望月:詩織さんの取材をして驚いたのは、男性の意識の低さです。“売名行為”とか“食事してお酒を飲んだら合意では”とか、平気で言う男性も少なくないんです。NHKの『あさイチ』の調査では、“2人で食事をしたら性行為の合意と見なす”という男性が11%もいるそうです。

――逆風を浴びながらも力強く前を向く2人。それでも心が折れない強さの理由は何か。

望月:新聞記者は後方にいて記事を書くだけで、自分が矢面に立つことは少ない。正直、追及はしつつも菅官房長官など大物議員からは、自分をさらけ出して戦って政治をしている覚悟を感じます。

 それでも会見に出て質問を始めた以上、納得できる回答をもらえない限りは質問し続けないと何も変わらない。少数の意見かもしれないけど、『それっておかしくないですか』とぶつけ続けないと、子供、孫の世代に負担がかかる。誰も聞かないなら、私が聞くしかない。それくらいの覚悟でやっています。

山尾:私は永田町に評価されるために政治をするのではありません。今回の選挙で落選したら政治家をやめる覚悟でした。当選した以上は全力で仕事をして、私を頼ってくれる人に評価されれば結構なので、怖いものはない。しかも今回、無所属で選挙を戦い、教育費を無償にするなら消費税を上げる必要があることや、安倍さんの憲法改正と戦うためにも護憲一辺倒じゃダメなど、民進党時代には言えなかったことを言えるようになり、政治家としての政策、哲学についてはもっと社会にさらそうという覚悟ができました。

――くしくも「覚悟」と口を揃えた2人。どんな逆境にあろうと、覚悟を決めた女は強い。

※女性セブン2017年11月30日・12月7日号

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