんだと吹きまくっていた情報商材屋Aは、オンナでも強請られていたが、最後はシャブ(覚せい剤)を食わされ、結果的にカタにハメられた。Aの売り方は上手かったが、最後は追い込まれてグレーどころか真っ黒な方法での情報販売を余儀なくされた。稼いだカネは吸い取られて、結果的にはシャブの上客に。未だにセミナーだなんだってやってるけど、もうほとんど”あの人は今”状態。ナメたガキだったからね」(杉田さん)
悪銭身につかずとはよくいったもので、違法ではないがまともではない商売で集めた金は、手元にとどまってくれない。どころか、グレーなビジネスで儲けた金を放っておかない”プロ”が存在している。儲かりそうだからとグレーな領域に足を踏み出すと、グレーどころか、真っ黒な違法行為を遂行することになんのためらいもない「専門家」が待っているということらしい。