ライフ

料理上級者向け 料理アレンジの迷わないルール

高木ゑみさん宅のリアルな夕食メニュー


「ベース料理はあくまで完成させず、味つけなど、一歩手前の状態で止めています。そうすることで、和洋中に主菜・副菜にと、アレンジしやすくなるんです。例えば、キャベツやピーマンなどを塩こしょうだけで炒めてストックしておけば、回鍋肉からスープ、肉野菜炒めなど、いろいろ使えます。根菜を塩こしょうだけで硬めに煮ておけば、具材だけ取り出して炒めたり肉料理の付け合わせにできます」

 一歩手前料理は、薄味&硬めがポイントだという。

「薄味にすればどんな味にもなり、硬めなら、その後煮ても軟らかくなりすぎず、ほどよい食感が保てるからです」

 高木さん家のリアル献立をご紹介。

【朝】朝は和洋7種の基本セットで迷わない

 高木家の朝食は、和食セット、洋食セット、おにぎりセットなど7種類の基本セットから選ぶ。例えば洋食セットなら、パン+目玉焼き+ウインナー+ブロッコリー+トマト+牛乳。こう決めれば、副菜はその時ある野菜を入れ替えるだけでよく、朝から迷わずにすむ。

【昼】お弁当は一から作らずあるものをアレンジ

 この日のお弁当のメインは、下味をつけて保存していた塩豚のソテー、常備菜、前の晩のおかずのアレンジ料理だ。

「例えば前夜がおでんなら、卵を潰してマヨネーズと和えて卵サンドの具にします」。お弁当は基本的に一から作らず、あるものをアレンジ。

【夜】皿に合う料理を考える

 週末に作りおきしたベース料理から取り出した肉をソテーして主菜にし、ゆでておいたじゃがいもをフライにして副菜に。夕飯もベース料理からアレンジしている。

「皿の大きさや柄を見て、それに合いそうなメニューを考えるというのも1つの手ですよ」

■撮影/浅野剛

※女性セブン2017年12月14日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

62歳の誕生日を迎えられた皇后雅子さま(2025年12月3日、写真/宮内庁提供)
《愛子さまのラオスご訪問に「感謝いたします」》皇后雅子さま、62歳に ”お気に入りカラー”ライトブルーのセットアップで天皇陛下とリンクコーデ
NEWSポストセブン
今回の地震で道路の陥没に巻き込まれた軽自動車(青森県東北町。写真/共同通信社)
【青森県東方沖でM7.5の地震】運用開始以来初の“後発地震注意情報”発表「1週間以内にM7を超える地震の発生確率」が平常時0.1%から1%に 冬の大地震に備えるためにすべきこと 
女性セブン
竹内結子さんと中村獅童
《竹内結子さんとの愛息が20歳に…》再婚の中村獅童が家族揃ってテレビに出演、明かしていた揺れる胸中 “子どもたちにゆくゆくは説明したい”との思い
NEWSポストセブン
日本初の女性総理である高市早苗首相(AFP=時事)
《初出馬では“ミニスカ禁止”》高市早苗首相、「女を武器にしている」「体を売っても選挙に出たいか」批判を受けてもこだわった“自分流の華やかファッション”
NEWSポストセブン
「一般企業のスカウトマン」もトライアウトを受ける選手たちに熱視線
《ソニー生命、プルデンシャル生命も》プロ野球トライアウト会場に駆けつけた「一般企業のスカウトマン」 “戦力外選手”に声をかける理由
週刊ポスト
前橋市議会で退職が認められ、報道陣の取材に応じる小川晶市長(時事通信フォト)
《前橋・ラブホ通い詰め問題》「これは小川晶前市長の遺言」市幹部男性X氏が停職6か月で依願退職へ、市長選へ向け自民に危機感「いまも想像以上に小川さん支持が強い」
NEWSポストセブン
割れた窓ガラス
「『ドン!』といきなり大きく速い揺れ」「3.11より怖かった」青森震度6強でドンキは休業・ツリー散乱・バリバリに割れたガラス…取材班が見た「現地のリアル」【青森県東方沖地震】
NEWSポストセブン
3年前に離婚していた穴井夕子とプロゴルァーの横田真一選手(Instagram/時事通信フォト)
《ゴルフ・横田真一プロと2年前に離婚》穴井夕子が明かしていた「夫婦ゲンカ中の夫への不満」と“家庭内別居”
NEWSポストセブン
二刀流かDHか、先発かリリーフか?
【大谷翔平のWBCでの“起用法”どれが正解か?】安全策なら「日本ラウンド出場せず、決勝ラウンドのみDHで出場」、WBCが「オープン戦での調整登板の代わり」になる可能性も
週刊ポスト
世代交代へ(元横綱・大乃国)
《熾烈な相撲協会理事選》元横綱・大乃国の芝田山親方が勇退で八角理事長“一強体制”へ 2年先を見据えた次期理事長をめぐる争いも激化へ
週刊ポスト
青森県東方沖地震を受けての中国の反応は…(時事通信フォト)
《完全な失敗に終わるに違いない》最大震度6強・青森県東方沖地震、発生後の「在日中国大使館」公式Xでのポスト内容が波紋拡げる、注目される台湾総統の“対照的な対応”
NEWSポストセブン
安福久美子容疑者(69)の高場悟さんに対する”執着”が事件につながった(左:共同通信)
《名古屋主婦殺害》「あの時は振ってごめんねって会話ができるかなと…」安福久美子容疑者が美奈子さんを“土曜の昼”に襲撃したワケ…夫・悟さんが語っていた「離婚と養育費の話」
NEWSポストセブン