ライフ

三日坊主タイプの主婦でも続けられる「家計ノート」

『細野真宏のつけるだけで「節約力」がアップする家計ノート2018』が好評の細野真宏さん

 日常よく目にする経済のニュースをわかりやすく解説した“細野経済シリーズ”が、経済本で日本初のミリオンセラーとなり、ビジネス書のベストセラーランキングで「123週ベスト10入り」を記録した細野真宏さん。首相管轄の「社会保障国民会議」などの委員も務め、金融・経済教育の重要性を世に問い続けている細野さんによる、『細野真宏のつけるだけで「節約力」がアップする家計ノート2018』(小学館刊、定価500円+税)が発売中だ。

 毎年発売されているこの家計ノート。本誌・女性セブンでは毎年特集されているが、昨年の特集に登場した家計簿の“使い手” 島崎惠子さんは、岐阜県在住64才の専業主婦。ご主人の良文さん、次男と3人暮らしで、自宅では梨や栗などを栽培。最近、水仙づくりにも凝っているという。そんな島崎さんに、お金の出入りはもちろん、喜怒哀楽に富む人生を家計ノートに「すらすらと書き留めたくなる」理由を語ってもらいました。家計簿は続かない? これを読めばあなたの常識が変わります!

細野:島崎さんには是非お目にかかりたいと思っていて。昨年に家計簿特集をやった時に、読者ハガキを読みながら、初級者向け、中級者向け、上級者向け、と3段階で見せていくことを考えていたんです。家計簿が初めて続いた!と喜んでいる島崎さんのハガキを見て、まだ初級者の感じかな、と思って家計ノートを見せていただいたら、家計簿歴が数十年?と思うような、僕らが驚く使いこなされ方をされていたんです。あの段階では、わずか3年目に差し掛かっていたところでしたよね?

島崎さん:ありがとうございます。そんなこと言われるなんて想像もしてなくて。いい加減な人間だから褒めてもらえるなんて…家計簿のあまりの汚さに本当に恥ずかしいって思っていて(笑い)。

細野:家計簿なんてかしこまって書くようなものではないんですよね。1日3分で済ませればよく、自分がわかれば十分なので。でも、島崎さんがメモ程度でパパッと書かれているものも実に的確というか“なるほど、こういう感じで書くといいのか”と僕らでも思ってしまったんですよ。

島崎さん:本当ですか? 実は、私は家計簿も日記も続いたことがなくって。

細野:まさにその話を伺いたいんです。これまで島崎さんにとって家計簿や日記はどういう感じだったんですか?

島崎さん:年の初めぐらいに2日か3日は続くんだけど、そのうちにほったらかしの三日坊主で。でも60才になって仕事辞めて、はたと気がついたら収入がない(笑い)。しかも、お給料があるとすぐ使っちゃうタイプだったので働いていた時の浪費癖がついちゃっていて困っていたんです。そんな時に、女性セブンで先生の記事を見つけたんです」

細野:そう、島崎さんはセブン読者なのですよね。だから、より親近感をもって(笑い)。

関連キーワード

トピックス

劉勁松・中国外務省アジア局長(時事通信フォト)
「普段はそういったことはしない人」中国外交官の“両手ポケットイン”動画が拡散、日本側に「頭下げ」疑惑…中国側の“パフォーマンス”との見方も
NEWSポストセブン
俳優の水上恒司が年上女性と真剣交際していることがわかった
【本人が語った「大事な存在」】水上恒司(26)、初ロマンスは“マギー似”の年上女性 直撃に「別に隠すようなことではないと思うので」と堂々宣言
NEWSポストセブン
佳子さまの「多幸感メイク」驚きの声(2025年11月9日、写真/JMPA)
《最旬の「多幸感メイク」に驚きの声》佳子さま、“ふわふわ清楚ワンピース”の装いでメイクの印象を一変させていた 美容関係者は「この“すっぴん風”はまさに今季のトレンド」と称賛
NEWSポストセブン
ラオスに滞在中の天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年11月18日、撮影/横田紋子)
《ラオスの民族衣装も》愛子さま、動きやすいパンツスタイルでご視察 現地に寄り添うお気持ちあふれるコーデ
NEWSポストセブン
俳優の水上恒司が真剣交際していることがわかった
水上恒司(26)『中学聖日記』から7年…マギー似美女と“庶民派スーパーデート” 取材に「はい、お付き合いしてます」とコメント
NEWSポストセブン
韓国のガールズグループ「AFTERSCHOOL」の元メンバーで女優のNANA(Instagramより)
《ほっそりボディに浮き出た「腹筋」に再注目》韓国アイドル・NANA、自宅に侵入した強盗犯の男を“返り討ち”に…男が病院に搬送  
NEWSポストセブン
ラオスに到着された天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年11月17日、撮影/横田紋子)
《初の外国公式訪問》愛子さま、母・雅子さまの“定番”デザインでラオスに到着 ペールブルーのセットアップに白の縁取りでメリハリのある上品な装い
NEWSポストセブン
全国でクマによる被害が相次いでいる(AFLO/時事通信フォト)
「“穴持たず”を見つけたら、ためらわずに撃て」猟師の間で言われている「冬眠しない熊」との対峙方法《戦前の日本で発生した恐怖のヒグマ事件》
NEWSポストセブン
ドジャース入団時、真美子さんのために“結んだ特別な契約”
《スイートルームで愛娘と…》なぜ真美子さんは夫人会メンバーと一緒に観戦しないの? 大谷翔平がドジャース入団時に結んでいた“特別な契約”
NEWSポストセブン
山上徹也被告の公判に妹が出廷
「お兄ちゃんが守ってやる」山上徹也被告が“信頼する妹”に送っていたメールの内容…兄妹間で共有していた“家庭への怒り”【妹は今日出廷】
NEWSポストセブン
靖国神社の春と秋の例大祭、8月15日の終戦の日にはほぼ欠かさず参拝してきた高市早苗・首相(時事通信フォト)
高市早苗・首相「靖国神社電撃参拝プラン」が浮上、“Xデー”は安倍元首相が12年前の在任中に参拝した12月26日か 外交的にも政治日程上も制約が少なくなるタイミング
週刊ポスト
三重県を訪問された天皇皇后両陛下(2025年11月8日、撮影/JMPA)
《季節感あふれるアレンジ術》雅子さまの“秋の装い”、トレンドと歴史が組み合わさったブラウンコーデがすごい理由「スカーフ1枚で見違えるスタイル」【専門家が解説】
NEWSポストセブン