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飲み食いしながら正月太り対策 冬野菜とハイボールが効果的

おせちと酒で腹回りが心配な人は…(時事通信フォト)

 正月に怠惰な生活をしたせいで、体重が2~3kg増えてしまったという人も少なくないはず。そんな正月太りを解消するには、しっかり運動するのがベストだろうが、できれば楽に痩せたいというのが正直なところだ。

『あらゆる病気は歩くだけで治る!』などの著書がある東京都健康長寿医療センター研究所の青柳幸利氏はこう話す。

「代謝が上がれば、太りにくく痩せやすい体になります」

 有効なのが重要な臓器の近く、とくに肝臓などを、使い捨てカイロを貼るなどして温める方法だ。

「代謝を上げるのに効果的なのが、血液が集まる部分を温めること。例えばカイロで肝臓を温めると血行が良くなり、肝臓への血流量が増えることで基礎代謝が高まります。その場合は、肝臓のある右脇腹の少し上の部分に貼ります。また、頸動脈などが集まる首の後ろに貼るのも良いでしょう」

 同じく代謝を上げるため、親指と人差し指の股部分にある『合谷』というツボを押す健康法を推奨しているのは、東京女子医大東医療センターの渡辺尚彦・教授だ。

「合谷を毎日3回、10分間の指圧を2~3か月続けると血行がよくなり、血圧が下がります。血行がよくなるため、代謝もよくなると考えられます」

 渡辺教授によれば、「このツボを押すことで体温が1~2℃上昇する」という。厚労省が公表している「運動の基礎科学」には、「体温が1℃上昇するごとに代謝量は13%増加する」とある。

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