ライフ

恋愛対象に選ばれる「再雇用シニア」の枯れた魅力

ただしイケメンに限る…?

 育休明けの会社で居心地の悪い思いをしているユミさん(41)は、気分が落ち込んだ時に会いたくなる男性がいるという。

「同じ部署で再雇用で働く64歳の人です。ほとんど話したことがなかったのですが、再雇用で働き出してからは社内メールで“顔を見ていたら落ち込んでるのがわかる”って励ましてくれるようになったんです。

 最近はお昼に一緒に過ごすようになって、私の難しい上司のことを“あいつはこういうタイプだから、こう接するといいよ”と教えてくれて。この前ついに子供と仕事のことでいっぱいいっぱいで泣き出してしまった私をハグしてくれて、仕事の合間だけでなく、もっと一緒にいたいって思うようになってきたんです」

 そう真剣な顔で語るユミさんのように、職場で再雇用の年上男性に惹かれる人妻が増えているという。マスコミ業界で働くアカネさん(43)は、体育会系の名残りがある職場で、かばってくれた男性と社内不倫の関係になったという。

「男性同僚にこき使われている時にすっと間に割り込んできたモリさん(65)は、『僕らの時代は、女性社員は高級レストランに連れていくことはあっても、怒鳴るようなことはしなかったなぁ』とカドが立たないように冗談っぽく言ってくれたんです。

 女に負けないように肩肘張っている同僚とも、私の仕事に理解のない夫とも違って、素敵に見えました。それから夜も一緒に飲みに行くようになって。頻繁に会ううちに“もっとちゃんと付き合ってください”とお願いして、男女の関係になりました」

関連キーワード

関連記事

トピックス

大谷が購入したハワイの別荘の広告が消えた(共同通信)
【スクープ】大谷翔平「25億円ハワイ別荘」HPから本人が消えた! 今年夏完成予定の工期は大幅な遅れ…今年1月には「真美子さん写真流出騒動」も
NEWSポストセブン
運転席に座る広末涼子容疑者
《追突事故から4ヶ月》広末涼子(45)撮影中だった「復帰主演映画」の共演者が困惑「降板か代役か、今も結論が出ていない…」
NEWSポストセブン
江夏豊氏(右)と工藤公康氏のサウスポー師弟対談(撮影/藤岡雅樹)
《サウスポー師弟対談》江夏豊氏×工藤公康氏「坊やと初めて会ったのはいつやった?」「『坊や』と呼ぶのは江夏さんだけですよ」…現役時代のキャンプでは工藤氏が“起床係”を担当
週刊ポスト
殺害された二コーリさん(Facebookより)
《湖の底から15歳少女の遺体発見》両腕両脚が切断、背中には麻薬・武装組織の頭文字“PCC”が刻まれ…身柄を確保された“意外な犯人”【ブラジル・サンパウロ州】
NEWSポストセブン
金正恩(中央)と娘の金ジュエ(右)。2025年6月29日に撮影され、2025年6月30日に北朝鮮の国営通信社(KCNA)が公開した写真より(AFP=時事)
《“爆速成長”と注目》金正恩総書記の13歳娘が身長165cmに!北朝鮮で高身長であることはどんな意味を持つのか 
山本由伸の自宅で強盗未遂事件があったと報じられた(左は共同、右はbackgrid/アフロ)
「31億円豪邸の窓ガラスが破壊され…」山本由伸の自宅で強盗未遂事件、昨年11月には付近で「彼女とツーショット報道」も
NEWSポストセブン
佳子さまも被害にあった「ディープフェイク」問題(時事通信フォト)
《佳子さまも標的にされる“ディープフェイク動画”》各国では対策が強化されるなか、日本国内では直接取り締まる法律がない現状 宮内庁に問う「どう対応するのか」
週刊ポスト
『あんぱん』の「朝田三姉妹」を起用するCMが激増
今田美桜、河合優実、原菜乃華『あんぱん』朝田三姉妹が席巻中 CM界の優等生として活躍する朝ドラヒロインたち
女性セブン
別府港が津波に見舞われる中、尾畠さんは待機中だ
「要請あれば、すぐ行く」別府湾で清掃活動を続ける“スーパーボランティア”尾畠春夫さん(85)に直撃 《日本列島に津波警報が発令》
NEWSポストセブン
モンゴルを公式訪問された天皇皇后両陛下(2025年7月16日、撮影/横田紋子)
《モンゴルご訪問で魅了》皇后雅子さま、「民族衣装風のジャケット」や「”桜色”のセットアップ」など装いに見る“細やかなお気遣い”
大谷家の別荘が問題に直面している(写真/AFLO)
大谷翔平も購入したハワイ豪華リゾートビジネスが問題に直面 14区画中8区画が売れ残り、建設予定地はまるで荒野のような状態 トランプ大統領の影響も
女性セブン
休場が続く横綱・豊昇龍
「3場所で金星8個配給…」それでも横綱・豊昇龍に相撲協会が引退勧告できない複雑な事情 やくみつる氏は「“大豊時代”は、ちょっとイメージしづらい」
週刊ポスト